おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

king of loss

 おりゃーーーーーーーーーーー!もう8月突入だよ!
 お盆前の殺人スケジュールで心身ともに壊れ気味!
 でもプライベートもある程度充実してるので、今の状態がベストに近い……のかな……?

 いやいや、今のところ 仕事:プライベート が8:2くらい。
 せめて6:4くらいになってくれたらなぁ……

 そんなこんなで少しずつ蓄積されるのはストレス。
 先月もCDとゲームソフトを気付けばいい感じに買いすぎてます(笑)。
 買い物はストレス発散に持って来いだね。


見よ、衝動買いを含めた購入ソフト群を!
ウルトラマンのベスト2枚にオブリビオンと北米版デッドライジングの計4本。



▼ ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth

 ファイティングエボリューション(以下FE)シリーズ最終作らしい本作。前作にあたるFE3がウルトラマンゲームとしてほぼ完璧な内容だっただけに、FERはかなり挑戦的な作品となっている。

 まず、ウルトラマンの造形が根本から違う。前作ではテレビ放送を意識し着ぐるみ感をうまく再現していたが、FERではウルトラマンを実在する生命体として……スーツではなく肌としてあのボディを描いているのだ。盛り上がった筋肉。関節付近にスーツ皺など勿論存在しない。


#続きには一部グロテスクなゲーム画面が含まれてます。苦手な方は注意!


 登場怪獣もオリジナル多数、ストーリーは完全新規書き下ろし。ウルトラマンを知り尽くしたマニアな方でも新鮮な気持ちで楽しめる……というのは素晴らしい。

 特筆すべきはそれだけにあらず、そのCGはウルトラマンゲーで頂点を極める美麗さ!非常に大きく映し出されるウルトラマンや怪獣は勿論、背景も目を見張る美しさ(PS2の性能的に)。そしてそれら美麗キャラクタが繰り出す必殺技はこれまた……超解釈された既存の技が、とんでもないド派手演出で放たれるのだ!まさにリバース!ウルトラマン、転生!

 逆に悪い点も多数存在するのが本作の辛いところ。まず、テレビ放送のウルトラマンからイメージがずれすぎている点。従来のファンの評価が分かれそうな感じがした。
 次に、高い難易度。これは事前情報である程度覚悟していたのだが、その覚悟を軽く上回ってくれた(笑)。いや、難しいよコレ!タコ殴りにされてあっという間にやられてしまう。慣れればそこそこ闘えるようになるんだろうけど、これは初見で挫折するユーザーも出てしまうかも?何故にここまで難易度を高くしたのだろう……。
 もうひとつ、スキップ出来ないデモシーンと必殺技。私のような下手っぴは何度も同じステージを繰り返してしまうもの。だのに、挿入されるシーンはカット不可能。必殺技に至っては、はじめのうちはその大迫力に圧倒されて感心するのだけど、数回も見ればどんなに凄くても見飽きてくるのは仕方がないこと。カット割も変化ないし。しかもどの必殺技も演出が長くて……酷い奴だと数分だよ?FF7のナイツオブラウンドを頻繁に見せられる感じだよ?うわーん!

 というわけで、長所短所の混在するFERだけど、個人的にはオススメ。ウルトラマンが爆発して死ぬ場面を見れるのはFERだけだし(笑)。FE3と一緒に買うといい感じに楽しめるかと。あ、ついでにKAZeのウルトラマンも是非……(笑)。


▼ ウルトラマン Fighting Evolution 3

 ついにウルトラマン80を出現させたのだっ!まったくどれだけ条件がキツイんだ……。とはいえ苦労しただけのことはあり、やっぱり80はいいね!懐かしくてちょっとウルウルしてしまった。

ウルトラマン80が、懐かしいSEで登場!主題歌も流れるのだ!
ウルトラ兄弟内唯一の赤モヒカンにバックルと、一風変わった外見が興味をそそるね。


 プレイはじめは否定的な意見が先行したFE3だけど、気付けばすっかりお気に入り作品に。コレ、かなり素敵な作品だよ。操作はいい意味で大味で簡単だし、演出もテレビ版準拠で再現度高し。私の知らないマニアックな技まで隠しで用意てあったりと、まさにウルトラマンゲー集大成と言える完成度を誇っている。

 ウルトラマンの造形もまた見事で、不恰好なエースの体型までも完全再現してあるのには感心しきり。背景はポリゴン感が高くちゃちいが、逆にそれがショボイ特撮のセットのように見えて一石二鳥状態。いや、これもきっと計算のうちなんだろう。

頭部大きめのマン、一番好きだったセブン……造形は文句なしだ。
平成のウルトラマンも数体登場するぞ。全然知らないけどね……


 これだけの登場キャラクタだけでも楽しめるFE3だけど、忘れちゃならないのがウルトラモード。各作品のいいトコ取りのストーリーモードだ。懐かしい演出が事細かに設定されており、マニアであるほど楽しめるモードになっている。ちょっと難しいけどね。

PS2でこれだけの作品を創り上げたことに最大の賛辞を送りたい。
次回作があるなら、是非とも次世代機で実写さながらのウルトラマンを期待したいところだ。



▼ デッドライジング(北米版)

 ほら、君はプラチナコレクションで買ったデッドライジング積んでるだろ?なんで買ったの?そう言われると辛いんだけどね。近所の店に普通に陳列してあったのよ。で、衝動買い(笑)。だって、国内版は規制されすぎててやる気が失せたんだもの!頭潰れない、手足ちぎれない。これだけでも致命的。
 きっとこの北米版で一気に進むよ!セーブデータは国内版と共有みたいだしね。……まだ未開封だけど……(笑)。


▼ The Elder Scrolls IV オブリビオン

 最近一番時間を割いてプレイしてるのがこのオブリビオン。どこまでも自由でどこまでも深く広く果てしない……ほら、これがRPGだよ!

 海辺の蟹とかばかり相手にしててもダメだ、一応メインクエストも進めねばなぁと思い立ち、重い腰を上げた。ちょっと話を進め始めると、もうすっかり惹き込まれてしまって。まだすごい低レベルなのに、こんなトコ来ていいのか?なんて場所に突入したり。

 で、今日はオブリビオンの門をひとつ閉じてやろう!と自己目標。いざ門を潜ると、そこは異世界……っていうか、地獄!?敵強いよ!帰りたい!そう思いつつ、なんとか門を閉じる為の場所に辿り着いたのだ。その上階で扉を開いた瞬間に、デンジャラスな光景が……

ちょっと!死体ぶら下がってますけど!
ちなみに調べればゴールドを獲得出来たりするという……(笑)


 うひゃーーー!ナイス描写!コレだけの死体描写で規制無しなのね!感動しちゃった!この分ならDarknessもそのままイケるんじゃないの?

 この後無事門を閉じることに成功。鍵を持っているはずの番人が転落死したりと、普通のRPGではあり得ないアクシデントがあったりして、存分に笑えました。オブリビオン最高だよ!

 よくぞこれだけのものを創ったものだ……開発者に惜しみない拍手を!

 あと、翻訳してくれたSPIKEにも拍手を!