おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

WWE 2K18 - May the Force be with you


歴代XboxソフトがOneでも遊べる後方互換プログラムは、私のようなゲーマーにとっては至高の取り組み。
先日互換対応したファイトナイトチャンピオンはDLCにもきっちり対応しており、
流血必至のベアナックルモードもご覧のとおりである



さて。


伝説の遺伝子に理力が加わり、理論上は最強。
そうである、あの愚直なるジェダイWWE 2K18でも蘇ってしまったのである。


WWE 2K18にて新生、“力道山3世” 力(ちから)。
決して冷やかしではなく、現行レスラーの中では断トツで好みの選手である




こうして前作モデルと並べてみると、その差異は一目瞭然。
頭部全体に別物といって過言ではない仕上がりだ




体格も全面的に変更。
この1年で大きく進化した力さんのボディラインを落とし込んでみたが、どうか




上半身は厚みがかなり増しており、しっかりとした体格に。
また、上半身のみならず太もものサイズも特筆すべきものがある




非常にユニークな形状をしている力ニップルは、今回もカスタムロゴで再現。
2K17時の素材ままでは色味があまりにブラックライダーであったため、少々手を加えての再利用となった




さて、ここからは力さんのムーヴを簡単に見ていくとしよう。
対戦相手は実の父、“力道山ジュニア”百田光雄




礼からはじまる力さんの戦い。
相手への、そして観客に対するリスペクトはポーズだけじゃあない




主力武器は、おじいちゃんから引き継がれた逆水平チョップ。
ダウンを奪う度に力強いガッツポーズを決めるのが力流だ。
その威力は抜群であり、対戦した多くのレスラーが「痛い」とのコメントを残している




袈裟に斬りつけるその場セーバーチョップも会得。
この一撃で一気に形勢逆転だ




体ごとぶつかる倒れ込み式のラリアット
同様のモーションでランニングからのセーバーチョップを繰り出すこともある




恐らくシングルでは使用していない、アシストありきのヘッドシザーズホイップ。
さながら仮面貴族の如く相手を捻り投げる




新たに習得した技、ボディスラム。
大きく抱え上げて捻り式に投げ捨てるものに加え、
キャリーシステムからのボディスラムも織り交ぜて使っていくとよさそうだ




「アンリミテッドパワー!」と叫んだ後、ロープワークから「パワー!」の掛け声と共に放たれるヘッドバット
ガツンと頭を落とすのではなく、相手の胸板にベチャァ……と落ちるフォームが特徴的な技だ。
3カウントを狙える高威力を誇る技ながら、ヒット率が非常に低いのが玉に瑕




試合中盤を越えた辺りで勝負を仕掛ける技、マシンガン逆水平。
小橋やその愛弟子である潮崎を彷彿とさせる腰の入ったフォームで、連続チョップを打ち付ける。

なお、本作に収録されているマシンガン逆水平は戸澤のものであり、
フォームが完全に手打ちかつ放つのが左腕というのが無念。
おまけに通常装備では歓声があがらないため、スペシャル枠に装備する必要あり




マシンガン逆水平で痛めつけた後は、ブレーンバスターで追い打ちを掛ける。
ブレーンバスターはスナップ式の地を這うフォームの他、
力任せに持ち上げる豪快なフォームで放つこともあるため、2種用意し場面と相手によって使い分けたいところだ




フィニッシャーはご存知セーバーチョップ。
トップロープから渾身のチョップを振り下ろし、相手を袈裟に両断する。
食らった相手の体が後方回転するほどの危険技であり、この技で試合が決まることも多い




父からはじめて3カウントを奪った技は逆さ押さえ込みであった。
どこか頼りなかった力道山3世の姿は、そこにはもうない




セーバーチョップで決まらなければ、必殺の岩石落としで勝利を掴め。
戦え、力さん!




おまけ

お揃いの力Tシャツで入場。
ここ1年の息子の成長に、6時半の男は何を思う……



ふんわりとしたらしさを残しつつも、しっかりとレスラーとして成長を続ける力選手。
今の時代にこんな素晴らしいレスラーと出会えた幸運に、感謝したい。


今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。