おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

不死鳥 2011 Vol.7

SVRサーバーの貧弱具合は、君もご存知であろう。

コミュニティに繋がらないこと等当たり前、
加えて質の悪いことに、サーバー不調時はペイントツール製ロゴを使用したCAWが使えないのである。
つまり、このしつこく改良を続けているハヤブサも、オンで使えぬ残念な日がままあるというわけだ。

そこで今回は、そんな「サーバー不調時でもハヤブサを使いたい」という自らの欲求に答えるべく、
ペイントツールを一切使わず、デフォルトのロゴのみでハヤブサを作ってみることにした。

というわけで、どんな仕上がりとなったのか早速ご覧いただこう。


ペイントツールの存在しなかった頃を思い出しつつ、既存ロゴにてハヤブサを再現していく。
複雑なデザインは消費レイヤー数的に厳しいと見越し、
今回はクラシカルなシンプルデザインのマスクをチョイスした。
また、折角いちから構築するということで、長髪をボディに直接描き込むとどうなるかをついでに試してみた





マスクの中から伸びる長髪の再現は、思ったよりもいい感じに仕上がる手応えがあったものの、
いざ貼り付けてみると、またしても謎の中央分離地帯に水を差されてしまった。
この見苦しき分割ライン、新作では改善されているといいのだが……





ペイントツールを使用したハヤブサとの比較。
流石に寂しく感じるが、オンラインのタッグマッチにおける2階席風残念視点ならば、そう気にはならないだろう。

質素な見てくれの、この「サーバー不調時専用ハヤブサ」に費やしたレイヤー数は、結局60オーバー……
普段如何にペイントツールに頼っているかを、改めて思い知らされた





なんちゃってガウンを着せ、入場もごまかす気満々。
しかしアイメイクがきつ過ぎるのと頭部のモーフィングが甘い為か、
その視線から殺意とお笑いの波動を感じてしまう……もう少し、もう少しなんとかなるだろう……





その後結局ベースマスクを変更し、ボディに貼り付けた髪は削除。
アイメイクの不気味さは消し去れていないが、長髪が靡いていれば多少の粗はカモフラージュされるであろう




おまけ

プレミアムハヤブサのマスクの耳辺りにある、太陽っぽい謎デザインをペイントツールで描き足してみた。
言わねば分からぬ程度の細かい部分ではあるが、こういった一見無駄に思えるディテールへの拘りを大切にしたい




さて、今回の記事は如何だったであろうか。
いざペイントツールを使わず作成してみると、これが妙に新鮮で存分に楽しむことが出来た。
今後はサーバー不調時を考え、各CAWの4着目にNo Paint tool仕様を用意してもいいかも知れぬ。

いやはや……願わくば、新作ではこの問題点を解決していて欲しいものである。



今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。