おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

WWE '13 鬼神苦肉の策 + 狂神と呼ばれたライガー ほか

どうせ割れてしまうのだ……窓ガラスがないのならば、窓枠のみの状態で仕上げてしまえばいい。

そうである、FARCRY3の話である。

進化も退化も大きい新エディタにようやく慣れ、自在に動かせるようになって数日。
あの家は上記の開き直りによりほぼ完成し、現在は街並みをどう構築するか思案中といったところである。
なんとかマルチでの使用に耐え得るマップに仕上げたいところであるが、これがなかなかに難しく……



さて。



今回は、前回の予告どおり残り2体の鬼神を紹介。
ウィッグ一体化の獣神マスクを着用している現獣神が、はたしてどのように鬼神と化したのか……
早速ご覧いただこうではないか。



まずは、今年6月に突如降臨した最新版鬼神ライガーをご覧いただこう。
さて、こちらが入場時のコスチュームである……と、君。
噴飯画質を気にするなんて、らしくもないぜ。

角度により表情が微妙に変化するパールカラーを再現するのは非常に困難であり、
最終的には全体に白っぽい純真さを感じさせる謎の仕上がりとなってしまった




タイチに角を全てもぎ取られ、屈辱のパフォーマンスを目の当たりにしたライガー
とどめとばかりに引き裂かれたマスクの奥から覗いたのは、
柳生博似のリバプールフェイスではなく、過去2度しか現れていない鬼神のそれであった――

本鬼神の顔面構築に費やしたカスタムロゴは2枚。
まず下地に、メイク全般と破れたマスクの下顎及び左右の部分を1枚で。
もう1枚は、額部分に引っ張り上げられた目から鼻にかけてのマスクの残骸を描き、
1枚目のカスタムロゴの上から被せて貼り付け。
破れたマスクの立体感を意識して描いてみたが、はたして




残された2本の小さな角をホーンパーツで補い、より自然に見せるべくタイガーマスクなアレでごまかし。
白髪の後ろ髪が前方に流れている風なイメージでの再現となったが、どうであろうか。

さてこのコスチューム、そのカラーリングは勿論であるが、
大きな特徴はなんといっても胸部分と篭手に施された繊細な装飾デザインであろう。
これらがそれっぽく見えるよう適当に描きこんでみたが、
カメラ遠目の試合中においてはディテールはすっかり潰れてしまい、目にすることはないのであった




頭頂部を晒すことなく鬼神へと変貌を遂げたライガーは、毒霧を皮切りに四虎そっちのけで大暴走。
C.T.U時の薄ら笑い鬼神とは違い、オリジナルに忠実な狂気のムーヴを繰り出した。
また、机上へのパワーボムという危険極まる新ムーヴも披露。

なお、本画像にて悪戯に毒霧を食らっているのはレッドシューズ海野氏。
タイガー服部を復刻するはずが、いつのまにか彼を作成してしまっていたのであった




妙に神経を逆なでする表情に仕上がってしまったレッドシューズ海野
要調整である




要調整である



最後は、グレートムタの手により引き出されてしまった初の鬼神……狂神ライガーを。
今回は透明度設定の復活により、入場時のコスチュームもそれなりに再現が可能となった。
なんともありがたい機能が復活してくれたものである。

今回は入場コスチュームを優先したが、
あえて入場を捨て、首に巻きついたマスクの残骸の再現に挑戦するのも面白そうだ




腰巻状態となった破れた上半身コスチュームは、前回と同様の手法で再現。
まず入場時に使用した上半身のカスタムロゴを腰巻に逆さまに貼り付け、それを大きめのデザインで覆い隠す。
仕上げにその被せたデザインの透明度を上げてやれば、例の裏生地状態の完成というわけである。
この画像においては白飛び気味で見づらいが、前回作成時のものと遜色ない仕上がりとなってくれた




ボディメイク再現用のカスタムロゴ数を、前回作成時より違和感のない程度に減らし、
今回はフェイスメイクもカスタムロゴにて作成。
C.T.U版鬼神同様、下地のフェイスペイントにカスタムロゴを被せることにより、ナチュラルな仕上がりを目指した。
メイクの剥げは、カスタムロゴに肌色を散らしてやることにより再現




「マスク半壊状態でも鬼神と化す」という前例を作り、最大の弱点を克服してしまった鬼神ライガー
鬼神伝説はまだまだ続く、とでもいうのだろうか


今回使用したリングは、フレンドのD氏謹製のカスタムアリーナ。
その緻密な仕上がりは、細部まで抜かりなし……いやはや、感謝感謝である。


さて、最後に鬼神ライガー(C.T.U)入場動画をご覧いただこう。


情報提供を頂き、切り貼りし作成した入場曲をHDDに取り込み入場動画完成。
デンジャラスな頭頂部に恐怖せよ



今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。