おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

旧世代機版WWE2K15を購入予定の君へ

君、これは悲報……いや、訃報というべきか。

動画サイト等で確認するに、旧世代機版WWE2K15は
WWE2K14のアレやコレを、少なく見積もっても8割は使い回していることが判明。
これは私の予想を遥かに上回る脱力感であり、思わず場外転落チアノーゼ、とまどうホーガン。
旧世代というだけで、ここまで手を抜くのか……いや、新世代機版に注力した結果というべきなのか。

もし君がクリエイト目当てで、かつ旧世代機版を購入するならば、
ちょいと割高なWWE2K14の拡張DLCと割り切っておいた方が、精神衛生上よろしいと思われる。
同じグラフィック、同じシステムで同じCAWを再度作成することを考えると思わず脱水牛状態に陥りそうであるが、
共にプレイするフレンドがいてこそのプロレス……ここは一蓮托生、皆で地獄に落ちようではないか。

……せめて2K14のCAWがコンバートできるならば、ここまでの落胆はないのであるが……。


さて、暗い話題で落ち込んでばかりいてもアレだ。
今回は発売直前、Xbox360/PS3版WWE2K15の新技ひとまとめ動画をご覧いただこう。
さあ、共に気を紛らわすぞオイっ


Espacio Ninja氏によるWWE2K15新技まとめ動画。
せっかくなので、めぼしい技をいくつかピックアップしてみよう


・Avalanche Sit-Out Suplex Slam
 雪崩式ファルコンアローがデフォルト技として収録。
 ハヤブサは2K15でも作成予定!

・Back Suplex 8
 これが欲しかったのだよ!というベストな角度の捻り式バックドロップ。
 ゴーフォーブロークな君にうってつけである

Cannonball Senton
 ついにウルトラタイガードロップをまともに放てる日が。
 惜しむらくは、跳躍前に両腕を上げて反動をつける動作がないことか

・Corner Exploder Suplex
 コーナー技として、ターンバックルに向かって投げる危険なエクスプロイダーが登場。
 ジューン!

・Gator Roll
 グラウンドでアマレス式にローリングしていくヘッドロック
 これはドクに使います、はい

・Knuckle Sandwich
 相手の頭部を拳で挟む拷問技。
 こういった地味な技の増加は素直に嬉しい

・Low Super Kick
 相手のダウンしない、ボディへのソバット。
 これは汎用性が高そうだ

・Rear View
 待望のランニングからのヒップアタック。
 ど演歌な君、ついに収録されたぞ!

・Rebound Lariat
 場外転落寸前でカムバックし、倒れこみ式のラリアット
 使いどころや相手を選ぶものの、相手の反撃モーションを含む技は実に見映えがよい

・Rope Hung Suplex
 ブレーンバスターの体勢からトップロープに串刺しにするラフな投げ技。
 これまた数々のCAWのアップグレードに繋がりそうだ

・Running Forearm Smash
 SVR2010より長らく収録されなかったランニングエルボーバットがついに復活!
 ヒット後のモーションに少々不満があるものの、これでようやく三沢のエルボーフィニッシュに説得力が出そうだ

・Sit-Out Suplex Slam
 自らの体を反転させつつ開脚で叩きつける、ハヤブサ式のファルコンアロー。
 だというに、何故にピンコンボに対応しておらぬのか……!

・Split Legged Moonsault
 いわゆるハリウッドスタープレス。
 オリジナルではないものの、これまたハヤブサの得意技なのだ

・Sunset Flip Powerbomb 3
 高角度2回転エビ固めがついにピンコンボ対応。
 飛翔天女ファンの君、出番である

・Suplex Toss
 ブレーバスターの体勢に抱え上げ、そのまま投げ捨て。
 天龍のアレとはまた違うが、これはかなり汎用性が高そうだ。
 ちなみに私は鶴田に装備する予定である


その他使い道の妄想止まらぬ技が多数新録されているので、是非に動画を通してみてみるべし。

いやしかし……これがWWE2K14の拡張DLCならばどれほどよかったものか。
もちろんこれはクリエイト派ならではのぼやきなのであるが、それにしてもやるせない。
シーズンパスまで買うべきなのか否か、迷いが出てきた……というのが正直なところである。

ともあれ、購入後は軽いインプレッションを書き流してみる予定。
期待のハードルをうんと低くして待機せよ。


さて、ひとしきりガッカリしたところで、私は歯科へ向かうとしよう。
君、歯の痛みだけは我慢するだけ損であるぞ。


今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。