おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

偏食ゲーム情報局 Vol.2

君、最近妙に浮き足立ってはおらぬか。
実は、我がブログスタッフも同様の心理状態に悩まされていたのだが、その原因を突き止めることに成功した。
そうである、E3開催が近づいているのである!

今回は、そんなE3の膨大な情報に流されてしまう前に、
本ブログ注目のCO-OP対応ゲームを紹介させていただこう。

▼異彩を放つデベロッパーDouble Fineの手掛けるハイブリッドTPS 「Trenched」
 メタルマニア必携の怪作「Brutal Legend」にて頭角を現したDouble Fine。
 Brutal Legend2への期待が高まったが、残念ながら(実に残念ながら!)企画がお流れに。
 以降、奴らはDL専売の比較的小粒なゲーム市場へと照準を定めたのであった。

 そんなDouble Fineの最新作「Trenched」であるが、なんという奇跡か……まさかの国内配信決定の報!
 実際に配信が開始されるまでは予断を許さぬものの、いやはや嬉しいニュースである。

主軸となるTPSにタワーディフェンスRPGの要素を加えた、Double Fineならではの意欲作。
DL専売タイトルながら、トレイラーからはそのクオリティの高さが窺える


気になる配信日は6月22日、オンラインCO-OPプレイヤー数は最大4人。
さあ君も今のうちにMSPを補充しておくのだ!

こちらはDouble Fineの傑作「Brutal Legend」(国内未発売)。
どこをどう切り取ってもメタルジャケットを髣髴とさせるオープンワールド「Brutal Land」にて、
ジャック・ブラック扮するエディ・リグスを操り、メタルの力で世界を救うのだ。
なお本作は、単純な爽快アクションを想起させるトレイラーに反し、ほとんどのボス戦はアクション+RTSで行われる為、
発売当初はユーザーの勘違いによる混乱もあったお騒がせタイトルでもある。

Double Fineよ、私はまだBrutal Legend2を諦めてはおらぬぞ……!




▼近接戦闘がメインの、リアリティを重視した作りが話題を呼ぶFPS 「Dead Island」
 Dead Risingのコンセプトは好みだが、ゾンビとの戦闘に生々しさとシリアスさが欠如している!
 そう感じていた君に朗報である……とりあえずこのプレイ動画を見よ!

Left 4 Deadでも表現しきれなかった、ゾンビとの近接戦闘をどこまで描けるかに期待の掛かる本作。
ゾンビの存在感や生っぽいモーションは好みだが、願わくばこう……モツをしっかりと描写していただきたい。
つまるところ、光り物で腹部を裂けばデロロっと飛び出して欲しいのである


 ゾンビを題材としたゲームでの我が理想を、これまでで最も満たしてくれているであろうDead Island。
 気になる発売日は年内予定、オンラインCO-OPプレイヤー数は最大4人とのこと。

 想像してみて欲しい。
 南国のリゾート地を舞台としたオープンワールドにて、得物を携えた4人組が1台のバンに乗り込み、
 立ち塞がるゾンビを狩りつつ物資を収集し生き抜くさまを。
 興味の出ない者などおらぬであろう!

 ひとつだけ気になる点を挙げるとすれば、北米流通販売をスクウェア・エニックスが担当することである。
 国内版は発売されるのか……また、よしんば発売されたとしても、規制がどうなるものか……



▼海外より逆輸入、その真価や如何に 「Earth Defense Force: Insect Armageddon」
 地球防衛軍3が発売されてから早数年。
 もはやシリーズは終焉を迎えてしまうのか……と諦めムードが漂っていた矢先、
 ようやくにも発表されたのが「Earth Defense Force: Insect Armageddon」である。

 本作は、シリーズ通してのデベロッパーであるサンドロットは監修に留まり、
 開発を海外のスタジオに委託する形となったようだ。

開発チームこそ違えど、動画からは地球防衛軍のエッセンスが確かに感じ取れる。
チープな特撮っぽさが味だった前作までとは違い海外風の味付けとなっているが、ディープなファンの目にはどう映るのか


 気になる発売日は7月7日、オンラインCO-OPプレイヤー数はキャンペーンが最大3人、サバイバルはなんと最大6人!
 また、オフでもシリーズ恒例の画面分割CO-OP(最大2人)が用意されているので、オフ専の君も安心せよ。

 とにかく膨大な数の武器蒐集だけでも長く遊べそうな本作。
 CO-OPでの連携要素がどれほどのものか、続報が気になるところである。
 なお、オリジナルの開発元であるサンドロットの手掛ける「地球防衛軍4」も、既に開発中とのことだ。
 EDF: IAはあくまで外伝的位置付けのようだが、ファンならばプレイするのが義務であろう!




というわけで、今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。


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