おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

10月

Gears of War 3の、高品質かつ圧倒的なボリュームにタップ寸前な君よ。
ギブアップはまだ早いぞ、地獄ははじまったばかりなのだ。

というわけで、今回は地獄真っ只中・本ブログスタッフの今月の購入予定を中心につらつらと書き流していこう。

 まずはパッケージソフトの予定から。

 今週発売予定の、id softwareの誇る大作「Rage」も欲しいところだが、血涙を呑んで後回しとし、
 本ブログスタッフは「Forza Motorsport 4」「Dead Island」の2本をチョイスした。


▼お荷物まとめてお引越し
 今月は、何を差し置いてもまずForza 4であろう。

 3から更に進化したグラフィックスは、特にコックピットビューでその真価を発揮する。
 ダッシュボードは収録されている全車においてリメイクされ、その質感が大幅にアップ。
 加えて、新たな光源処理の恩恵を受け、車内に差し込む
 光と影のコントラストがより美しくなったのも然ることながら、
 極めつけはハリウッドスタイルカメラエフェクトと呼ばれる演出効果の実装!

 このエフェクト、例えば急制動を行えば前のめりになり、急加速すれば後方に「持っていかれる」あの感覚を、
 視覚的に再現したものなのだ。
 また、高速走行時は周囲にブラーが発生し、ブレる視点と相俟って恐怖を感じることが出来るのである。
 3では頭部が固定されているかのような視点だったので、この違いは非常に大きい!

 さらに、キネクトセンサーを使用すればヘッドトラッキングが可能となる。
 首を左右に振ることにより(或いは体を左右に傾けることにより)、ナチュラルに視点を動かすことが出来るのだ。
 例えばカーブへの進入時、例えば敵車の位置確認に大きな効果を発揮しそうだ。

 このエフェクトとキネクトの組み合わせで、没入感はシリーズ最高となるのは間違いなしであろう。
 その他視点は全5種用意されているものの、私的にはコックピットビューを全力で推したい。
 ただ、スピードの恐怖という一点においては、ボンネットビューも捨て難い……!


 さて、中には「レースゲームには興味がないんだよ」という御仁もいらっしゃることであろう。
 そんな君も、昨日より配信の開始された体験版をとりあえず試して戴きたい。
 デモの内容はクイックレースとライバルモードの2種のゲームモードを試せるものとなっているが、
 とにかくライバルモードをプレイしてみてほしいのだ。

 このモード、なんとライバルは世界中のプレイヤー!
 君の叩き出したタイム直近のプレイヤーのゴーストが自動ダウンロードされ、
 そのタイムを上回るまでレースは続くのだ。
 意地でもフレンドのタイムを塗り替えたくなること必至……これだけで当分遊べそうな中毒性!
 君は、我がへっぽこタイムを上回ることが出来るか!?


 Forza motorsport 4は、10月13日発売予定。
 さあ今のうちにForza 3のバイナルをまとめ、4への引越し準備をしておくのだ!
 

 最後に、あのTOP GEARのジェレミー氏(シリアス版)のナレーションが心の琴線を刺激する
 実写トレイラー、Forza Motorsport 4「Endangerd Species」を紹介しておこう。
 胸打たれ、熱き激情が滾ったならば、今すぐ走り出すのだ!



絶滅危惧種」と名付けられたショートフィルム。
クルマを愛するが故の、時代の流れへの葛藤……
絶滅危惧種たちの想いを代弁する、実にエモーショナルな作品だ




▼ゾンビは撃つものではなく殴打するもの
 マイフェイバリットスプラッタホラー映画「Braindead」。
 あの映画こそ、我が理想郷であり約束の地!

 さて、ゾンビ映画においてはBraindeadに限らず、ゾンビと闘うシーンは近接戦闘が主。
 だのに、ゾンビゲーと来たらどれもこれも銃ばかりぶっ放しやがって……!
 そう思い続けていた本ブログスタッフの福音となり得るのが、「Dead Island」である。
 
 ゾンビといえば数の暴力も魅力のひとつではあるが、
 ことゲームにおいてはその点を再現する為に、個々のゾンビの細部描写が疎かになっているとも感じてしまう。
 その「多くのゲームが取捨選択により捨て去る部分」をあえてピックアップし、
 「個体の恐怖」に重きを置いている風に見て取れるのが、本作Dead Islandなのだ。

 個々のディテールをアップさせることによるトレードオフとして、
 本作においては無数のゾンビの群がる絵を見ることは出来そうにないが、
 その分ゾンビ1体1体の描写には目を見張るものがある。

 鈍器や刃物で打ち付ければ、肉は削げ落ち、皮膚が引っ張られて千切れる。
 そういった、腐食した人体の損壊する様を、従来のゾンビゲーと比較してかなり詳細に描いているのだ。
 期待するなという方が無理な話であろう!
 ただ、残念ながら切断出来る箇所は予め仕込まれている部分のみで、
 リアルタイムに損壊箇所が生成されるわけではないようだ。
 とはいえ、Dead Space以上に細かく解体出来るようなので、
 この辺りが現世代ハードの限界と割り切るしかあるまい……。

 既に海外版を購入しプレイされている方もいるであろうが、待望の国内版は10月20日発売予定。
 私は吹き替えと初回特典に魅力を感じ、国内版を購入することにした。
 激戦区の中発売されることもあり(また、隔離サーバーということもあり)、CO-OP人口が心配ではあるが、
 もしオンラインにて出会うことがあれば、共にゾンビ観覧ツアーへと旅立とうではないか。

 ……おぉっと君、そう先を急ぐでない。
 もう少しじっくりと臓物の様子を見させておくれ!



Dead Islandトレイラー「Tropical island」。
評価が二分している本作であるが、君のお眼鏡に適うか否か……







さて、次は配信専売ソフトを。


▼クローク発動 再び
 なんと、Crisisの1作目がまさかの配信専売タイトルとして昨日配信されてしまった。
 Game on Demand扱いで、価格は驚異の安価1360MSP/1900円。
 なんでも、Crisis 2で使用されたCrytekの誇る最新エンジン「CryEngine3」にて
 PC版をベースに再構築したものらしく、その映像美はかなりのもののようだ。
 
 2もかなり楽しめたので(また、1未経験なので)、これは是非にプレイしたいところである。
 GoD扱いということで、当然実績も1000用意されているぞ。
 実績が好物の君も要チェックだ!

 おぉっと、ひとつ書き忘れ。
 本作は日本語吹き替え・日本語字幕対応。
 至れり尽くせりである。

 *追記 国内では配信停止となったも模様。吹き替えまで収録しておいて、何故に……



初代Crisisは、2のような「幅の広い一本道」ではなく、FarCryのようにオープンワールドで展開されるFPSである。
確か2開発当初、「ジャングルの表現はコンシューマではキツイから、舞台をコンクリートジャングルにした」
と見掛けた記憶があるが、技術的な問題が解決したのであろうか……いやはやとんでもないクオリティとなっている




▼12人オンライン対戦勃発
 待ちに待ったガーディアンヒーローズが、10月12日ついに配信開始!
 そうである、Forza 4発売の前日である……。

 サターン版発売当時にプレイした君なら、これを買わぬ手は無かろう!
 とにかく公式サイトを穴が開くほどにじっくりと見るがよい。
 あのガーヒーがパワーアップして再臨、しかも僅か800MSPで入手出来るのだ。
 なんという時代であろう!


ガーディアンヒーローズトレイラー。
ストーリーモードはオンラインCO-OP可能、オンライン対戦に至っては12人対戦可能!混沌必至!





このラインナップでも消化不良を起こしそうなところに、
先週北米マーケットプレイスにてセールされていたTorchlightを、
400MSPという安価に釣られてつい購入してしまった。
これがまた楽しくてたまらんので、遅れ馳せながらその内インプレッションでも書き流したいところである。


というわけで、今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。