おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

8時だヨ!Trials HD

街を歩けば、暑さに心をやられた者たちの罵声飛び交う修羅の国だ。

自動車ドライバーと怒鳴りあう自転車の男。
ブツブツと物騒な言葉を呟きながら歩く猫背の女。
どや顔で歩き煙草を満喫する、量産型ヘアスタイルの学生たち。

そんな現実から目を背けつつ、メタTの男はi podの音量をまた少し上げた。
そうして他人の好奇の目を掻い潜りつつ、とぼとぼと家路を急ぐのである。

さて、本日はXBLAの傑作 「Trials HD」 にて作成したコースを紹介しよう。
まずは本作を知らぬという方の為に、簡単に説明をしてみようではないか。

Trials HDは、バイクに搭乗したライダーを操作し、障害を乗り越えてゴールを目指すゲームである。
描画は3Dながら移動軸は2D、基本操作はアクセル・ブレーキ・重心移動の3つのみであり、実に単純明快。
だからこそタイムアタックも非常に熱くなれる、マストバイと言える作品なのだ。





そして、さらに熱に拍車をかけるのが本作のコースクリエイト機能。
用意されたパーツを自由に組み合わせ、オリジナルコースを自在に作成可能なのだ。
クリエイト機能に目が無い本ブログスタッフとしては、この一点のみで購入確定というわけである。





では早速、カメラの機嫌が良い内に写真を数点見ていただこう。



スタート地点は高層ビルの屋上。
写真右にぼんやりと見えるビルへと飛び移る所から、本コースははじまるのである




いくつかのビルを飛び移り駆け抜けた後、待ち受けるのはビルからのダイブ。
落下後着地に成功すれば先へ進めるが、下の幌っぽい物を利用してプロジェクトAごっこを楽しむのもいいだろう




地上到着後も難関は続く。
袋小路にあるこの木材を足掛かりに、隣の民家の屋根にジャンプ




画面奥から突然無人の車が音も無く走って来た。
即座に対応出来なければ、ご覧の有様というわけである




それでも走り続けたなら、とある平屋を駆け抜ける場面に辿り着く。
パーツの種類不足により不完全再現ではあるが、どうやらあの家の玄関のようだ




玄関から侵入し、キッチン・箪笥・テーブルのお馴染み3点セットを確認。
キッチンの蛇口からは水が流れているといった小ネタも仕込んである




迷わずテーブル上を走行、破壊!
パーツ毎に物理ステータスを設定出来るのが、本作のクリエイト機能の目玉のひとつ




油断していると、いかりや邸の古典的なトラップに掛かってしまう。
あえて引っ掛かって楽しむという無駄な遊び方もまた良い




壁を突き破り、和式便所を通過し、いかりや邸を無事走破。
ゴールは目前である……ここでカスタムサントラを使用し、盆回りを流せばパーフェクト







まもなく発売される 「HALO:REACH」 も、フォージワールドという強力なクリエイト機能が搭載されている。
あの世界観でいかりや邸……おぉ ―― この胸の高鳴りを、どう抑えようか。