おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

スクウェアのプロレス3作目

 発売前にはニュースでの報道まであったオールスタープロレスリン。世間での注目度も高く、PS2の機能を駆使したそのレスラーの生々しい動きは、2本のスティックのみで操作するということも含めてプロレスゲーム界に一石を投じることに成功しました。内容は…でしたが。

 そんなオープロも現在3作発売されており、その3作目は集大成と言える完成度を誇ります。まだまだ改良の余地はたくさんありますが、よくぞ3作でここまで頑張ったなぁと感心。

 2で削除されていた入場シーンが3になって復活し、新たにレスラーエディット機能「パワーメイク」が搭載されました。コスチュームの作りこみは大して出来ないものの、顔を作る機能は異常ともいえる充実ぶり。片目ずつ高さまで調整出来るほどです。
 さらには「リミットブレイク」という、なんだかFFな名前の隠し機能が付いてまして、このおかげで大巨人や小人が作れてしまうんです。



 せっかくなのでその機能を使い、レスラーを作ってみました。
 使用ソフトは…

「オールスタープロレスリング�V」 残念ながら亡くなってしまったミゼットレスラー
リトルフランキー氏をモデルに作成。
微妙な目のずれ具合や鼻・口といったパーツも
細かい調整が加えられています。
写真左上がリミットブレイク使用の証拠。


カメラを少し回して斜めから。
顔の細かい凹凸が再現されているのが見えるでしょうか。
顔面のエディット機能だけなら、プロレスゲーム史上トップでしょう。
ちゃんとまばたきもしますし、試合中は表情も変わります。





 以前作成したビーストっぽいレスラーと対峙するリトルフランキー。体格差が一目瞭然ですね。
 これだけの体格差を楽しめるのはオープロ3だけでしょう。





 掴み動作に入ると、ちゃんと膝を曲げて最適なモーションで相手を掴みます。ほとんどのプロレスゲームでは空を掴む感じになるところなのですが、さすがはスクウェア…無駄に技術を注いでます。

 4は出ないのかな…