肖像権の向こう側
“蘇化子”
もし君がこの文字列に反応する様ならば、今すぐ本作を購入せよ。
そうである、XOneにて唐突に配信開始となったShaolin vs. Wutangの話である。
アイヤー!こりゃあ誰がどう見ても成龍!
Shaolin vs. Wutangなら何をやっても許されるのかっ
起動直後に表示されるキーアサイン画面。
このシステム起動には2分弱という異様に長い時間を要するが、
一度立ち上がれば後は気になるローディングもなくゲームを楽しめる
誤字もちらほらと見受けられるものの、ローカライズに問題はなし。
残念ながらオンライン対戦はないが、オフ要素はそこそこ充実している
いやはや、本作は功夫も肖像権もクラシック
殺人拳を振るいそうなサニーな男。
コォォォォ……な呼吸法まで楽しめてしまうぞ
キャラクタ選択後に参加動機付きプロフィールが表示される。
なんだか際どいぞオイ
ゲーム的にはベーシックな格闘ゲーム。
ただ、ジャンプや回避の良好なレスポンスに対し、打撃のレスポンスはイマイチ。
また、スティックの先行入力が効きすぎ、攻撃が化けてしまうことが多いのも難点
とはいえ難しいコマンド入力もなく操作自体は簡単。
これはアレだ、どこか見知ったキャラクタと
妙に出来のよいモーションを見て楽しむゲームなのであろう
フレームレート自体はヤバイが、モーションの出来は秀逸。
70~80年代のカンフー映画まんまなSEの数々及びBGMも、実にポイントが高い
クラシックなカンフー映画の再現を目指した本作において、
特筆すべきシステムはダイナミックブロッキングアニメーション。
これはガードをしている間、敵の攻撃に併せ
キャラクタ固有の躱しモーションを自動で取ってくれる素敵システムだ。
ただ、ガードはキー後ろ入れではなくボタンガードにしてほしかったのう
うーむ、背景の看板はさておきなんともイップな光景……
で以て、本ブログスタッフのお目当てはこちら酔八仙。
ハッキリいって、このキャラクタのために本作を購入したといっても過言ではない。
動機欄の文章が不安定なことを気にするなんて、らしくもないぜ
イラストの顔は正体をぼかし気味な感があるが、
ポリゴンモデルはこりゃダメだろう……どこをどう切ってもあの憧れの蘇化子!
アーケードモードは、クリアするとささやかなエンディングあり。
このチープさがたまらない
音量に注意せよ
肖像権の向こう側 #ShaolinvsWutang #XboxShare pic.twitter.com/SE8N6U5IVu
— enter rain (@enterrain_tw) 2020年5月21日
こちらは購入後まず試してみた師弟対決の様子。
ステージの雰囲気もいい塩梅である
30種もの流派で楽しめる、癖の強い格ゲーShaolin vs. Wutang。
現在アーリーアクセス中である続編が完成したならば、
そちらも是非にCS版を出してほしいモンだ、ウン。
今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。