おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

MASS EFFECT 3 10.9 バランスチェンジ

シオンの砲撃による瞬殺。
プラエトリアン頭を丸齧り。
支配されたアボミネーションと共に盛大に爆死……だがしかし、この厳しさこそコレクター!

そうである、MASS EFFECT 3: Retaliationの話である。

敵勢力追加という巨大な要素を軸に、多数の追加変更の行われたME3マルチプレイヤーモード。
今回は10月9日に行われたバランスチェンジ情報に加え、
新規追加されたキャラクタのひとつ「ヴォルスアデプト」の簡単なインプレッションを書き流してみよう。


▼新たなる武器用MODの追加
  アサルトライフルサーマルスコープ
  アサルトライフルハイベロシティバレル
  ショットガンオムニブレード
  ショットガンハイベロシティバレル
  スナイパーライフルサーマルスコープ
  スナイパーライフルハイベロシティバレル
  ピストルヘビーバレル
    今回追加されたバレルは貫通モジュールと併用できるため、アーマーに対して驚異のダメージを叩き出しそうだ。
    いよいよ実装されたサーマルスコープは、壁や煙を透過して敵を捉えることのできる逸品。
    さっそくサンドストームのファイアベース: ダガーに持ち込んで試してみたいところである


▼シンギュラリティ パワー
  基本持続時間 25秒 → 8秒 (10.2バランスチェンジでのミス)

▼クライオ爆発パワーコンボ
  ・バイオティック爆発やテックバースト同様、敵へのとどめ以外でも爆発が発生するよう変更
  ・起爆するには、対象が完全に凍っている必要がある
  ・ダメージ [50-125] → [75-200]
  ・効果半径 [3m-5m] → [2m-4m]

▼ファイア爆発パワーコンボ
  ・バイオティック爆発やテックバースト同様、敵へのとどめ以外でも爆発が発生するよう変更
  ・効果半径 [3m-6m] → [2m-4m]
  ・ダメージ [150-375] → [100-250]
  ・DOTダメージ [20-50] → [12.5-31.25]
    これまでは発生条件の厳しかったパワーコンボ2種が、今回の変更でお手軽に起爆できるように!
    これらのパワーコンボを駆使し、強化され続ける敵勢力になんとか対抗したいところだ


バグフィックス
  ・新しいキャラクタカードが無制限にドロップするのを修正
  ・未発表クラスのデータが表示されないよう修正

▼Retaliationに含まれている追加変更及びパッチノートの記載漏れ
  ・ゲスパイロがダウン中のプレイヤーをストンプキルするよう修正
  ・マローダーがダウン中のプレイヤーをストンプキルするよう修正
  ・アトラスの動きが速くなる
  ・アトラスのロケット弾に、プレイヤーのシールドリチャージを短時間妨げる能力を追加
  ・ゲスプライムのドローンがプレイヤーを攻撃するよう変更
  ・ファイアベース: ホワイトとグレーシャーのマップレイアウトを変更
  ・ゲスボマー追加に伴い、ゲスのWAVE毎の出現エネミー構成を調整
  ・ドラグーン追加に伴い、サーベラスのWAVE毎の出現エネミー構成を調整
  ・ロビーでの武器表示に希少性を表す枠を追加
  ・最後に購入したパックの内容を再確認できるよう変更
  ・消耗品に効果の詳細を表示するよう変更
  ・デストロイヤーのミサイルランチャーの名称を、キルログを含め「ホークミサイルランチャー」に変更
  ・ロビーにて4人中3人が準備完了となった場合、20秒のゲーム開始カウントダウンがはじまるよう変更
  ・昇進させてもキャラクタの名前と武器装備及び容姿がリセットされないよう変更
   -また、昇進後はアビリティポイントが完全に割り振られていない状態になるよう変更
  ・カーネージがファイア爆発のセットアップに使用できるよう変更
    「こうなればいいのに」と考えていた点はほぼ変更修正されており、もはや感謝の言葉しか思い浮かばず。
    MASS EFFECT 3マルチプレイヤーモードは、Ver.2.0といえるほどの進化を果たしたのだ




唐突であるが、前回のイベント「Operation: Overdrive」の特殊報酬報告。
ほしいものほど手には入らないものなのだ……今はこのヴァリアントVIIを楽しむとしよう



さて最後に、新規追加されたキャラクタのひとつ「ヴォルスアデプト」に軽く触れておこう。
バイオティックゴッド、ME3MPに堂々降臨!

▼カバー動作なし
  ヴォルスは遮蔽物とほぼ同程度の低身長のため、愛らしいローリング回避動作はあるもののカバー動作はなし。
  カバーがないので遮蔽物や段差を乗り越えることができず、マップによっては立ち回りに大きな制限が発生する。
  しかし何より残念なのは、カバーがないためにその御尊顔を正面から見ることができないことであろう……

▼近接攻撃もなし
  非戦闘種族というヴォルスの設定はしっかりと守られており、
  近接攻撃を行えない代わりに、弱近接/強近接にそれぞれタクティカルクローク/バリア展開が割り振られている。
  これらはアビリティ扱いではないため、特にクロークはお手軽かつ非常に重要な特殊動作となっているのだ。
  一方バリアは味方を巻き込んでのシールド修復及びダメージ軽減が可能なので、
  使いどころが難しいもののこれまた有用な特殊動作といえよう

▼固有アビリティ
  ヴォルスアデプトに実装された固有アビリティ「バイオティックオーブ」。
  これは、発動すると胴の周りに3つ(ビルドによっては4つまで増加)のオーブが回転待機し、
  ひとつずつ任意に射出することのできるという面白い性能を持ったアビリティだ。
  また、説明文によればアーマー/バリアに対し特効性があるようなので、どれほどのものか要検証である。

  バイオティックオーブは、持ち合わせているステーシスと組み合わせ自力でバイオティック爆発を起こすことも可能。
  その威力は低めだが、バイオティックゴッドを名乗るからにはパワーコンボを積極的に狙っていきたいところだ



今回追加されたキャラクタは「トゥーリアンハヴォック」「トゥーリアンゴースト」
「「ヴォルスアデプト」「ヴォルス」の4種(ヴォルス2種はなんとウルトラレア枠!)。
いずれも癖が強く面白い仕上がりとなっているが、中でもサプライズだったのはこのヴォルスアデプトであろう。
そうである、MASS EFFECT 2に登場したあのバイオティックゴッドが、ついに君の手で操れるのである!



バイオティックオーブがヴォルスの胴回りを旋回。
ステーシスからのバイオティックオーブで、多数の敵を爆発に巻き込んでやるのだ



見よ、神々しきバイオティックゴッドの御姿を!
初期ヘルス150という驚異の低耐久力……コレクターを相手に、君は生き延びることができるか



MASS EFFECT 3: Retaliationの圧倒的なコンテンツを目の当たりにし、
またしても銀河戦争最前線へと舞い戻ってしまった本ブログスタッフ。
強化された既存敵勢力、篭りの蔓延していたマップのリファイン、新規実装されたチャレンジ……
もはやCO-OPゲー最強のひとつといっても過言ではない!

さあ君も今すぐN7に入隊し、コレクターの洗礼を受けるのだ。
私の背中は、君に預けよう!


今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。