おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

2D探索型アクションを遊ぶ

君、喜びたまえ。
ついにWreckfestコンソール版の発売日が決定したぞっ!


発売予定日は8月27日、価格はデラックス版で$59.99。
物理演算を駆使した珠玉の損壊表現を、Xbox Oneでもついに味わうことができるのだ



さて。


本日は、本ブログスタッフがXbox Oneにてプレイした2D探索型アクション……
いわゆるメトロイドヴァニアについて書き流してみよう。
傑作犇めくこのジャンルに精通している君もそうでない君も、ひとつ見ていっては如何か。


HOLLOW KNIGHT


質とボリュームを兼ね備えた人気作、HOLLOW KNIGHT。
登場キャラクタは全て虫という独特の世界観が大きな特徴だ




温かみを感じさせる手書き風のグラフィックは、静止画では伝わらぬ美しさあり。
システムはダークソウルのそれを大胆に取り入れており、
ソウルシリーズをプレイしたことのある方ならば、すんなりと馴染むことができるであろう




各所に点在するベンチは、ソウルシリーズでいう篝火の役割を果たす。
なお、システムのみならずストーリーもダークソウルに近いものが……




ファストトラベルはかなり限定されており、目的地への移動が徐々に億劫になってしまうのが難点。
クリアまではまずまず楽しめたものの、残念ながらそれ以上やり込もうという気にはなれなかった




▼オリとくらやみの森


Moon Studioの手掛けた2D探索型アクション、オリとくらやみの森。
可愛らしい雰囲気とは裏腹に、難度が高く十分な歯応えあり




2Dの描写としては最高峰の美しさ。
レベルデザインも優秀で探索の楽しさが詰まっており、クリアまでの時間も手頃。
ハッキリ言ってオススメである




難しい地点では自らリトライポイントを生成し、何度もチャレンジできるのが本作の特徴のひとつ。
このシステムにより、トライ&エラーが苦にならないのだ




▼DEAD CELLS


ローグライク+メトロイドヴァニアという、成功例の少ないジャンル融合を見事に果たした傑作DEAD CELLS。
ドット絵のセンスは上々でアニメーションも美しく、これまた本ブログオススメの1本である




探索型アクションながらマップは自動生成。
武具等アイテムの配置も運任せであり、毎回違った展開を楽しめるのが特徴だ。
また、武具には属性や特殊効果もランダムで付与されるため、
効果的な組み合わせを有り合わせの品で賄っていくのが実に面白い




イベントの配置もランダムであり、運さえよければ序盤から強力な装備品が揃うことも。
プレイフィールの近いタイトルを挙げるとすればSpelunkyか




新しい武具を使用するには、まず図面を獲得した上でセルを消費し、アンロックする必要あり。
一度アンロックしたアイテムは、次回プレイからランダムで登場するのだ。
このシステムはここ最近のローグライクの流行らしく、
Enter the GungeonやEver Spaceでも似たような形で実装されている




アンロックした武器は、この様にスタート直後の広間にて一望できる。
ご覧のとおり、未だ道半ば




▼Bloodstained: Ritual of the Night


メトロイドヴァニアの元祖である悪魔城ドラキュラ: 月下の夜想曲の直系と言えるBloodstained: RotN。
開発における紆余曲折にやや不安を感じていたものの、その心配は完全に杞憂に終わった。
いくつかのバグが散見されるものの、その内容は王者の貫禄!




ディレクショナルシャード“チェンジバニー”は、序盤から中盤にかけてかなり使えるシャード。
というか、強力すぎて武器が不要になるレベルだ。
こういった壊れ性能の武器や能力の存在も、探索型ドラキュラには欠かせない彩りと私は考える




銃はキャッスルヴァニア: 暁の円舞曲から存在しているが、本作では銃弾のクラフトも可能。
銃の種類も相当数用意されており、それぞれに特性が違い使い出がある




悪魔城は今回も複雑かつ広大。
新たなエリアには何が待ち受けるのか




バグのひとつ、拾えない場所にドロップするアイテム袋。
このバグは、「時間経過により袋が消滅するまで接触しておけば拾える」という救済措置が取られているが、
次期アップデートで改善されるとのこと




城のとある部屋には悪魔の美容室が。
ここでは、主人公ミリアムのヘアスタイルや衣服のカラーチェンジ等を楽しめる。
また、場内で拾ったファッションカタログを彼奴に渡すことにより、ヘアスタイルが追加されるのだ




衣装のみならず、瞳や肌の色も変更可能。
君好みのミリアムにカスタムしてやるべし




拠点となるアーヴァント村では、複数の住人からクエストを受諾することができる。
エスト以外にも、種を渡して作物を育ててくれる住人やショップといった施設あり




錬金では、武具の生成やシャード強化の他、調理を行うことも。
厳しいボス戦では、料理を頬張ってHPMPを回復するのも戦術のひとつだ




料理には初回の食事のみステータス上昇の永続効果あり。
つまり、新しい料理を食べるほどにミリアムが強化されていくのだ。
これは、探索型ドラキュラの料理アイテムの存在意義を大いに高める見事なシステム!




装備セットのショートカットは、最大で8つ登録可能となる。
そうである、月下の頃から欲しかった機能がついに実装されたのである




月下の夜想曲オマージュな場面がそこかしこに存在。
本作は、五十嵐氏の携わった悪魔城シリーズの集大成といっても過言ではない




因果応報のアル〇ード氏




プレイ時間約32時間で1周目クリア。
まだまだやるべきことは残されているため、当面は悪魔城を彷徨う予定だ




現在エクストラモードでプレイできるのはボスラッシュとスピードランモードの2種。
目玉は、今後のアップデートにて実装されるローグライクモードであろう。
はたして、ローグライクという土俵でDEAD CELLSを超えられるか否か……




他にもXbox Oneにて遊べるメトロイドヴァニアはいくつか存在するが、ひとまずここまで。

本ブログのおススメは、なんといってもBloodstainedである。
プレイ中常に喜びに溢れるこの感覚を、君にも是非に味わってほしい。
ひとつ難点があるとすれば、未だ国内版の発売日がアナウンスされていないことか……うーむ。



今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。