おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

いざ、アンドロメダへ

10時間の試遊の為だけにEAアクセスにも加入……やはり想いを封じることは不可能であった。
そうである、Mass Effect: Andromeda の話である。

というわけで今回は、
ついに触ることのできたアンドロメダマルチプレイヤーモードについて簡単に書き流してみよう。


初期武器は伝統のM-8 アヴェンジャー。
この武器のみならず、ME3でお馴染みの武器のほとんど(或いは全て?)が、再登場をはたす様だ




ストアに用意されたのは、以下の3種のカテゴリ。

- PACKS
  - 前作同様に、ゲーム内クレジットを消費してパックを購入する (課金も可能)
- ITEM STORE
  - コブラミサイルランチャーやメディパックを個別に購入する (MISSION FUNDS限定?)
- REWARDS
  - 獲得したボーナスパックを受領する

リワードにはME3やDA:Iのプレイ特典パックも用意されているので、
君がBioWareファンならば、開始直後に若干のパワーアップが見込めるぞ




前作から引き続きプレイアブルキャラクタとしての登場となったサラリアン。
サラリアンの他アサリにクローガン、そしてトゥーリアンもいるが、
我が愛しのバタリアンとゲスは見当たらず。
マルチ限定ででも、なんとか復刻してもらえぬものか……




アンドロメダにて新たに実装されたスナイパーライフル VANQUISHER を獲得。
レア枠武器ながら、クリップサイズ4でダメージ729と、かなり使い勝手の良い武器である。
また、この武器に限った話ではないものの、発砲音が非常によろしい!




さっそくサラリアンインフィルトレーターに装備。
今回も戦場に携行できる武器は2種、MODはそれぞれにふたつ。
前作との違いは、アサルト2丁といった同系統の武器の組み合わせも可能となった点であろう。

しかしヴァンキッシャーひとつでこのウェイト……パワーリチャージ速度は-15%という厳しい数値。
本作はエナジードレインのリチャージですら10秒前後かかる為、重量関係は前作にも増して重要性が高い




UIはこのような感じ。
完結にまとまっており、スッキリ見やすいデザインではなかろうか




さて、変更された操作体系について書き流してみよう。


- パワー
  本作も、1キャラにつきアビリティは3つ。
  前作ではLB, RB, Yという配置であり、Yのアビリティを咄嗟に使用し難いのが難点であったが、
  アンドロメダではLB, RB, LB+RBとなっており、その欠点をやや強引に解消している


- ダッシュ
  ダッシュはAボタンからLS押し込みに変更。
  これにより、前作の様にRSから指を離す必要がなくなり、ダッシュ中のカメラ操作も行えるようになった


- スイッチ(仮)
  正式名称失念。
  新操作のスイッチ(仮)は、キャラクタの表示位置を左右入れ替える操作 (RS押し込み)。
  この操作により、ME3のいわゆる「左壁」戦法を右壁でも行えるというわけである


- カバー
  カバーは遮蔽物に近づくと自動で行われる為、特殊な操作は必要なし。
  ただし、カバー時の左右の向きは自動で切り替わらない為、手動でのスイッチが必要となる


- 回避動作(仮)
  正式名称を失念してしまったが、Bボタンで前作の回避に相当する動作を行える。
  このボタンの請け負うのは回避動作及びカバー乗り越えのみであり、前作の様な誤操作を未然に防いでくれる


- ジャンプ
  新システムであるジャンプ (Aボタン) は、押す時間により高度が変化。
  最大だと建物の2階に登れるほどの大ジャンプを行うことができる


- 近接攻撃
  近接攻撃はYボタンに変更。
  デバイスの解除や瀕死の仲間の蘇生もこのボタンに設定されており、
  前作の様に「蘇生したいのにカバーが暴発する!」なんて事態は起こらないが、
  「蘇生したいのにオムニブレードぶん回し!」な場面は発生するので、
  しっかりマーカーに合わせて押したいところだ


最後に、マルチプレイヤーモードの雑感を少し。

まず印象的なのが、どのマップも立体的な作りであること。
これは新システムのジャンプを活かす為と思われるが、マップによっては屋上にまで登れる上、
敵もお構いなしに追跡してくる為、開始当初はどこに逃げても敵に囲まれ絶体絶命……なんて状況もしばしば。

ただ、今回は画面上部に敵の大まかな位置を示すレーダーがある為、
そのレーダーを見つつ立ち回るのに慣れれば、安全地帯の確保のみならず、
前作以上に効率的に敵を排除することができそうだ。

ひとつやり辛く感じたのが、パワー全般のリチャージ速度の低下。
前述のとおり、エナジードレインですら10秒程度のクールダウンを要するので、
前作の様にパワーで足止めしてヘッドショット……な立ち回りは絶望的。

その代わり、クールダウンはアビリティ毎に行う様変更されているっぽいので、
3つのアビリティをバランスよく使えば、なんとかなる……のか否か。
まぁアレだ、現時点ではエイミング能力が前作以上に必要、という印象が強い。

そしてもうひとつ。

待望のマルチプレイヤーモードではあるものの、いくらなんでもラグが酷すぎる。
その場足踏みをはじめ、Kill表示後もその場に残り銃を乱射する敵、
進まないデバイス解除メーター……等々、快適とは程遠い環境なのである。
無論、毎回これ程のラグに見舞われるわけではないものの、現状およそ5割の確率でこんな感じなのだ。

私自身がホストならば問題ないものの、その場合ゲスト側では恐らく同様の状況となっているに違いあるまい。
ただ、これはアーリーアクセス時点のことである為、
製品版解禁日には改善パッチなりが用意されることを願いたい。


おまけ


今回のマルチはWave7が最終Wave。
本ブログスタッフの脱出の様子を、ヴァンキッシャーの発砲音と共にダイジェストでお届け




今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。