おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

NOAH 4・2後楽園 2

メインのカードは試合前からワクワク出来た。
元全日本アジアタッグチャンピオンv.s.元GHCジュニアタッグチャンピオン。

注目は小橋に立ち向かうジュニア戦士2人…は勿論だが。

前線に残れるかどうかの節目。
菊地毅の奮闘に期待した。

案の定中盤までは一人浮いた形になってしまい、不安が募った。



もう駄目かと思われた終盤、菊地の火の玉が燃え盛った。
丸藤KENTAの2プラトンを跳ね除け、見事なヘッドシザース
孤軍奮闘ぶりに会場が沸いた。
皆菊地の踏ん張りに期待しているのだろう。




変わった形のクラッチから相手を持ち上げ、頭から落とす!
見た目のインパクトも十分な、菊地の新技だ。
数シリーズ前から使い始めた(であろう)この技。
フィニッシュホールドとして通用する威力を秘めているだろう。
(誰か技名知りませんか?)




絶対の自信を持つ必殺技「火の玉ボム」も繰り出した。
かつてこの技でライガーを破ったこともある。
高角度でKENTAを真っ逆さまに落としたが、3カウントは奪えず。
GHCジュニアヘビー級チャンピオンにはまだ余裕が。




粘った菊地の勝利を期待したファンも多かっただろう。
それだけ菊地の頑張りがダイレクトに伝わってきた。
最後は丸藤を下したロープ往復ブサイクへの膝蹴りが炸裂。
そのまま無念の3カウントを聞いた。



まだまだ戦えることをこの試合で実証した菊地毅

小橋とのタッグ復活…GHCジュニアチャンピオンKENTAへの挑戦…
そんな夢が、見てみたい。