おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

不死鳥 2011 Vol.6

君、優柔不断と笑いたくば笑うがよい。
そうである、結局ヘアスタイルを元に戻してしまったのである。



艶やかな髪に輝くキューティクルをより自然に描き直し、結局某ハーディヘアスタイルに回帰。
サイドの髪が白い帯風に前方へと靡くこのヴィジュアルが、どうにも捨て難かったのだ……





先日のヘアスタイルは、別枠にコピーしたハヤブサに適用。
こちらでは、本データの4着に入り切らなかったカラーバリエーションを作成してみる予定だ。
ズボンにドラゴンのデザインが施されていた時期のものも、気が向いたら作ってみたい




さて本日は、一夜の夢として出現した、プレミアムなあのハヤブサに挑戦してみたので紹介させていただこう。
ダークサイドを作ろうかとも思ったが、本ブログ的にはやはりこちらを優先すべきであろう!





外枠のみをペイントツールで描き、下地にオレンジに着色したデフォルトのロゴを敷いてやることで
鮮やかなタイツのカラーを再現してみた。
ペイントツールでは深く濃いオレンジを出すことが出来ない為、このような手間が掛かってしまうのだ。
この「明度を下げると濃度も下がる」という謎仕様、次回作では改善されているといいのだが……





アームウェアのデザインも同じ要領で再現。
128×128で描いている為接写では厳しいが、試合中はそう気にならない程度に軽減されるのが救いか。
また、手元の資料が乏しい為、想像で補っている部分もあるということを付け加えておこう





奇抜なデザインの立体マスクは、完全再現はどうあがいても不可能。
そこで、帽子等の立体パーツとフェイスモーフィングを駆使して、それっぽく見える様仕上げていく。
頬部分の凹凸は、陰影を付けたロゴの貼り付けにより目の錯覚を喚起しているだけであり、実際は平面である





サイドからのショット。
帽子にデザインを自由に貼り付けることが出来ない為、かなり寂しい見た目となってしまったが、
トータルイメージ的にはそう悪くない仕上がりとなった。
こうして見てみるとマスク側面も寂し目なので、太陽っぽい謎デザインを入れてみてもいいかも知れぬ。

失礼ながら、石井竜也氏の手掛けたこのプレミアムデザイン……当時「噴飯ものだ」と一笑に付していたのであるが、
いざ真面目に作ってみるとコレが意外にカッコいいのでは……思えてきた





全体像。
シンプルなデザインであるが、レイヤー消費量は通常のハヤブサを上回っている。
強引に再現したマスク部分に、多数のレイヤーを割いてしまった為であろう





画像検索で確認した、プレミアムデザインのレッドヴァージョンもついでに作成。
実際に試合で着用したわけではないが、カラーバリエーションとして楽しむ分には問題なかろう





プレミアムなファルコンアロー。
次回作ではCAFにて垂直落下風のものが作れると嬉しいが、流石に求めすぎか





ドラゴンスープレックスの他、タイガースープレックスも得意としたハヤブサ
悪い意味で技のデパートな雰囲気もあるが、どの技もしっかりとものにしていた点を見逃してはならない





最も象徴的なオリジナル技「フェニックス・スプラッシュ」。
SVR2011に収録はされていないものの、CAFで作成することは可能となっている。
ただ、身体を捻る方向が逆なのが無念……せめて反転出来るようにしておいてくれればよかったものを





プレミアム"ドリーム"ハヤブサに扮しても、その華麗なムーヴに翳りは無し。
Fight with Dream...




最後に、入場の様子をご覧いただこう。


普段のハヤブサとは雰囲気が全く違う、実にプレミアムなデザイン。
入場用のマントは、実際は裏生地のみオレンジなのであるが、ご覧のありさまである。

このコスチュームのおかげでハヤブサであることのしがらみを吹っ切ることが出来た為、
賛否両論ながら大きな意味合いを持つ……とは、ハヤブサ本人談。
はたして君の目にはどう映ったか




というわけで、本日の記事は如何だったであろうか。

本ブログを定期的に覗いてくれている君ならご存知であろうが、
実はこのプレミアムデザインはSVR2010での作成に続き2回目の挑戦であった。
以前のCAWと今回のCAWの出来栄えを見比べてみるのも、また面白いかも知れぬ。

おぉっと……ひとつ伝えそびれていたが、
とりあえず4着のコスチュームが完成したノーマルハヤブサを、コミュニティにUPさせていただいた。
技セットは普段使っているものではなく、CPUが使用してもある程度流れが出来るよう組み直したものになっている。
通常マッチからエクストリームマッチまで、対戦相手としてでも楽しんでいただければ幸いである。



今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。