おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

Fight Night Champion DLC・パッチ情報 ほか

先週北米マーケットプレイスにて配信された 「WWE All-Stars」 のデモが無料メンバーにも解放された為、
我がブログスタッフは早速プレイしてみた。

結論から言えば、これはプロレスゲームではなく格闘アクション。
スレッジハンマーで相手をバウンドさせ、それをキャッチして投げ技に繋いだりすることが可能であった。
操作自体は快適でグラフィックスも綺麗なので、プロレス風味の格闘をプレイしたい方にはうってつけであろう。
気になる方は、海外タグにてデモをダウンロードしてみることをオススメする。


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本日は、今回のDLCの目玉と言えるベアナックルモードの直撮り噴飯画質画像を数点ご覧いただこう。
とその前に、先日配信されたパッチの続報である。

パッチによって修正された点は前回の記事のとおりであるが、
なんとパッチ翌日に「チューンデータ」なるものがタイトル画面にて配信されたのだ。
新手の調整方法なのかどうかは分からぬものの、こうして細かく調整されていくのは私は賛成である。

今回のチューンにより変更となったのは、ジャストガード時の硬直の軽減(削除?)、
強打を振った際のスタミナ減少値の増加、コンビネーションによるスタン誘発率の上昇などなど。
その他どこをどう弄って調整されたのかこれまた分からぬものの、
大好評につき量産されていたダッキングからのボディ連打ボクサーにうまくアッパーを合わせると、
いい具合にスタンを引き起こせたりするようになった。

そんな数々の修正点の中で、ゲーム性に最も影響を及ぼしたのは、ジャストガード関連の変更であろう。
猛威を振るっていたジャストガードが実質使い物にならなくなったことにより、
ガードを固めつつカウンターを決める難易度が跳ね上がったのである。
対戦相手の動きの癖……或いはパンチのモーションを瞬時に読んでカウンターを決めるゲーム性に変貌したのだ。

この変更は、亀状態からカウンターのみを狙うタイプのアウトボクサーにとっては致命的。
逆に私のようなインファイト馬鹿にとっては、カウンターの恐怖が薄れたことにより、
よりアグレッシヴに攻め入ることが出来る調整なのである。

但し、パンチの重みが以前よりも増した感があるので、懐に飛び込めたからといって
迂闊に振り回してたら、あっという間にダウンを奪われてしまう。
そこで、使い勝手の良くなった体捌き動作が肝心となってくる、というわけだ。

さて、君はどう感じたであろうか。
私的には、スピード感が増しつつ攻防の選択肢も増加し、かつ一撃の恐さも残した良調整と感じた。
スタミナの減少具合も変更されているので、
以前のように振り回していたら6ラウンド辺りでへろへろになるというのも、スタミナ配分を考える余地が出来て面白い。

と、乱文な上長文となってしまったが、短くまとめるとすれば 完全に主観ではあるが「面白くなった!」 の一言。


一連のパッチにより、現在配信されているデモ版とかなり異なるゲーム性となった本作。
デモで見限ってしまわれた方にこの魅力が伝わらぬのが、なんとも無念である。



さて。



ここまで読んでくれた君も、読み飛ばしてくれた君も、
今回のDLCにて追加されたベアナックルモードの凄まじさを確認していっては如何か。






酷い画質を気にするなんて、らしくもないぜ。
こちらはDLCレジェンドボクサーの一人、ジャック・ジョンソン
今回追加されたボクサーのスタイル(ニュートラル時の構え)は全員に独自のものが用意されているが、
パンチスタイルは残念ながら独自のものではなく、既存のパンチスタイルから近いものがあてがわれている





しかし思わぬ収穫……ジャック・ジョンソンのタイツがクリエイトパーツに追加されていたのだ。
早速金網の鬼の御尊顔を取り込んでみたが、どうにも似切らぬなんとも残念な完成度。
とはいえ、このタイツは色々と重宝しそうである。

ちなみにこのリングは、ベアナックルモードでのみ使用可能な刑務所拳闘のリング 「THE PEN」





対戦相手には階級の近かった名人をなんとなくチョイスし、いざゴング!
バンテージのみの鬼の拳が、容赦なく高橋の顔面を襲う。

ちなみにこのベアナックルモードは、DLC適用後「GAME MODES」からオフラインゲームをプレイすることが出来る





ベアナックルを叩き込まれた顔面は、すぐにボコボコに腫れ上がり痣だらけ。
カットも頻繁に起こり、血塗れの惨劇となる確率が非常に高い。

ちなみにこのベアナックルモード、「MY CORNER > SETTING」内から
オールドスクールルールに変更して楽しむことが可能である





飛び散る鮮血がハドソントランクスを染め上げる。
誤解無き様書いておくが、私は名人のことが嫌いなわけではない。

ちなみにこのベアナックルモード、チャンピオンモードの刑務所拳闘とは違ってレフェリーが存在する為、
反則打は減点されるので注意が必要である





2ラウンドも殴り続ければご覧のありさま。
CERO C」で審査を通過した奇跡の作品、それは「Fight Night Champion」








ふと気付けばヘアスタイルが2種類追加されていた。
この画像では黒が潰れて判別しにくいであろうが、追加されたのは七三の「サリバン」とリーゼントの「コルベット」。
汎用性の低いヘアスタイルが多い本作において、2種類増えるだけでも有り難い話だ……
と思いつつも、この2種ではディック・マードック木戸修くらいしか思い浮かばぬ





観客が4階席までギッシリ埋め尽くす満員御礼……
唯一花道入場シーンを拝むことの出来る追加リング、ご存知「COWBOYS STADIUM」。
ドームタイプの巨大な会場に設営されたリングは、プロレスラーが上がっても違和感は無かろう




というわけで、本日はここまで。
今回の記事は参考になったであろうか。

そういえば、前回触れたもうひとつのDLCである階級違いパックであるが、アレの詳細を確認してみたところ、
どうやらただの階級及びパラメータ違いというわけではなく、
当時のコスチュームやヘアスタイルもしっかり再現されているようだ。
なので、コアなファンの方にとってはかなり嬉しいDLC……なのかも知れぬ。

おっと、最後にひとつ注意点を。
本作のDLCは、現時点ではタイトルメニューのストアからしか購入出来ないので気をつけよ。

では次回更新にて、また会おう。