おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

BLACK ファーストインプレッション

 ひとまず1面をプレイしました。難易度はNORMAL。

 まず言えるのは、CGが美麗なこと!
 フレームレートは高くは無いが、この絵の為なら仕方ないだろう。
 流石はクライテリオン。


 ただ絵が綺麗なだけのゲームなら沢山ある。
 BLACKの一味違う部分は、オブジェを制御する物理演算。
 なんと、配置されているオブジェのほとんどに物理演算が適用されているのだ!

 これだけの(PS2では)重い処理を施しつつ、絵と動きを両立させているとは。
 …といいつつ、これはまだ1面終了時の感想。

 冒頭の数面が異様に作りこまれているにも関わらず、後半手抜きの目立つゲームも少なくない。この調子で最後までプレイ出来るのなら、私的殿堂入りは間違いないだろう。

 というわけで、今回はこの物理エンジンと破壊出来るオブジェにスポットを。
 1面の冒頭にあるオブジェで遊んでみました。
スタート地点にある椅子。
ショットガンを手に入れ、まず目に付いたこいつをシュートしてみることにした。
撃たれた衝撃で吹っ飛びつつ壊れる椅子。
木材のパーツが1枚1枚破損していく。
最後には背もたれの枠組みが分離し、扉に立てかかった!





次の犠牲者は隣にあった机。
躊躇なくショットガンを撃ち込む。
物理法則に従い、転がる机。椅子と同じく細かく壊れていく。
足まで破壊出来たが、枠組みはどうやっても壊れず。
グレネードなら壊せるだろうか?





市街地にある看板。
撃てば勿論落ちてくる。
看板や道路標識など、オブジェには全てリアクションが用意されている。
それらを制御しているのが物理エンジンだ。





廃車発見…破壊衝動がウズウズ。
とりあえず1発タイヤにお見舞い。見事にパンクした。
ボディにも鉛玉をプレゼント。
おっと、ドアが取れるとは細かい作り。
ちなみにガラスも1枚1枚割ることが可能だ。





ちびちび壊れやがって……
この×××野郎ッ!!!!
大爆発するオブジェも多数用意されている。
この爆発に敵をうまく巻き込めば、戦況を有利に運べるだろう。



こんな感じで、まさに破壊したい放題のナイスなゲームに仕上がってます!
残弾数を特に気にせず撃ちまくれるのも、ゲーム性とフィットしてていい感じ。


全ステージクリアしてやりこんだら、改めて感想を書きます。
とりあえず現時点では非常に好印象!
これが4800円(税抜き)なんて、素敵すぎます。