おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

天に代わって

 時代物のゲームが純粋に好きだ。細かく時代考証出来るほど詳しくもないし、そこまで突っ込むのは野暮ってものだろう。

 私のその手の知識はホントに乏しく、民放の時代劇で見た程度の怪しい知識しか持ち合わせていない。要は、時代劇の主人公になり切って楽しませてくれれば、そのゲームは合格!なのだ。
 勿論最低限の時代考証はしておいて欲しいけど。


 さて、そんな私に新作の時代劇ゲームの情報が流れ込んできた。これまでも色々と楽しんできたけど(天誅・侍・剣豪など…)、このソフトがまずビックリさせてくれたのは、レーティングが18歳以上推奨ということ!

 もしかして入浴シーンや帯ぐるぐるシーン、それともリアルな花魁による過激なシーンでもあるのかな?なんて間違えまくった思考を展開してたんだけど、どうやらそっち方面とは真逆に位置するものだったようで…いや、私としてはそうこなけりゃ、このひん曲がったアンテナには引っ掛からないんですがね、ひひ。

 くだらぬ話で引っ張りましたが、そのタイトルは「必殺裏稼業」(GENKI)。  これまでに発売されてきた時代劇物を凌駕するリアルタッチ!その劇中の展開もどこかで見たようなシーンが多そうな気配。江戸時代を舞台にした、昼は医者…夜は裏稼業人というなんだかデジャ・ヴな設定の主人公を操り、悪人を仕置きしていく1話完結式のゲームとのこと。

 全編フルボイスってのもスゴイけど、登場人物の一人の声優に京本政樹を起用っていうのがもうツボ!笑うしかない。

 気になる本作、新たに公開されたムービーを見たんだけど、この必殺シーンは…時代劇版MANHUNTですか?
 頭やこめかみに深々と突き刺す獲物、喉元に食い込む凶器。刀で脊椎をブッスリと突き刺すは血はぴゅーぴゅー出るは、もうやりたい放題!
 MANHUNTと違って頭部欠損表現が無さそうのが残念…いや、救いかな。

 血生臭さをも感じさせてくれるリアル時代劇ゲーム「必殺裏稼業」!要チェックだ。


 新ムービーはGAME Watchさんのこちらのページでダウンロード可能。気になる方は見てみて!