おにてん工房

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MASS EFFECT 3 MP FINAL DLC "Reckoning" ファーストインプレッション

2月26日よりいよいよ配信の開始された、ME3MP最後の拡張DLC「Reckoning」。

今回は、新キャラクタ全6体を一通り触った時点での感想を書き流してみるとしよう。
新アビリティの真価や如何に?



個性的な6体の新キャラクタをさらっと紹介する、Reckoningトレイラー。
1分程度の短い動画なので、興味のない君もひとつ再生してみては如何か


▼覚醒コレクター アデプト
 アビリティ:
  - ダークスフィア
   射出後ゆっくりと直進するダークエネルギーの球体を繰り出す。
   接触対象は時間経過ダメージを被り、かつバイオティック爆発セットアップ状態となる。
   射出後は再度発動することにより好きなタイミングで爆破可能で、爆発範囲内の敵に大ダメージを与える。
   なお、爆破しなければクールダウンは発生しないという特性を持つ

  - シーカースウォーム
   3体のシーカースウォームを自身の周囲に待機させる(ビルド次第で4体まで増加)。
   待機後は発動毎に1体のスウォームを目標に向かって射出。
   ヒットした敵にダメージを与えつつ、その移動速度を低下させる。
   防御タイプにビルドすれば、待機スウォーム1体毎に10%のダメージ防御を得る。
   爆発セットアップ状態の敵の起爆にも使用可能

  - ダークチャンネル
   既存アビリティにつき割愛

 特徴:
   フォアウィングリープによる緊急回避にも優れた、非常に使い甲斐のあるキャラクタ。
   強近接攻撃でアセンションモードとなり、被ダメージ増加と引き換えに大きなダメージボーナスを得ることができる。
   パッシヴではコレクター/プロセアン武器のダメージボーナスを強化することも可能

 蛇足補足:
   岩明均「七夕の国」の「窓の外」を髣髴とさせるダークスフィアは最大強化必須!
   名前は「頼之さん」にし、目に映るもの全てを窓の外へと誘ってやろう


追加キャラクタのうち唯一のウルトラレア枠である覚醒コレクター。
設定的にマルチ登場が不可能であるプロセアンを、こうした形で投入してしまうとは……
いやはや、お見事としかいいようがない



▼ゲス ジャガーノート ソルジャー
 アビリティ:
  - ヘックスシールド
   敵の弾丸を防ぐエネルギーバリアを設置する。
   防御のみならず、電撃によるダメージを発生させる攻撃型シールドにビルドすることも可能。
   防御に関しては、エネルギー系の敵弾を防ぎ切れず頼りない一面もあるが、
   サーベラスエンジニアのタレットによる不意打ちへの応急措置といった場面で大活躍してくれる

  - シージパルス
   3発の荷電チャージを蓄え、任意のタイミングでアーマー/シールド/バリアに効果的な強烈なパルスを発射する。
   また、着弾範囲内の非装甲の敵をノックダウンさせる可能性もあり。
   防御型ビルドならば、最大40%のダメージ軽減能力を付与することもできる
   
  - ゲスタレット
   既存アビリティにつき割愛

 特徴:
   カバーに緊急回避はおろか、移動速度が遅い上にダッシュすらできないゲスプライム級の重装歩兵。
   しかし、ヘルス/シールドは最大で2300/4600と超重装甲であり、
   シージパルスの被ダメージ軽減とヘックスシールドによる防御を組み合わせればかなりの耐久力が見込める。
   強近接攻撃では、敵を電撃で拘束すると同時に自らのシールドを回復することが可能。
   また、最大の特徴としてインスタントキルを受けつけないというメリットが存在する

 蛇足補足:
   キャラクタ選択画面の気さくなポーズに和む、待望の規格外大型ユニット。
   シージパルス発射音はゲスプライムのそれと同一のものなので、対ゲス戦で味方を惑わせるのに最適だ


Reckonigを導入すると、ストアにギフトパックが自動配布される。
このパック、中には新キャラクタが1体入っているという、新規のプレイヤーにも優しいボーナスパックなのだ。
ちなみに本ブログスタッフの元に届いたギフトパックには、巨大ゲスが窮屈そうに詰め込まれていた



▼タロン マーセナリー エンジニア
 アビリティ:
  - ケイントリップマイン
   グレネードを1個消費し、任意設置可能な近接信管式のC4爆薬を、最大3箇所に設置する。
   赤外線センサーに敵が触れることにより起爆されるので、敵の進軍ルートを読みつつの設置が望ましい。
   アーマー/シールド/バリアに対しての効果も大きく、トルーパー級の群れから大型の敵まで一網打尽にできる

  - コンカッシブアロー
   グレネード1個を消費し、3回分の爆発弾頭をオムニボウに装填する。
   シールド/バリアに効果的かつ非装甲の敵をノックダウンするアローを放つ。
   ビルドにより感電効果や凍結効果を付与することも可能

  - ペネトレーションアロー
   グレネード1個を消費し、2回分の徹甲弾頭を装填する。
   アーマーに対して効果的であり、ビルドによっては敵アーマーを大幅に弱体化することが可能
 特徴:
   オムニボウは癖が強く、使いこなすには慣れが必要だが、
   近接ダメージボーナスが乗ることをうまく利用すれば、敵の弱体化を兼ねた精度の高い攻撃として期待できる。
   攻撃の要となるトリップマインは強烈無比で、
   難易度ブロンズならば敵の進軍ルートにマインを設置するだけでクリアできるほどの高性能アビリティ。
   タロンマーセナリーのアビリティは例外なくストックされたグレネードを消費するが、
   どこか怪しげなこのキャラクタは時間経過(最短でも約25秒)によりグレネードを捻出する能力を持つ

 蛇足補足:
   素肌を晒したその世紀末な風貌から感じるイメージのままに、ボウガンを乱射しマインをばら撒くアウトロー
   マイン通路を抜けてきた敵は、リーガルカービンwithインセンディリーバレットで消毒してやろう。
   あえてバタリアンガントレットを装着し、精密ボウガンを潔く捨てて戦うという自虐プレイも楽しめるぞ


▼クローガン ウォーロード センチネル
 アビリティ:
  - テックアーマー
   既存アビリティにつき割愛

  - バイオティックハンマー
   ハンマーにバイオティックエネルギーを1回分(ビルドにより最大2回分)チャージし、
   ダメージとフォースを大幅に強化する。
   アーマー/バリアに対し特に効果的。
   また、爆発セットアップ状態の敵の起爆にも使用可能

  - エレクトリカルハンマー
   ハンマーに電気エネルギーを2回分(ビルドにより最大4回分)チャージし、
   電撃ダメージの範囲攻撃を使用可能にする。
   ダメージボーナスは控えめだが、シールド/バリアに対し絶大な効果を発揮。
   ビルドにより火炎効果や凍結効果を付与することができる

 特徴:
   バトルハンマーにエネルギーをチャージし、強烈な一撃をお見舞いすることのできる超近接型キャラクタ。
   その巨体ゆえ移動速度が遅くカバーもできないが、ダッシュすることは可能。
   また、時間経過でヘルスを徐々に回復する能力も有しており、
   ビルド次第ではレイジモード中は驚異の回復力を発揮する
   
 蛇足補足:
   テックアーマーEvo3を含めた最大強化をハンマーに施し、目指すはボス級キラー!
   一撃死の発生しない斜面に誘きだす前に力尽きぬよう、立ち回りには細心の注意を


テクニカルに爆発を狙いつつ立ち回るのもいいが、
とにかくハンマーで敵を叩き潰しているだけで楽しいキャラクタに仕上がっているのだ

   

▼連合潜入ユニット インフィルトレーター
 アビリティ:
  - タクティカルクローク
   既存アビリティであるが、Evo6はショットガンのダメージボーナスとなっている

  - リペアマトリクス
   弾薬箱で補充できる、消費式のアビリティ。
   持続時間内はシールドを回復し、被ダメージを抑え、移動速度を上げることができる。
   また、持続時間内ならばダウンしても即座に自動復帰するというとんでもない性能も備わっているため、
   ピンチの際にとりあえず発動しておけば、死を臆することなく戦闘の続行が可能

  - スナップフリーズ
   既存アビリティにつき割愛

 特徴:
   スタイリッシュな緊急回避及び格闘モーションで、某アサシン以上にアサシンっぽい動きの可能な潜入ユニット。
   クロークのEvo6にはショットガンのダメージアップが用意されており、
   リペアマトリクスの性能と併せ近距離戦闘での活躍が期待できる

 蛇足補足:
   本編でははたせなかった、ゲスとの競演を楽しめるというだけでその価値は大!
   メディジェル要らずの強力なキャラクタだが、
   戦闘に夢中になるあまりリペアマトリクス発動が間に合わず……なんてことのないよう


▼トゥーリアン キャバルス ヴァンガード
 アビリティ:
  - ポイズンストライク
   標的なしに発動可能なバイオティックチャージで、壁抜けにも使用可能。
   発動中すれ違った敵にバイオティックダメージ及び毒による経過ダメージを与えることができる。
   ビルドにより2連続の使用も可能となる

  - ナイトシェードブレード
   バタリアンソルジャーの持つバリスティックブレードの強化版といったアビリティ。
   長射程高威力、さらには毒による経過ダメージに加え、ビルド次第では爆発ダメージも付与可能。
   ただし、個数消費式のアビリティなので、随時弾薬箱からの(あるいはオプスパックによる)補充が必要となる

  - バイオティックフォーカス
   持続式の能力強化アビリティ。
   被ダメージ軽減、近接攻撃と移動速度にボーナスが付与されるほか、
   ビルド次第では発動時にバリアを40%回復できる

 特徴:
   バイオティックチャージを持たない初のヴァンガード
   緊急回避はバリアを消費しての短距離瞬間移動、
   近接攻撃はベノムガントレットに搭載された毒爪で敵を引き裂く。
   3つの新規アビリティはどれも有用で、中でもポイズンストライクは文句なしの高性能。
   壁抜けすることもできるので、攻撃のみならずミッション時のショートカットや緊急退避としても大活躍だ

 蛇足補足:
   愛らしい瞳に引き締まったウェストと、見た目の魅力もたっぷりの女性トゥーリアン。
   WAVE間は弱近接攻撃で毒を振り撒いて遊ぼう


さて次に、2月26日に行われたバランスチェンジ。
今回は2点のみ。

▼ステーシス パワー
 基本クールダウン 12秒 → 10秒

バタリアンエンフォーサー パッシヴ パワー
 基本ダメージボーナス及び物理効果 2.5% → 7.5%



最後に、先週・先々週の特殊報酬の報告を。



ハリケーンのグレードを超え、一気にVまで成長したN7ワルキューレ
重量の軽減か威力のアップか、どちらかをお願いしたいところであるが、はたしてさらなる調整はあるのか否か



愛用ショットガンN7クルセイダーは、いよいよグレードVIIIまで成長。
新キャラクタならタロンか潜入ユニットに持たせたいこところだ



1キャラクタにつき3行程度で書き流す予定であったが、気づけば長々と書いてしまい、思わずAI開放。
おまけにファーストインプレッションというよりは新キャラクタプチ解説となってしまったが、
どうか情報を鵜呑みにすることなく参考程度に目を滑らせていただければ幸いである。

今なら新キャラ1体を即座に入手可能……
まだN7ではない君も、これを機にプラチナコレクションを購入し参戦してみては如何か。
多数の新規アビリティを携えやってきた6体の新キャラクタ。
その未知なる可能性を見出すのは、君だ!


今回はこれにておしまい。

ハケットアウト