おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

不死鳥 2011 Vol.5

さて君、そろそろ本ブログのハヤブサのヘアスタイルに無理を感じてはいないか。

思えば、作成開始時になんとなく使ってみた某ハーディヘアがいい具合にそれっぽくなり、
妙に気に入りそれっきりとなっていたのであるが、そろそろ見直してみる時期かも知れぬ。

というわけで、本日は新たなヘアスタイルの模索をテーマとしてあれこれ試行錯誤してみた。
新たなコスチュームもようやく作成してみたので、暇潰しにでも覗いてみていってはどうか。



先日までのハヤブサ
マスク後部より伸びる白い帯を、ヘアスタイルでひとまとめに再現という力技である。
このヘアスタイルの欠点は、真後ろから見た際のヴィジュアルの酷さと、足りない髪の長さ





まずは頭頂部が自然な形でマスクと融合する長髪を試してみる。
髪の長さは十分、シルエットも悪くないが、髪の量が少々多すぎるのが難点。
また、カットラインが揃いすぎているのも、ハヤブサに使用するには痛い点だ





とりあえずモーフィングで頭部の形状を整え、試合にてそのフィット具合確認してみることに。
頭頂部の丸みは素晴らしく、髪の長さもバッチリなのであるが、やはりカットラインがネックか……
オリエンタルというよりは、アジアンビューティ的なアレになってしまった





遠目に見る分には問題ないのであるが、洗髪料のCMに登場しそうなあのラインが全てを台無しにしてしまう。
せっかくのフィット具合とはいえ、却下せざるを得ない……





次のヘアスタイル候補は、最もハヤブサらしい髪質及び長さを持つ長髪パーツである。
実は作成当初これを使う予定だったのであるが、某ハーディのアレのインパクトを気に入り、
こちらはお蔵入りとなっていたというわけだ。

このスタイルの欠点は、なんといっても生え際の処理であろう。
額が大きく露出し、しかもなだらかなスロープを描いているわけでもない為、
ロゴ貼り付けでごまかすにも少々無理があるのだ





背後からのショット。
本来ならばその長髪はマスクの中を通しているのだが、こればかりは仕方ない。
とはいえ、長さ及びウェーブの掛かり具合は最もハヤブサらしいと言えよう。

生え際が厳しいが、やはりこれか某ハーディ風で行くしかあるまい。
せっかくなので今回はこのヘアスタイルで仕上げてみることにした





ヘアスタイル変更によるデザイン貼り付け可能範囲の変動に伴い、生え際描写をペイントツールにて描き直した。
以前の細かすぎるラインよりも大胆に描き、「髪の段差」から目を逸らさせるという姑息な作戦である





これだけ目立つように描けば、「生え際はここだ」と錯覚を起こしてもらえるか……
いや、起こすに違いない!
マスクから生えている風に見えるサイドも辛いところだが、トータルイメージを優先し妥協するしかあるまい





試合中はこのようなヴィジュアルとなる。
立ち止まったこのショットでは髪のボリュームが寂しく感じるが、いざ動かしてみると予想以上にいい塩梅だ。

また、このヘアスタイルでの仕上げと同時に、気になっていた手甲のデザインも描き直した。
ヘアスタイルはさておき、ベースとしての赤ハヤブサはようやく完成といってもいいかも知れぬ





ヘアスタイルはいつでも変更可能ということで、いよいよカラーバリエーションの作成に着手。
前々回でも作成していた白基調のハヤブサであるが、新ヘアスタイルの影響を受け
マスク留めが微妙な長さとなってしまい、少々無念……





カラスマスクの網目処理部分が珍しい形状の、茶ハヤブサ
手元の資料が乏しい為、もしかしたら大きく間違っているかも知れぬが、
他のカラーとの差別化という点を意識し、とりあえず再現してみた。

実際の隼を髣髴とさせる茶ハヤブサは、地味な色合いの筈がリングに実に映える。
私的にはこのカラーがハヤブサのベストカラーである





4着目はクラシカルなマスクを再現。
別枠で赤のバクハツ頭版を作成しているので、こちらは緑基調のデザインにしてみた。
見よ、これ見よがしの生え際を!

しかしこうして静止画にしてみると、今度はアイスリットを大きくしすぎた感が……調整が難しい




というわけで、今回の記事は如何だったであろうか。
ヘアスタイルに関しては未だ悩みどころであり、現在も試行錯誤を繰り返している最中である。
どれも一長一短で難しい取捨選択であるが、君はどのヘアスタイルがフィットしていると感じたであろうか。


今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。