おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

殲滅したはずなのにッ……!

 長く厳しい戦いの末、ついに侵略者のマザーシップを撃墜することに成功したEDF地球防衛軍)。撤退していく巨大生物……勝利の美酒に酔いしれる隊員たち。地球の平和を取り戻したのだ。
  
 あの戦いから2年……突如ロンドンに出現した謎の生物。それは、あの忌わしき巨大生物の姿だった。一匹残らず殲滅したはずなのにッ……!


「THE 地球防衛軍2」(Play Station2)  ちょっとだけプレイしようと思って開封したのですが、一瞬にして1時間経過!これシンプルシリーズですかっ?というわけでファーストインプレッションを。

 スタート直後、まず試しに1発ゴリアス(ロケットランチャー)を立ち並ぶビルのひとつに撃ち込んでみたんですが、轟音と共にビルが崩壊しつつ、窓のガラス片が飛散してるじゃありませんか!新しい演出ですね。全体的には前作とそんなに変わり映えしないCGなんですが、細かいところでいろいろと綺麗になってるのがわかります。

 細かく張り巡らされた電線なども再現されており、この辺りは地球防衛軍1の後に発売された「鉄人28号」で培われた技術もフィードバックされているのかも知れません。

 ステージを進めてみると、プロモで見たあのデカイ謎の物体が登場!コイツは圧巻。


 少しずつ近づいてみると……デ……デカすぎる!足元までいくと、見上げても頂上が見えないほどにデカイ。見上げてるだけじゃ埒が明かないので、ゴリアスを撃ち込んでみました。すると…(実際にプレイしてみて!)



 この巨大な物体といい数々の新型巨大生物といい、前作でも十分だったボリュームは、新作になってさらに山盛りになって帰ってきました。ステージを進める毎にワクワク感があります。次はどんなステージだ?どんな敵だ?








 今回新たに追加されたステージのひとつ、地下ステージ。巨大生物は世界各国の地下に巣を張り巡らせ繁殖していたのです!アリだけにアリの巣を作ってたわけですね…。
 
 アリの巣の下の写真は、これまた前作には無かった夜間出撃。ビルの窓から漏れる光のフレア処理が素敵です。明るく輝く窓に黒く蠢く奴らのシルエット…非常に萌えるシチュエーション!

 こんな感じで、前作と比較してステージのバリエーションが非常に豊富。プレイヤーを飽きさせない工夫が随所に見られますよ。







 地球防衛軍2の目玉のひとつ、特殊部隊ペイルウイング。ちょっと露出の高めな女性隊員が使用可能になりました。なんと、エネルギー制限があるとはいえ空を自由に飛ぶことが出来、しかも使用武器は陸戦兵とは全く違うレーザー兵器!
 しかしメリットばかりではなく、陸戦兵と比べて防御力が低めに設定されており、敵陣に突っ込むのは危険です。ステージによって使い分けるのも面白いですね。また、2種類の兵はそれぞれ使用武器が完全に個別化されてますので、武器収集の楽しみ倍増ですよ。







 今回も楽しめる膨大な武器の収集。何が入ってるか判らないウェポンボックスを回収する毎に、新しい強力な武器を期待しちゃいます。勿論既に持ってる武器と被ることもあり、なんだかウィザードリィを思い出させる楽しさ。


 そんな感じで、まだプレイ開始直後なのでこれくらいです。もっともっとスゴイことが待っていると思いますので、この記事を書きながらも続きが気になってしょうがない!というわけで再び戦場に戻ることにします。
 ホント最高に面白いゲームです、買って損は絶対にしませんよ!