インプレッションをば
Gears of War 3を皮切りに、いよいよはじまってしまったホリデーシーズン大作ラッシュ。
その波に完全に飲まれてしまう前に、今日はここ最近プレイしたゲームの感想でも書き流しておこう。
▼Toy Soldiers: Cold War
キャンペーン及びサバイバルでオンラインCO-OPが可能となった他、
タレットや搭乗兵器の操作性等々全体にブラッシュアップされた、「Toy Soldiers」の正統続編。
前作との大きな違いは、「クリア出来るか否かのギリギリの攻防」を味わうのではなく、
アクションを駆使して「如何にスコアを稼ぐか」、というゲーム性に変貌したという点であろう。
兵器の配置も前作ほど考え込む必要もなく、如何に効率よく全滅させるかに重きを置く感じだ。
砕けて言えば、アタマを使う暇があるならトリガーを引け!といった按配。
「俺はタワーディフェンスとして遊びたいんだ!」という君には、難易度「ジェネラル」が用意されている。
この難易度においては、前作同様プレイヤーによる兵器の操作が封じられる為、
タワーディフェンスとしての緻密なプレイを存分に楽しめるのだ。
……しかしながら、タワーディフェンスとしてはどうにも楽しみ切れない中途半端感も否めず。
恐らくはレベルデザインが比較的単調であることと、万能かつ強力な兵器が存在することにより
砲台を使い分ける楽しみに欠けてしまっていること、この2点が大きいのではなかろうか。
見た目に派手で賑やかになり、掴みとしては十分な楽しさを感じさせてくれる本作であるが、
私的にはゲーム性の深みという点では前作に軍配が上がってしまう。
だからといって君、本作が駄作というわけでは決してないぞ。
多数のミニゲームや対戦モードも用意されているし、全ステージを各難易度でやり込む楽しさは健在だ。
また、オフライン協力プレイも可能なので、接待プレイにも活躍するであろう!
ともあれ、気になる君は体験版をプレイしてみるとよい。
手軽に遊べるタワーディフェンス風アクションという意味では、手堅くまとまった秀作だ。
価格分(1200MSP)の価値は間違いなくあるだろう。
GameTrailers.comによるレビュー。
国内配信版は丁寧にローカライズされているので安心せよ
▼レイディアントシルバーガン
あの伝説のシューティングが、ついにXBLAにて配信!
実は私、アーケード版もセガサターン版も触ったことがなかったので、今回が初シルバーガンなのだ。
同社の誇る人気シューティング「斑鳩」で挫折したリベンジを果たすべく――そして
伝説が如何程のものであるのか確かめるべく、勇んで購入したというわけである。
でもって早速プレイしてみたのであるが、はたして伝説は、紛うこと無き伝説であった。
およそシューターとは言えぬ乏しいシューティング遍歴を誇る私であるが、
そんな私でも何故に本作がカルトな人気を誇るのかが、プレイして間もなく理解出来たのだ。
うむむ……これは、シューティングのひとつの究極形ではなかろうか。
スタート時から使える3系統6種+ソードの、計7種の多彩な武器。
同じカラーの敵のみを撃破することにより跳ね上がっていくスコア倍率。
スコアと直結した、武器のレベルアップシステム。
ステージが進むにつれ装甲の厚くなる敵。
武器を強化するには、本作独特の撃破法を実践せねばならない。
……つまるところ、本作は斑鳩と同じくパズル要素を含んだシューティングである。
斑鳩においては、そのパズル要素にすっかり躓いていしまった私であるが、
本作のパズル要素は斑鳩ほどガチガチではない分、私のような初心者にも門戸を開いている気がする。
なんというか……心なしか、斑鳩よりもアドリブが効くと感じるのだ。
さらに、画面比率が通常モニタ向け(メイン画面は4:3で、枠外は残機数やチェーンの表示)
で見易いのも非常に大きい!
その他特筆すべき点は(特筆すべき点ばかりなのであるが)、神々しささえ感じさせる崎元仁氏のBGM。
そしてステージ3からはじまるという、興味を引くストーリー展開。
いやはや、どこを切ってもスペシャルなモタロー飴!
加えて、今回の移植では旧サターンモードであるストーリーモードも完全収録。
このモードでは、ストーリーがより詳細に語られるのみならず、多数の追加ボスを収録(蛇足に非ず!)。
さらには、なんとゲームオーバーになっても武器のレベルを次回プレイに引き継ぐことが可能となっているのだ。
なんという初心者救済……このモードならば、意識してスコアを稼がずとも楽しめるというわけだ。
武器の使い分けも楽しく、オープニングからエンディングまで無駄な部分一切なし。
全てが緻密に構築された伝説のシューティング、
レイディアントシルバーガンは1200MSPで絶賛配信中である。
体験版は何故か未経験者には分かり難いステージをプレイさせられるので、それだけで判断するには惜しい。
というか、何故に体験版にあのステージを選択したのか理解不能!
というわけで、懐に余裕があるならば、そしてゲーマーを自負するならば、是非にプレイしてみて欲しい一作だ。
クリア後にはおまけもあるぞ。
アバターアワードも2種用意されておるぞっ!
IGN.comによるレビュー。
時代を感じさせるアニメーションもまた、シルバーガンの魅力のひとつと肯定してしまうのは、
早くも信者フィルターが掛かってしまっているせいか
▼Gears of War 3
本作は、モンスターである。
3部作を締め括るに相応しい、重厚すぎるストーリーモード。
様々な形式で手軽に楽しめる対戦モード。
全50ウェーブを凌ぐ、タワーディフェンス要素も追加されたHordeモード。
全12ウェーブで人間側を殲滅するBeastモード。
どのモードもオンラインに対応しており、抜かりなし。
そして驚くべきことに、これだけのボリュームを誇っているにも拘らず、捨てモードが一切ないのだ。
更に進化したグラフィックス、洗練された操作性。
文句の付けどころも無ければ、私如きが今更褒めそやす必要も無い。
本体を所持しているならば、買うしかなかろう!
何、ハードを所持しておらぬと申すか。
ならば本体もろとも購入するがよい……本作には、それだけの価値がある。
GameTrailers.comによるレビュー。
国内版は非常にクオリティの高い日本語吹き替えとなっている
つらつらと書き流してしまったが、本日はここまで。
来月はガーディアンヒーローズとForza Motorsport 4、そしてDead Island(国内版)。
嗚呼、時間も軍資金も足りぬ。
ん……そういえば、我らがYuke's開発のReal Steelも、たしか10月配信か……
見るからに底が浅そうであるが、とりあえず体験版だけでも触ってみたいところだ。
同名タイトルの映画をモチーフにした、ロボットによるボクシングゲーム。
カスタム用パーツをDLCにて売る気満々なのが玉に瑕……
その波に完全に飲まれてしまう前に、今日はここ最近プレイしたゲームの感想でも書き流しておこう。
▼Toy Soldiers: Cold War
キャンペーン及びサバイバルでオンラインCO-OPが可能となった他、
タレットや搭乗兵器の操作性等々全体にブラッシュアップされた、「Toy Soldiers」の正統続編。
前作との大きな違いは、「クリア出来るか否かのギリギリの攻防」を味わうのではなく、
アクションを駆使して「如何にスコアを稼ぐか」、というゲーム性に変貌したという点であろう。
兵器の配置も前作ほど考え込む必要もなく、如何に効率よく全滅させるかに重きを置く感じだ。
砕けて言えば、アタマを使う暇があるならトリガーを引け!といった按配。
「俺はタワーディフェンスとして遊びたいんだ!」という君には、難易度「ジェネラル」が用意されている。
この難易度においては、前作同様プレイヤーによる兵器の操作が封じられる為、
タワーディフェンスとしての緻密なプレイを存分に楽しめるのだ。
……しかしながら、タワーディフェンスとしてはどうにも楽しみ切れない中途半端感も否めず。
恐らくはレベルデザインが比較的単調であることと、万能かつ強力な兵器が存在することにより
砲台を使い分ける楽しみに欠けてしまっていること、この2点が大きいのではなかろうか。
見た目に派手で賑やかになり、掴みとしては十分な楽しさを感じさせてくれる本作であるが、
私的にはゲーム性の深みという点では前作に軍配が上がってしまう。
だからといって君、本作が駄作というわけでは決してないぞ。
多数のミニゲームや対戦モードも用意されているし、全ステージを各難易度でやり込む楽しさは健在だ。
また、オフライン協力プレイも可能なので、接待プレイにも活躍するであろう!
ともあれ、気になる君は体験版をプレイしてみるとよい。
手軽に遊べるタワーディフェンス風アクションという意味では、手堅くまとまった秀作だ。
価格分(1200MSP)の価値は間違いなくあるだろう。
GameTrailers.comによるレビュー。
国内配信版は丁寧にローカライズされているので安心せよ
▼レイディアントシルバーガン
あの伝説のシューティングが、ついにXBLAにて配信!
実は私、アーケード版もセガサターン版も触ったことがなかったので、今回が初シルバーガンなのだ。
同社の誇る人気シューティング「斑鳩」で挫折したリベンジを果たすべく――そして
伝説が如何程のものであるのか確かめるべく、勇んで購入したというわけである。
でもって早速プレイしてみたのであるが、はたして伝説は、紛うこと無き伝説であった。
およそシューターとは言えぬ乏しいシューティング遍歴を誇る私であるが、
そんな私でも何故に本作がカルトな人気を誇るのかが、プレイして間もなく理解出来たのだ。
うむむ……これは、シューティングのひとつの究極形ではなかろうか。
スタート時から使える3系統6種+ソードの、計7種の多彩な武器。
同じカラーの敵のみを撃破することにより跳ね上がっていくスコア倍率。
スコアと直結した、武器のレベルアップシステム。
ステージが進むにつれ装甲の厚くなる敵。
武器を強化するには、本作独特の撃破法を実践せねばならない。
……つまるところ、本作は斑鳩と同じくパズル要素を含んだシューティングである。
斑鳩においては、そのパズル要素にすっかり躓いていしまった私であるが、
本作のパズル要素は斑鳩ほどガチガチではない分、私のような初心者にも門戸を開いている気がする。
なんというか……心なしか、斑鳩よりもアドリブが効くと感じるのだ。
さらに、画面比率が通常モニタ向け(メイン画面は4:3で、枠外は残機数やチェーンの表示)
で見易いのも非常に大きい!
その他特筆すべき点は(特筆すべき点ばかりなのであるが)、神々しささえ感じさせる崎元仁氏のBGM。
そしてステージ3からはじまるという、興味を引くストーリー展開。
いやはや、どこを切ってもスペシャルなモタロー飴!
加えて、今回の移植では旧サターンモードであるストーリーモードも完全収録。
このモードでは、ストーリーがより詳細に語られるのみならず、多数の追加ボスを収録(蛇足に非ず!)。
さらには、なんとゲームオーバーになっても武器のレベルを次回プレイに引き継ぐことが可能となっているのだ。
なんという初心者救済……このモードならば、意識してスコアを稼がずとも楽しめるというわけだ。
武器の使い分けも楽しく、オープニングからエンディングまで無駄な部分一切なし。
全てが緻密に構築された伝説のシューティング、
レイディアントシルバーガンは1200MSPで絶賛配信中である。
体験版は何故か未経験者には分かり難いステージをプレイさせられるので、それだけで判断するには惜しい。
というか、何故に体験版にあのステージを選択したのか理解不能!
というわけで、懐に余裕があるならば、そしてゲーマーを自負するならば、是非にプレイしてみて欲しい一作だ。
クリア後にはおまけもあるぞ。
アバターアワードも2種用意されておるぞっ!
IGN.comによるレビュー。
時代を感じさせるアニメーションもまた、シルバーガンの魅力のひとつと肯定してしまうのは、
早くも信者フィルターが掛かってしまっているせいか
▼Gears of War 3
本作は、モンスターである。
3部作を締め括るに相応しい、重厚すぎるストーリーモード。
様々な形式で手軽に楽しめる対戦モード。
全50ウェーブを凌ぐ、タワーディフェンス要素も追加されたHordeモード。
全12ウェーブで人間側を殲滅するBeastモード。
どのモードもオンラインに対応しており、抜かりなし。
そして驚くべきことに、これだけのボリュームを誇っているにも拘らず、捨てモードが一切ないのだ。
更に進化したグラフィックス、洗練された操作性。
文句の付けどころも無ければ、私如きが今更褒めそやす必要も無い。
本体を所持しているならば、買うしかなかろう!
何、ハードを所持しておらぬと申すか。
ならば本体もろとも購入するがよい……本作には、それだけの価値がある。
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国内版は非常にクオリティの高い日本語吹き替えとなっている
つらつらと書き流してしまったが、本日はここまで。
来月はガーディアンヒーローズとForza Motorsport 4、そしてDead Island(国内版)。
嗚呼、時間も軍資金も足りぬ。
ん……そういえば、我らがYuke's開発のReal Steelも、たしか10月配信か……
見るからに底が浅そうであるが、とりあえず体験版だけでも触ってみたいところだ。
同名タイトルの映画をモチーフにした、ロボットによるボクシングゲーム。
カスタム用パーツをDLCにて売る気満々なのが玉に瑕……