おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

このリングに、必ず……!

 小橋建太選手の力強いあいさつに、胸を打たれました。
 NOAH12.10武道館。
 小橋はきっと……いや、必ず帰ってきます!


 試合も1試合目からメインまで見所満載、大満足の興行でした。


#つづきには試合結果のネタバレが含まれます。注意!  GHCジュニアタッグ戦は正直期待ハズレ。
 両者が噛み合わず、ブツ切れな試合となってしまいました。
 正田デストロイをはじめ各レスラーの得意技は出たんですが……う〜ん。

 試合後の杉浦・金丸のアピールが全てを物語りましたか。



 田上軍 vs.ブードゥーや秋山・橋 vs.斉藤・谷口は、想像以上の熱戦でした。
 特に秋山の橋へのゲキは思わず拍手してしまいました(笑)。

 しかし谷口がゴリラーマンドライバーまでキックアウトするとは……
 形が崩れ気味だったとはいえ、驚きました。

 橋は課題がてんこ盛りですね……。



 そしてメインのGHCヘビー。

 序盤からしつこい膝攻めを食らい、かなりのダメージを負った三沢。
 エルボーを打つ際の軸足ということもあり、うまい狙いでした。

 中盤から終盤にかけての大技の応酬は圧巻!
 三沢のフィニッシュホールドを次々クリアする丸藤。
 トラースキックを軸に三沢を追い詰め、あと一歩。

 しかしポールシフトは不発に終わり……

 熱い試合でした。
 次期GHC戦が非常に楽しみです!



▼ オマケ

潮崎が最近得意技としているローリング袈裟斬りチョップ。
小橋のそれとは違い、逆袈裟ではなく袈裟斬りを打ち込んでいく(写真はローリング掌底)。




掟破りの田上のジョン・ウーで、SUWAはコーナーまで吹っ飛んだ。
試合後に引退を口にしたが、その真相は……?




花道の際でその場ジャンプ、断崖不知火敢行!
三沢は場外マットに後頭部をしたたか打ち付けた。
重い三沢に不知火改を完璧な形で決めて見せた。
しかし三沢はこれをクリアし、怒涛の反撃がはじまるのだった……。




変形エメラルド、雪崩式タイガースープレックス’85、タイガードライバー’91。
三沢の大技構成をなんとか返して見せた丸藤だったが……




雪崩式で放たれたエメラルド・フロウジョンを返す力は、丸藤には残っていなかった。
三沢が第11代GHC王者となった瞬間だった。