おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

WWE 2K18 - 盟主の帰還

4年ぶりのDeeper Cutカテゴリにて、再び盟主が蘇る。
本日は、前回のモデルをベースとして作成した三沢光晴'08モデルを紹介させていただこう。



そうである、今日記事をUPすることに意義があるのである




まずは完成までの顛末を。

こちらはWWE 2K18購入後間もない時期に作成した、三沢1号。
デフォルトヘッドをベースに使用しており無難な仕上がりだが、
この頭部はモーフィングで頬を大きく膨らませることができないため、少々物足りなさが残る




三沢1号をベースに'09版を目指したのがこの三沢2号(没モデル)。
体格の大幅な見直しに加え頭髪もやや散らかり気味に仕上げたが、
いかんせんベースの顔が若すぎてアンバランスな印象となってしまった




思い切って頭部のテンプレートから変更し、いちからモーフィングの見直したのが、この三沢3号。
目の隈や唇の色も弄り、ひと目で体調の悪そうな雰囲気を目指した。

こうして静止画で見るとなかなかどうして悪くないものの、
リング上ではヘアスタイルの影響で頭部が過剰に丸く見えてしまうのが難点である




彼是模索し、最終的に辿り着いたのがこのヘアスタイル。
カスタムイメージでフェイスラインを補ってはいるが、ようやく理想に近づいたか否か。

'09モデルから少しばかり困憊っぷりを和らげ、
やや体調の回復したこのモデルは、'08版として作成させることに。
こうして、今回のメインモデルである三沢4号は完成したのであった




'08辺りの独特のミサワノーズの形状を再現すべく、カスタムイメージを作成して補強。
やや乱れた前髪は、デフォルトのデザインを使用して再現した。

なお、左右の目の虹彩の色味が違う、いわゆるオッドアイ状態になっているのは故意。
右目よりやや開き気味の左目の虹彩をあえて明るくすることにより、
なんだかいっぱいいっぱいな表情を隠し味的に演出しているのである


具体例




没の2号を除いた3体を並べたものがこちら。
OVERALLにも地味なこだわり




バストアップの集合画像。
こうして比較すると、三沢1号はいわゆる綺麗なジャイアン状態に見えてしまう




さて、ここからは三沢4号こと'08版三沢モデルを使用し、全盛期版とのムーヴの差異を見ていくとしよう。

まずは試合序盤に放つドロップキック。
この技で自身の仕上がり具合を確認するのが三沢流であるが、
'08版は全盛期版と比較し高度の低いものに挿げ替えた




セントーンで重みの増した体を浴びせる。
三沢1号時はVertical Leap Senton Bombで高度のあるセントーンを豪快に決めていたが、
あからさまに体調の悪そうな'08モデルでは、この技をRunning Senton 2に変更した




得意技であるミサイルキックは、セカンドロープからの低空飛行。
もはやトップロープに登る体力すら無駄にはできないのだ




セカンドロープからのダイビングボディプレス。
トップロープからのダイブよりも威力は落ちるものの、
増加したウェイトによりそのマイナス分を補えているのではなかろうか




新録されたエメラルドフロウジョンはあえて使わず、Greetings From Asbury Parkを。
この技は不安定エメラルドとして使用できる他、キャリーシステムにも対応しているので、
溜めを作っておいての型崩れフロウジョンなんて演出も可能なのだ




かっちりと決めたい場合は相手をコーナーに据え、抱え上げる労力を排した省エネフロウジョン。
代用にはSuper Powerslamが適しているだろう




主力武器は、プロレス界随一の破壊力を誇るエルボーバット。
飛んだり跳ねたり抱えたりの厳しい'08版三沢は、このエルボーで試合の約8割を組み立てる必要に迫られる




各種エルボーに加え、形振り構わぬ馬乗りエルボーまで。
馬乗りエルボーにはMounted Punches 4を使用しているが、
この系統の技は仕掛けるサイドにより繰り出す腕が変化するため、惨事になる前にソロで確認しておくべし




それでも粘る相手には、禁断の尻餅状態へのエルボー。
残念ながら、システム上サモア・ジョー戦の様に後頭部に決めることはできないが、
こうして側頭部に入れるだけでも説得力は十分である




ありがとう、三沢さん




今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。