おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

飛龍アフター

朗報である。
なんと、本ブログスタッフはブログ内検索メカを搭載することに成功したのだ!
サイドバー上部に配置してあるので、「田原俊彦」といったワードで試してみるがよい。


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「ずるい話かもしれないけど、前回のCAWでは終止符が打てなくなりました」

とりあえずの一区切りと語っていた本ブログスタッフから、そんなメッセージが届いた。
なんでも、両雄のIG化に伴い、新たな光明が見えたというのである。

でもって、今回のモデルは「炎の飛龍」こと藤波辰爾
これまでどうにも似せることの出来なかったマッチョなドラゴンに、今こそリベンジ!
上手くいかぬからといって、その可能性を殺してはならぬのだ。
我々は殺し合いをやっているんじゃない!


まず、本ブログにおける藤波作成の歴史を、包み隠さず振り返ってみよう。



旧稿内に眠っていた、2006年に公開した藤波を発掘。
なんとなく特徴は捉えているものの、藤波辰爾というよりはサザナミタツオ的ななにかを感じてしまう。
なお、このドラゴンはエキプロ7によって作られたようだ





こちらはSVR2010にて使用していた飛龍。
どこをどう勘違いして魚類フェイスにしたのか、今や思い出すことすら出来ない。
ヘアスタイルに関しては「コレしかない!」と、完全に固執してしまっていた





SVR2011購入当初に作成した辰っつぁん。
「瞼を腫れぼったく」「鼻のサイズを大きく」との思いが強すぎたのか、どうにも似切らず放置していた。
また、ヘアスタイルもSVR2010のときと同じものを引き摺っていた。
今にして思えば、飛龍革命でも起こしたい気分である





そして今回、IG化を目指してリメイクしたのがこの藤波だ。
まだまだ改良の余地はあるが、以前よりも幾分マシになったのではなかろうか。
IG化の特徴である細かいモールドの追加に加え、前回の三沢作成時に使用したヘアスタイルをこちらにも適用した









セクシーなタイツの際は、日焼け痕かはたまたアンダータイツか。
背中にはカッピング療法の痕をロゴ貼り付けにて再現しているが、
透明度調整の出来たSVR2010のカッピング痕跡に劣る残念な仕上がり





ドラゴンスクリューからの足四の字も捨て難いが、フィニッシュにはやはり「ドラゴンスリーパー」が映える。
惜しむらくは絞める腕が藤波と逆ということだが、収録されているだけありがたい





一試合に一度は見たい名場面その1、フルネルソン
実況が解説が、そして客席が沸き立つ瞬間だが、飛龍原爆に至らないのは暗黙の了解であった





左腕でドタバタと放つ、ドラゴン殺法のひとつ「ドラゴンラリアット」。
カウンターとして使用すれば効果覿面、流れを変えたい際に重宝する技である。
余談であるが、ドラゴン殺法には他にも「ドラゴン張り手」「ドラゴンストップ」「ドラゴン呼吸法」等が存在する





一試合に一度は見たい名場面その2、自爆受け身。
ハンマースロー後に正面ドロップキックを放つも相手は跳ね返ってこず……という例のムーヴである。
この後反撃を食らうか、蟹挟みで流れを維持するかはまちまちであった





飛べ、マッチョドラゴン!
天龍のパイプ椅子カウンターにだけは気をつけろ!




最後に、入場の様子をご覧いただこう。


入場曲のチョイスに悩んだが、今回はコレにした。
プロレス入場曲を語る上では外すことの出来ぬ、鈴木修氏による傑作のひとつである。
妙に拙い、しかし力強いリードギターが藤波を思わせるのが最高だ。

ちなみに、SVR2010では「DRAGON SUPLEX」を使用していた。
マッチョドラゴンも悪くない選択肢だが、超飛龍だけはどうにも好きになれない。
アレは健吾のブラックストーム同様、ロイヤルハント臭が強すぎるのだ……




というわけで、飛龍アフター如何だったであろうか。
以前のものと比較すればドラゴン指数は上がった気がするが、
これを完成とせず、さらなる改良を加えていきたいところである。

俺たちの時代は、まだ終わっちゃいないのだ。



今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。