おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

2D格闘は死なない

 突発的に2D格闘ゲームがやりたくなりましてね。

 私は生粋のCAPCOM派(マイベスト2D格闘は「STREET FIGHTER III 3rd STRIKE」)。
 SNKは言わば「敵」とも形容出来るんですが、ライバルあっての健全な市場。
 どちらかだけを嗜むのもどうかと思い、2本の2D格ゲーを購入しました。
 本来ならばコンシューマ2D格闘最新作である「北斗の拳」をやるべきなんでしょうが。
 どうも……私はアークシステムワークスの作品が合わないようです。
 システムやスピード感はなるほどいい感じだとは思うのですが、全体的なデザインが……。
 PlayStationで発売されたギルティギア1作目は好きだったんですけどね。

 そんなわけで、今回購入したのはこの2本!


 まず写真左は、以前ブログで紹介した「STREET FIGHTER ZERO Fighter's Generation」。
 正直ZEROシリーズには深い思い入れも無いのですが、購入動機は隠しモードにあり!
 「HYPER STREET FIGHTER ZERO」なんてものがコッソリ収録されてるんですよ。

 HYPERって冠だけでなんだかスゴイ感じがしますが、実際これがスゴイ!
 なんと、ZEROからZERO3までの作品ごとのキャラクタが全て使えるんです!
 なので、ZEROのリュウv.s.ZERO3のリュウ……なんて対戦も可能。

 さらにさらに、隠しモードの中に隠しISMまであるからビックリ。
 隠しISMは全部で4つあり、そのどれもが特徴的でユニークなものばかり。
 あるISMはブロッキング使用可能、またあるISMはキャラがマヴカプ風に!
 そしてあるISMはモーションや判定等がストII'準拠になってしまうという凄まじさ!
 こりゃ一生モンですよ!

 オマケにこれまた隠しでカラーEDITもあったりと、末永く遊べること間違いなしです。
 ちなみにHYPERだけじゃなく、ZERO3アッパーの完成度も非常に高いことを追記しておきます。
 CAPCOM派な方は買って間違いないですよ!
 ……って、もう買ってますよね。



 次に写真右は「THE KING OF FIGHTERS XI」。
 私の知らぬ間に11作目を迎えていたんですね。

 久々にKOFをやってみたのですが、知ってるキャラクタが少なくてビックリ。
 しかもなんだか線の細いキャラクタが多くてプレイ意欲が見る見る減少していきます……。

 しか〜し!
 本作には隠しキャラとして我らがギース様がいらっしゃるということだ!
 彼が使えるならば、あとはどうでもいい!暴言だろうけど!

 早速トレーニングモードでギース様の感触を確かめてみることにしました。
 ……隠しオープンの条件にてこずったのは内緒。

 まず烈風拳は飛び道具じゃないタイプ。
 各種当て身投げ+一通りの技は揃っていて安心です。
 必殺技もレイジングストーム羅生門+潜在にレイジング強化版とデッドリーレイヴで文句なし!

 さて、KOF XIの特徴としてスーパーキャンセル(SC)やドリームキャンセル(DC)なんてシステムがあります。どんなものか試してみましたが、これがなかなか爽快でして。

 邪影拳(SC)→羅生門(DC)→デッドリーレイヴ

 こんなとんでもないコンボが成立してしまうわけですよ。
 勿論条件は厳しいですが、決まれば一撃必殺な威力を誇ります。


 そんな感じで、早速友人とKOF XIで対戦をしてみました。
 ……最終的には、何故か桃子というキャラ同士でいかに屈辱的にKOするかという不毛な闘いに。
 いや、このキャラはダメでしょ。


 ちなみに本作、コンシューマのみの追加隠しキャラ14人(!)、カラーEDIT等も完備。
 アーケードでバランスに疑問を抱いた方でも、バランス調整されたアレンジモードまであります!
 SNK好きの方は、買っておくべき1本だと思いますよ。
 ……って、とっくに買ってますか(笑)。



 あ、ファーレンハイト開封してないや……