おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

Fight Night Champion アイドルを取り込んでみる

4月13日付の記事は、現時点で信憑性が薄い為、ひとまず下げさせていただいた。
しっかりとしたソースが見つかり次第、改めて書かせていただこう。


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本日は、まずOWC(オンライン・ワールド・チャンピオンシップ)について書き流そう。

OWCは、クリエイトボクサーを用意するところからはじまる。
階級は大きくライト・ミドル・ヘビーの3つに分けられており、
プレイヤーは1つの階級につき1人ずつ、合計3人のボクサーを登録することが可能だ。

登録したボクサーで試合を行うと、EXPを入手出来る。
EXPは勝敗に関わらず貰えるが、当然勝利した方がより多く獲得出来るようになっている。
そのEXPを任意のパラメータに割り振り、強化しつつランキングを競う……というのが、OWCの大まかな流れである。

問題点は、登録したばかりの成長していないボクサーではなかなか勝てないことであろう。
ここでまずOWCに愛想を尽かすプレイヤーも多いと思われる(OWCプレイヤー数を鑑みれば想像出来よう)。

そんな登録し立てのボクサーを、公式戦でボコボコにされることなく強化する手段は2つ。

まずは懐にものを言わせる力技。
ボクサー育成画面からいつでもジャンプ出来るストアにてMSPさえ支払えば、
開始すぐに多量のEXPを購入することが出来るのだ。
とはいえ、これを初心者がいきなり利用してしまうと、
プレイヤーの実力とボクサーのOVRが乖離した状態になってしまい、
ボクサーとしての数値は高いのに腕がついてこない……という、最も屈辱的な状態になる危険性を孕む。

もうひとつは、オンラインジムに所属し、ジムメイトとスパーリングを行うという手段。
スパーでじっくりと自分の弱点を克服し腕を磨きつつ、入手したEXPでボクサーも強化していけるのだ。
ジムで育てつつOWCに挑んでいく……というのが、プレイヤーの心にも懐にも優しく、
かつ最もOWCを有意義に楽しむことが出来るのではなかろうか。

しかしながら、問題点はそれだけではない。
現在OWCではどうにも無念な戦法が蔓延しており、まともな試合をするプレイヤーの方が少ないのだ。
その戦法はジャブスパミングと呼ばれており、その名称どおりの戦い方で対戦相手を完膚なきまでに白けさせる。

いやはや、ジャストガードの廃止がこうした形で問題になるとは、パッチ配信当初は思いもしなかった。
システムの穴を付く残念戦法に、ただただガッカリである。
だが君、どうやらEAもこの問題は承知済みのようで、現在更なるチューンを準備しているようだ
どのように調整されるか期待と不安が入り混じるが、今より悪くなることは無い……と信じ、配信を待とうではないか。

OWCを卒業するには、まだ早い。


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ここしばらくクリエイトボクサーの紹介に終始しているが、
気付けば特徴的な顔の方々しかクリエイトしていないという、なんとも偏った被写体チョイス。
そこで、今回は整った顔立ちのアイドル顔を取り込んでみようという、安易な思いつき実験である。

本作の高い取り込み精度がどのような結果を生んだのか、早速ご覧いただこう。





元ジャニーズであり、ビッグ発言で物議を醸した「トシちゃん」こと田原俊彦
これまでの被写体と比較すれば特徴の少なめな顔立ちであるが、まずまずのトシちゃん具合である





対戦相手を務めるのは、久しぶりの登場となった加藤。
これだけ極端な表情を取り込めるだけで、本作のクリエイト機能は賞賛に値するであろう





試合形式はベアナックルをチョイス。
試合ついでにダメージ表現をじっくりと観察してみることにした





加藤得意のストレートを浴び、1ラウンド早々左瞼が塞がってきた田原。
パッチ後の通常形式ではダメージ表現がほとんど見られない為、ベアナックルでの観戦頻度がどうしても高くなってしまう





フェザー加藤に対しバンタム田原……微妙なウェイト差が大きく出たのか、徐々に加藤が試合を支配しはじめる。
ベアナックルは一撃が非常に重い為、いくら歩のパンチと言えど侮ることは出来ない





左目の下をカットしてしまい、多量の出血に見舞われた俊彦。
なお、この表現はいきなり流血テクスチャが貼られるといった単純なものではなく、
傷のある箇所にパンチを浴びる毎に出血が酷くなる、視覚的に説得力のある仕様だ





安易に振ったトシちゃんさんのフックを見逃すことなく、的確にカウンターのフックを被せた加藤。
試合用グローブとは一味も二味も違う、生々しい打撃音がリングに響き渡る





カウンターフックで鼻にも傷を負った田原。
勘違いされぬよう書いておくが、私は田原俊彦が嫌いなわけではない





ロープ際に追い詰め、とどめのアッパーを放つ加藤。
僅か3ラウンドにて決着の付いた試合だったが、非常に盛り上がった素晴らしい一戦であった






おまけ



試しに取り込んでみた北野武氏。
購入当初、アジアン顔は厳しいか……と感じていたが、これだけ再現出来れば十分であろう




というわけで、本日はここまで。
楽しんでいただけたならば幸いである。

では次回更新にて、また会おう。