おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

WWE 2K18 - 空爆★新世代

これ見よがしに愛国者のアイコンを引っ提げ、トップロープより無慈悲な空爆
今回は、いよいよ新世代機にて復刻されたあの覆面レスラーを紹介させていただこう。



今回のモデルは、90年代全日本プロレスで活躍した “空爆戦士” パトリオット
ゴージャスなグリッタータイツを装い、新世代機のリングへの爆撃準備完了!




前世代機にて作成した星条旗仮面との比較がこちら。
こうしてみると360版のパトリオットもそう悪くはないのう




全日本にて着用していたマスクのひとつを再現。
メインとなるデザインは、実写画像をベースにかなりの加工を施した。
ポイントは、エンボス加工では間に合わない立体的なシャドウを直接描き込んでいる点である




代表的なデザインのマスクも作成。
今回のマスク形状は2K17以上にベースモーフィングに影響を受けるため、
素顔もそこそこデルでウィルクスな雰囲気に仕上げた



これぞパトリオット星条旗マスクも再現。
タイツデザインに施したカスタムイメージは、ベースに布テクスチャを用いることにより素材感を出した




2K18にはカート・アングルが収録されているため、入場曲はずばりそのものを適用可能。
愛国者仮面な入場モーションも用意されており、もはやザ・パトリオット




さてここからは、柑橘系男子を相手にパトリオットのムーヴについて少し触れてみよう。
小橋も霞む驚異の愛国者殺法が、今蘇る




試合序盤にその跳躍力を見せつける、フライングショルダーアタック。
尋常でない浮遊感と飛距離で相手を薙倒す




一気に流れを引き寄せる高高度ドロップキック。
ハッキリいってこの一撃のみで銭を取れるほどの美技である




190cm118kgという巨躯を活かしたビッグブートも得意技のひとつ。
ちなみに、実際のパトリオットは左足でビッグブートを放つ。
さらに言えば、パンチやエルボー、そしてラリアットも全て左腕で繰り出すが、
なぜか逆水平だけは右腕というきまぐれ愛国者




ダウンさせた相手をジャックナイフに固めるパトリオット
やや強引な代用ながら、新規追加されたレバレッジピンVictory Roll Jackknifeが、見映えがしていい塩梅




大きくアピールしてのラリアット
パトリオットラリアットはバリエーション豊富であり、
ランニング式や腕を捻り上げてのショートレンジ式の他、起き上がり小法師式も使用する




中盤から終盤にかけての時間帯に繰り出す、リバースパワースラム。
うつ伏せダウンの相手を無理矢理抱え上げ、荒々しくマットに叩きつけるのだ




フィニッシュになりうる破壊力持つオリジナル技、パトリオットボム。
自ら相手の股下に頭をくぐらせそのまま抱え上げ、振り子式に投げ捨てる殺人技だ。

余談ながら、画像右下にあるプロレスニュ〜スなアイコンは、カスタムショウにて仕込んだ小ネタ。
リプレイ確定時に表示されるためプププ……と笑えるぞ




一本指サインを天に掲げ、ミサイル発射予告。
終戦協定締結間近である




なんだろうコーナーからふわりと放たれた渾身のショルダーアタック、パトリオットミサイル
この技はチャージフィニッシャーの待機ポーズが格好よいので、是非にフィニッシャーに装備したい




パトリオットミサイルで決まらない相手には、フルネルソンバスターでとどめだ。

候補としては新録のFull Nelson Slam 2が最も適している風に見えるが
(実際私もはじめはこの技を選んだ)、ちょっとフォームが上品すぎてファルコンスマッシュ状態。
細かい点を指摘すれば、投げる際に抜く腕が逆というのもちょっぴり気になる。

そこで私が推したいのが、この画像の技Cutthroat Side Slam。
コブラクラッチから入るのがやや難点ながらそう違和感はなく、そのモーションはパトリオット風味満点。
おまけにピンコンボにまで対応している優れ技なのだ。

前作までフィニッシャーとして使用していた投げ捨て式フルネルソンバスターことFull Nelson Slam 1は、
パトリオットミサイル前に放つ、いわゆる後先逆なフィニッシュの流れの際に使用するのがベターであろう




須らくすべての旧全日トップレスラーが隠し持つ、奥の手。
パトリオットの奥の手は、小橋から3カウントを奪った実績を持つこのスカイハイパワーボムだ。
新録のPowerbomb 16がまんまなモーションかつピンコンボ対応なので、ここぞで決めてやろう




御大もべた褒めしたスーパーベビーフェイス、パトリオット
肘の怪我さえなければ、或いは三冠に手が届いたか否か……




今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。