おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

GOD OF WAR II

 序盤からエログロ両面で国内じゃ無理だろ!っていう表現の連発。
 過度な残酷描写から性交隠喩までてんこ盛りです。

 もしローカライズされるならどの程度まで規制されてしまうのか、興味がありますね。
 購入してから少しずつ進めてます。
 今日はバーバリアンハンマーを入手し、ちょっと進んだところでセーブして終了。
 なんとも私好みな武器につい笑みが零れます……ひひ。

クレイトスの手には巨大な棘付きハンマー!
重々しいモーションで敵を文字通り叩き潰すのだ。

 さて、せっかくなので簡単なインプレッションを書いておきます。

 操作性は前作に引き続き良好。
 攻撃モーション中いつでもキャンセル回避動作可能なので、戦闘の自由度が高いです。
 ただ、特殊攻撃モーションはキャンセル不可なので、使いどころを見極める必要があります。

 グラフィックに関しては前作同様文句無しに美麗です。
 なによりPS2という旧世代ハードでこれだけの絵を出せるという事自体が驚異。
 下手な新世代ハードの作品を上回っていると言っても過言ではないです。

 前作でも話題になった残虐描写はさらに深化。
 クレイトスだからこそ許せるmanhunt真っ青な演出に溢れてます。
 ただ、ある種芸術性を伴っていると感じさせてくれるので、嫌悪感はありません。

 芸術性と言えば、性別が雌のクリーチャーに関しては包み隠さず乳房を描写してます。
 実に自然な表現なので、変な感じは全くありません。
 国内版が出るとすればまず規制されてしまうでしょうね……非常に残念です。

 まだ序盤〜中盤辺りと思われるので総評は出せませんが、現時点では傑作と言えます。
 前作の正統進化作品なので、前作が気に入った方なら問題なく楽しめるでしょう。
 付け加えれば、IIをプレイするなら是非前作から……とやんわり押し付けたいところです(笑)。

 ハード末期にしてPS2を代表する1本に名を刻むこと間違いなし、「GOD OF WAR II」。
 国内へローカライズされることを祈ってます。



 さて、続編は既にPS3で発売すると発表されてます。
 私がPS3を買うとすれば「GOD OF WAR III」発売の頃かも知れません。
 リージョンフリーですし……ね。