おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

WWE 2K17 - 火の玉小僧 〜Again〜

さて今回は、WWE 2K15以来となるファイヤーボーイを紹介させていただこう。
新世代機で蘇る狂気のバクハツ男……その出来映えや、如何に。



なかなかよい素材が見つからず難儀していたが、どうしても2K17にこの男を欲しく思い作成断行。
そうである、今回のモデルは "火の玉小僧" 菊地毅である




コスチュームはオーソドックスな旭日旗デザインのタイツを再現。
まずまず納得の仕上がりながら、シューズのカラーリングにおいては泣く泣く妥協した点あり




入場コスチュームは2着分用意。
1着目はお馴染み焼肉小鉄のロゴ入りシャツ、
2着目は耳部分が余計ながら、入場用マスク (菊チコ) を再現してみたぞ




さて、ここからは菊地のムーヴについて簡単に触れてみよう。

まずはこの技、菊地の代名詞と言える挨拶代わりのゼロ戦キック。
序盤から連発する技ながらカウンターの一撃としても有効と、すこぶる使い勝手の良い技である。
また、そのバリエーションも豊富であり、串刺し式のゼロ戦クラッシュにエプロンから場外へのゼロ戦キック、
さらにはトップロープから放つものまで存在する




旧全日という枠では三沢の陰に隠れてしまいがちだが、ひそかにエルボーの名手である菊地。
中でもランニングからの一撃は、試合を決めてしまうほどの高い威力を誇る




Future Stars Packにて追加された技の中に、菊地のサブミッションを発見。
アマレス出身ならではのゲーターロールから連続して決めてやると、らしい




爆弾小僧に憧れ体得した、剃刀の如き鋭さを持つブレーンバスターは、
クラッチを外さず2発3発とロコモーション式に決めることが多い。
また、〆の一撃としてフィッシャーマンズスープレックスも好んで使用する




試合中盤に繰り出す印象的な技、サイドバスター。
切り返しに使う技ではなく、攻め継続の一環としてダメージを蓄積させる技である




爆弾小僧に憧れて。
キッドさんが実況席で見ているぞ!




柔軟性の高さを活かし、見事なブリッジで固めるジャーマンスープレックス
ランニングエルボー、ダイビングヘッドバットと共にフィニッシュとなり得る大技である。
また、この技もブレーンバスター同様ロコモーションで決めることがあり、
3カウントは取れずともフィニッシュへの布石として十分な役割を果たす




相手をコーナートップに据えてのスパイダージャーマン。
この技の他、向かい合った状態で仕掛けるスパイダーフロントスープレックスも得意とする。
無事相手を投げ切ったならば、追い打ちのダイビングヘッドバット




粘る相手の士気を奪う、クレイジーヘッドバット
ダウン状態の相手に際限なくヘッドバットを落としていく




相手を場外に誘い、いざ実況席前へ。
マイクで音を拾う様要求した後は、恐ろしい打撃音を伴う無慈悲なヘッドバット




菊地最大のフィニッシュホールド、火の玉ボム。
相手を背後から抱え式バックドロップの要領で抱え上げ、そのまま反転させて開脚ボムで叩きつける荒技だ。
この技で、あのライガーから3カウントを奪ったこともあるぞ




火の玉派生その1、火の玉ボム・改。
フォームはオリジナルとほぼ同じながら、開脚ボムではなく膝付き式に決める。
現在はこの型の火の玉ボムを繰り出すことがほとんどだ




火の玉派生その2、火の玉レーヴァテイン。
北欧神話の武器の名を冠したこの技は、決して名前負けはしない菊地の奥の奥の手。
火の玉ボムのフォームのままに、相手を額からマットに突き刺す!




と、ここまで散々ムーヴについて書き流したものの、菊地最大の持ち味といえばやはり豪快なやられっぷり。
丸藤のポールシフトすらもキックアウトするその比類なきタフネスで、耐えて耐えてバクハツッするのだ!



生涯現役を宣言した火の玉小僧、菊地毅
鶴田に憧れ、ダイナマイト・キッドになりたかったこの男は、
激闘の果てのパンチドランカー症状すらも持ち味に変え、今尚純粋に闘い続けるのであった。


今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。