おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

超能力を操ってみる?

 いや〜売れてますねぇWii。昨日4店舗ほど回ってみましたが、どこも本体は売り切れ。
 予約分のみの取り扱いという店舗もありました。
 別に在庫があったら買おう!ってわけでも無かったんですが、なんとなく偵察に。

 久々にゲーム屋さんに寄ったついでに、PS3TVも触ってきました。
 誰もいなかったので4タイトルほど試遊しましたが……
 う〜ん、正直これは本体を欲しいという気持ちにはなりませんねぇ……。
 期待していたレジスタンスも、なんだか想像の範囲内でサプライズがないし。
 なによりソフトが少ない!

 いや、PS3を貶すつもりは無いんですよ。
 寧ろ大きな期待を抱いてるんです。

 さて。

 随分前に発売されたのですが、ようやく某ソフトを購入しました。
 Wiiの盛況振りを見に行ったついでに、手ぶらで帰るのもアレでしたので(笑)。
 
 ローカライズされた数少ないNIDWAY作品ですよ!
 というわけで、購入したのは「PSI-OPS(サイオプス)」。超能力を操る主人公が活躍するTPS(サード・パーソン・シューティング)です。ローカライズCAPCOMなので、カッコイイ北米版のジャケット絵が変更されてしまっているのが残念ですが……(何故か国内公式サイトは北米版ジャケ絵のまま)。

 PSI-OPS 公式サイト

 ひとまず2時間ほどプレイしてみましたが、これは好感触!操作性はいいし、操作面の細かい部分までオプションで調整可能です。照準の上下左右反転は勿論、上下と左右でセンシティビティも独立して調整可能!至れり尽くせりです。

 ひとつケチを付けるなら、ブライトネス調整が出来ないこと。なんていうか、全体的に画面が暗いんですよ。暗くて迷ってしまうこともちらほら。まぁTV側で調節すればいい話なんですが、出来ればゲーム内で調整させて欲しかったところです。


 本作は一見オーソドックスなTPSに見えますが、プレイ感はかなり新鮮。超能力の使い勝手がいいし、また直感的に使えるのが大きなポイントかと。

 使える超能力は結構種類があり、どれもゲーム性にマッチしたものばかり。特に重要なのは、手を使わずに物を持ち上げるテレキネシス。近くにある箱を持ち上げて足場にしたり、敵にぶつけたり、はたまた直接敵を持ち上げて壁に激突させたり!

 他にも、扉を開けることなく通路や部屋の奥まで思念を飛ばして探索することの出来る透視能力や、敵から直接サイキックパワーを吸収して死に至らしめるマインドドレインなど、どれも使って楽しいものばかり。

マインドドレインでPSIパワーを吸収補充!
ちなみに北米版だと、パワーを吸い尽くされた敵は頭が破裂する。


 まだまだはじめたばかりの序盤なので断定は出来ませんが、恐らくはマイベストチョイスに食い込むであろう高い完成度を誇っています!メニュー画面はカタカナ、ムービー中の台詞は全吹き替えという徹底したローカライズ振りもお見事で、洋ゲーが苦手な方でも楽しめるかと。濃いデザインで敬遠するには勿体無さすぎです!

 ただ、敵兵のゲーム中の音声に関しては英語のまま。しかもマインドドレインを仕掛けると明らかにモーコン語と思われる言葉を口走ってやがる!まさかのモーコン語!これぞMIDWAY!GOOD!