おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

リターンズエディット 「ワイルド・ウェイド・チズム」

 今日2つ目の記事をUP。



 「美獣」ハーリー・レイスの主催する団体、WLW。弱小団体ながらもノアとの提携を結んでおり、ノアの所属選手の海外遠征時にはこの団体で試合することが多いようです。

 大森もこのWLWに遠征し、そのまま(ノアに)帰らぬ人となりました…。

 団体詳細が気になる方はこちらからどうぞ。


 そのWLWの王者であるワイルド・ウェイド・チズムを今回はエディット。
 ベルサイユ出身、ヘビー級のわりに身軽なファイターで、キャリアは短いながらも人気はあるようです。年齢は小橋と同じくらい。

 先日の試合では小橋にメタメタにやられてしまいましたが、技を真正面から受ける姿勢には感動させてもらいました。

 ちなみに前チャンピオンはトレバー・ローデス(現トレバー・マードック)。

ワイルド・ウェイド・チズム綺麗に色が出てないのが残念。ショボカメラめ…
パンツは白ベースに迷彩模様でグレーとブラックを配したもの。





どんな相手でも一切手抜きなしの小橋。
ボロボロにされていく現地のヒーローに、地元の子供も絶句。

Let's go Wade! Let's go Wa…
KO〜BA〜SHI!KO〜BA〜SHI!


海外のマニアな小橋ファンの歓声にかき消される、子供達の声援。





勿論見せ場はあった。

Let's go Wade! Let's go Wade!

得意技のラッシュから、必殺のサモアンドロップ炸裂!
惜しくもカウントは2。あともうひとつ、ダイビングニーが出ていたら或いは…?






その後は小橋の独壇場。
チョップを無数に叩き込まれ、チズムはグロッギーに。
全て胸を張って受け止めた姿勢は素晴らしい。

無理矢理引き起こし、ハーフネルソンスープレックスへ。
チズムは受け身を取れず、頭頂部からゴスッと垂直落下…
リングに棒のように突き刺さった。






ハーフネルソンで決まったかと思われたが、
なんとかカウント2で肩を上げたチズム。

しかし小橋のハーフネルソン2発目が待っていた。
1発目のこともあり、さすがに優しい角度(とはいえ顔面から落下)。

腕を掲げて誇示するジャパニーズ・レジェンド、グッタリ横たわる地元の英雄。
無慈悲に振り抜かれたショートレンジの剛腕。


試合終了を告げるゴングが、狭い会場に鳴り響いた。