Charlie Murder インプレッション
有力ソフトを集中配信する、毎年恒例の夏のキャンペーン「サマーオブアーケード」。
今年は計4本が配信予定となっており、いずれも前人気は上々だ。
というわけで今回は、サマーオブアーケード2013の第2弾として配信されたアクションゲーム
「Charlie Murder」のインプレッションでも書き流してみよう。
カルト人気を誇るSka Studiosの最新作の出来栄えや如何に?
▼ストーリー
パンクロックバンド「Charlie Murder」の仲間と共に、
極悪デスメタルバンド「Gore Quaffer」とその一味に立ち向かえ。
バカヤロー!私はデスメタルを敬愛しておるのだ……立場を逆にせよ!
というか、そもそもデスではなくブラックメタルにするべきであろう!
などという心の叫びはさておき、Xbox公式サイトのこのストーリー説明は、
いささかチャーリー贔屓ではなかろうか。
というのも、チャーリーが幼馴染みのポールを置き去りに
自身のバンドを結成してしまったのがそもそものはじまりなのだ。
怒りと哀しみに打ちひしがれたポールは、悪魔と契約を交わしてしまいモーティマー卿へと変貌。
デスメタルバンド「Gore Quaffer」を結成し、「Charlie Murder」を討つべく全てを滅ぼそうとしている……
というのが大まかなあらすじなのである。
▼基本アクション
本作のジャンルはいわゆるベルトスクロールアクション。
殴って投げて敵を倒し道を切り開いていく、ファイナルファイトなアレだ。
基本操作は至って簡単。
XのノーマルアタックとYのヘビーアタックを絡めてコンボを放ち、Bの掴みボタンで掴んで殴って投げ飛ばす。
コンボの中には打ち上げ技も用意されており、空中でコンボを叩き込み投げで締め括り、なんてこともできるが、
この手のアクションのプレイ経験があるならばすぐ自在に動かせるようになるだろう。
その他できることはブロックとアナーキー(必殺技)くらいで、ゲーム自体はかなりシンプルだが、
敵がいい感じにアグレッシヴなので、ボタン連打一辺倒ではたちまちピンチに陥ってしまう。
だからといって難しすぎる、というわけでは決して無い。
ブロックの固い敵は掴んでステージギミックに投げつけ一撃死を狙う、
掴めない強敵には落ちているモノを投擲しつつアナーキーのクールダウンを待つ……
といった具合に、少しの工夫で一気に楽になるのだ。
本作はそこに各キャラクタ固有のスキルや派手なゴアエフェクト等を加え、
「シンプルながら奥深い」という難題を見事クリアしている、と感じさせてくれる。
なんというか、ただ雑魚敵を相手にしているだけでも楽しいのだ。
▼爽快感とゲーム性を上げるゴア
お待ちかねゴア表現についてであるが、
本作は手描きタッチの可愛らしい見た目とは裏腹に、スプラッタな表現目白押し。
これまでにSka Studios製のゲームを遊んだことがあるならば解るであろう。
そうである、あんな感じのゴア表現である。
序盤ステージのバーでの戦闘直後。
床に転がっているのは敵ニンジャの頭と腕だ
血飛沫舞う程度なら可愛いものだが、本作では頭部欠損は当然ながら四肢切断も当たり前。
空中投げで頭から落としたならば、心地よいスプラッシュSEと共に脳みそがペチャっと飛び出したりと、
コミカルながらなかなかのゴアっぷりである。
おまけにこれら四散した人体パーツは、爽快感を上げるための演出のみに留まらず、
拾って武器にすることまで可能なのだ。
落ちているモノは銃火器や鈍器や刃物だけでなく、人体パーツをも武器として使用可能!
頭部や脳みそは投擲することしかできないが、腕なら打撃武器としても使えるぞ
デフォルメされた表現なので抵抗は無いかと思われるが、ゴアが極端に苦手な方は若干厳しいかもしれない。
なお、オプションでゴア表現をオフにする、なんてことはできないのであった。
▼意外に深い育成蒐集要素
価格が800MSPということもあり、
せいぜいキャッスルクラッシャーズ程度の育成蒐集要素があればいいなと思っていたのであるが、
その期待はいい方向に裏切られた。
まず育成要素について。
本作では主に敵を倒すことにより経験点(フォロワー)を獲得し、一定値になるとレベルが上昇する。
レベルが上がるとパラメータ割り振りの他にスキルを選択することが可能で、
このスキルはキャラクタ毎にそれぞれユニークなものが用意されている。
例えばヴォーカルのチャーリーは片手武器の二刀流ができるようになったり、
ギターのレスターはダウン瀕死状態の敵から魂を吸い取りライフを回復したり、
ベースのトミーは生首をトーテムにし、ヘルス回復ポイントを作り出したり、
マネージャーのケリーは敵の心臓を抉り出して頬張ったり……
と、いい具合にフェイタルな香りのする使い甲斐のあるものばかりだ。
頭部を棒に突き刺し打ち立て、周囲にいる仲間の傷を癒すトミーのヘルストーテム。
スキルを獲得すれば、自動でレーザーを放つ脳みそトーテムを立てることもできるように
道中にはビール製造メカが点在しており、拾った大麦やらを合成しビールを造ることができる。
完成したビールにはステータスを底上げする有り難い効果が!
一方アイテムはというと、敵からのドロップにショップでの買い物、
そして隠されたQRコードやアイコンからと、実にいろんな場面で様々なものが手に入る。
QRコードはオブジェの裏といった、見つけにくい場所にあることが多い。
発見したら忘れずカメラで撮影してやろう
写真を撮ることで入手できるレリックもあるので、見落とさぬよう。
余談であるが、紅一点のケリーはバンドのマネージャーで、ライヴではタンバリンを担当する。
他のキャラにない緊急回避や足の速さが特徴だ
アイテムカテゴリは頭装備・体装備・手装備・レリック・回復/クールダウンアイテム・合成用アイテムの6種で、
所持総数は先述のスキルによって拡張することが可能だ。
身体に直接装備するアイテムは、攻撃力/防御力を上げる他各種属性攻撃/防御を上げるものもあり、
一概に攻撃/防御が高ければいいというものでもないのが面白い。
ちなみにこれら装備品は、同じ名称のものでもパラメータや属性、色が違うため、
好みのものがドロップするまで存分にこだわり続けることができるのだ。
このセーターには強力な毒耐性が備わっていた。
武器の場合、属性攻撃を付与するものから基本攻撃自体が変わるものまで、様々な特殊効果が用意されている。
なお、装備品はいずれも外見に反映されるので、見た目重視なコーディネートにこだわるのもいいだろう
「この服は能力はスゴイが見た目がキライなんだ」
そんなわがままに応えてくれるのが、このステータス入れ替えシステム!
ほかにも、衣服を好みの色に着色したり、ステータスはそのままに装備品を透明にする機能も完備
▼ボリュームはどうか
ゲーム全体のボリュームは、体感に個人差はあると思うが、私的には十分満足のいくものであった。
ステージ数は想定より多く、かつ、アイデアやレベルデザインの使い回しはほぼ見当たらず。
また、乗り物にのって敵を轢き殺すステージや、ほうきに跨って空を飛ぶシューティングステージ、
そしてバンドならではの音ゲー風ミニゲームなど、アクションステージだけではないという点も素晴らしい。
さらに、真のエンディングを拝むには各地に隠されたキーアイテムを収集する必要があったり、
クリア後には敵が超強化された2周目3周目が用意されていたりと、
飽きさえしなければレベルがカンストし満足のいくアイテムを入手するまで、思うさま遊ぶことができるであろう。
▼プレイアブルキャラクタは5人だけにあらず
Charlie Murderのメンバーは5人だが、
とある隠されたステージをクリアすることにより、裏の顔的なキャラクタが開放される。
これら裏キャラ(便宜的にこう呼ばせていただこう)はスキルこそオリジナルと(恐らく)同様であるが、
タトゥーを入れることにより習得できる必殺技「アナーキー」の構成が全く違うものになっているのだ。
アナーキーが違うということは、戦略もガラッと変わるということ。
いやはや、ただのスキン違いではなくここまで作り込んでいるとは、やるではないかSka Studios!
ちなみにこの裏キャラたちは、オリジナルとは別キャラ扱いとなっており、
レベルもアイテムも全て初期状態からのスタートとなる。
育て甲斐があると見るか面倒と見るかはプレイヤーによるだろうが、
長く遊ぶという観点から見れば歓迎すべき仕様と言えよう。
アンロックされたレスター/死神。
デフォルトのレスター/メイジとは違い、炎のリフではなく氷のリフで相手を凍てつかせるのだ。
余談であるが、画像上方にある救急車はただの背景ではなく、破壊すると回復アイテムがドロップする。
同様にパトカーを破壊すれば銃火器が手に入るぞ
ところで君、この裏キャラ的存在は各難易度毎に開放されるのを待っているらしいぞ。
つまり、最終的には各キャラクタ毎に4タイプ、全20キャラにまで増殖するというわけだ。
勿論、全キャラクタアナーキー構成は別……!
君は、育てきることができるか。
▼CO-OP
本作はオフライン/オンライン共に4プレイヤーCO-OPが可能となっている。
2人で放つ協力攻撃といったCO-OPならではの要素の他、
プレイヤー同士で戦うことのできるPVPアリーナまで完備。
ドロップアイテムの奪い合いでいざこざが起きたなら、PVPアリーナですっきりと決着だ。
……しかし、大きな問題が。
というのも、本作購入後何度かオンラインCO-OPに出向いたのであるが、
現時点で一度たりともまともにプレイできたことが無いのだ。
巻き戻りや同期ズレなどまだ優しい方で、酷い時はダッシュボードに強制送還なんて事態も。
国内プレイヤー同士のCO-OPならば或いはまともに機能するのかもしれぬが、
気軽に野良で参加できないのは残念の一言である。
今後改善パッチでもあれば有り難いが、さて……
▼オススメである
刺激的なゴア表現をはじめとする、美しく色鮮やかなアートデザイン、
パンクロックを中心とした素敵サウンドトラック、育成し甲斐のあるユニークなキャラクタたち、
そして着せ替えも楽しめる蒐集要素と、
この手のゲームにしては予想以上に奥深い仕上がりとなっているCharlie Murder。
オンライン周りで少々味噌がついてしまったものの、
シングルでも十分満足のいく内容なので、もし気になったならば体験版だけでもプレイしてみてほしい。
本ブログ的にはオススメの1本である。
オフィシャルローンチトレイラー。
膨大な要素を1分に凝縮した、少々駆け足なトレイラーとなっている
Pax East 2013でのデベロッパによるゲームプレイ。
23分オーバーのこの動画で、本作の魅力を確認せよ
Charlie Murderの前作にあたるThe Dishwasher: Vampire Smile。
システムはCharlie Murderより複雑なものの、テイストは紛れもなくSka Studiosのアレだ。
Charlie Murderが気に入ったならばこちらもチェックしてみるべし
今年は計4本が配信予定となっており、いずれも前人気は上々だ。
というわけで今回は、サマーオブアーケード2013の第2弾として配信されたアクションゲーム
「Charlie Murder」のインプレッションでも書き流してみよう。
カルト人気を誇るSka Studiosの最新作の出来栄えや如何に?
▼ストーリー
パンクロックバンド「Charlie Murder」の仲間と共に、
極悪デスメタルバンド「Gore Quaffer」とその一味に立ち向かえ。
バカヤロー!私はデスメタルを敬愛しておるのだ……立場を逆にせよ!
というか、そもそもデスではなくブラックメタルにするべきであろう!
などという心の叫びはさておき、Xbox公式サイトのこのストーリー説明は、
いささかチャーリー贔屓ではなかろうか。
というのも、チャーリーが幼馴染みのポールを置き去りに
自身のバンドを結成してしまったのがそもそものはじまりなのだ。
怒りと哀しみに打ちひしがれたポールは、悪魔と契約を交わしてしまいモーティマー卿へと変貌。
デスメタルバンド「Gore Quaffer」を結成し、「Charlie Murder」を討つべく全てを滅ぼそうとしている……
というのが大まかなあらすじなのである。
▼基本アクション
本作のジャンルはいわゆるベルトスクロールアクション。
殴って投げて敵を倒し道を切り開いていく、ファイナルファイトなアレだ。
基本操作は至って簡単。
XのノーマルアタックとYのヘビーアタックを絡めてコンボを放ち、Bの掴みボタンで掴んで殴って投げ飛ばす。
コンボの中には打ち上げ技も用意されており、空中でコンボを叩き込み投げで締め括り、なんてこともできるが、
この手のアクションのプレイ経験があるならばすぐ自在に動かせるようになるだろう。
その他できることはブロックとアナーキー(必殺技)くらいで、ゲーム自体はかなりシンプルだが、
敵がいい感じにアグレッシヴなので、ボタン連打一辺倒ではたちまちピンチに陥ってしまう。
だからといって難しすぎる、というわけでは決して無い。
ブロックの固い敵は掴んでステージギミックに投げつけ一撃死を狙う、
掴めない強敵には落ちているモノを投擲しつつアナーキーのクールダウンを待つ……
といった具合に、少しの工夫で一気に楽になるのだ。
本作はそこに各キャラクタ固有のスキルや派手なゴアエフェクト等を加え、
「シンプルながら奥深い」という難題を見事クリアしている、と感じさせてくれる。
なんというか、ただ雑魚敵を相手にしているだけでも楽しいのだ。
▼爽快感とゲーム性を上げるゴア
お待ちかねゴア表現についてであるが、
本作は手描きタッチの可愛らしい見た目とは裏腹に、スプラッタな表現目白押し。
これまでにSka Studios製のゲームを遊んだことがあるならば解るであろう。
そうである、あんな感じのゴア表現である。
序盤ステージのバーでの戦闘直後。
床に転がっているのは敵ニンジャの頭と腕だ
血飛沫舞う程度なら可愛いものだが、本作では頭部欠損は当然ながら四肢切断も当たり前。
空中投げで頭から落としたならば、心地よいスプラッシュSEと共に脳みそがペチャっと飛び出したりと、
コミカルながらなかなかのゴアっぷりである。
おまけにこれら四散した人体パーツは、爽快感を上げるための演出のみに留まらず、
拾って武器にすることまで可能なのだ。
落ちているモノは銃火器や鈍器や刃物だけでなく、人体パーツをも武器として使用可能!
頭部や脳みそは投擲することしかできないが、腕なら打撃武器としても使えるぞ
デフォルメされた表現なので抵抗は無いかと思われるが、ゴアが極端に苦手な方は若干厳しいかもしれない。
なお、オプションでゴア表現をオフにする、なんてことはできないのであった。
▼意外に深い育成蒐集要素
価格が800MSPということもあり、
せいぜいキャッスルクラッシャーズ程度の育成蒐集要素があればいいなと思っていたのであるが、
その期待はいい方向に裏切られた。
まず育成要素について。
本作では主に敵を倒すことにより経験点(フォロワー)を獲得し、一定値になるとレベルが上昇する。
レベルが上がるとパラメータ割り振りの他にスキルを選択することが可能で、
このスキルはキャラクタ毎にそれぞれユニークなものが用意されている。
例えばヴォーカルのチャーリーは片手武器の二刀流ができるようになったり、
ギターのレスターはダウン瀕死状態の敵から魂を吸い取りライフを回復したり、
ベースのトミーは生首をトーテムにし、ヘルス回復ポイントを作り出したり、
マネージャーのケリーは敵の心臓を抉り出して頬張ったり……
と、いい具合にフェイタルな香りのする使い甲斐のあるものばかりだ。
頭部を棒に突き刺し打ち立て、周囲にいる仲間の傷を癒すトミーのヘルストーテム。
スキルを獲得すれば、自動でレーザーを放つ脳みそトーテムを立てることもできるように
道中にはビール製造メカが点在しており、拾った大麦やらを合成しビールを造ることができる。
完成したビールにはステータスを底上げする有り難い効果が!
一方アイテムはというと、敵からのドロップにショップでの買い物、
そして隠されたQRコードやアイコンからと、実にいろんな場面で様々なものが手に入る。
QRコードはオブジェの裏といった、見つけにくい場所にあることが多い。
発見したら忘れずカメラで撮影してやろう
写真を撮ることで入手できるレリックもあるので、見落とさぬよう。
余談であるが、紅一点のケリーはバンドのマネージャーで、ライヴではタンバリンを担当する。
他のキャラにない緊急回避や足の速さが特徴だ
アイテムカテゴリは頭装備・体装備・手装備・レリック・回復/クールダウンアイテム・合成用アイテムの6種で、
所持総数は先述のスキルによって拡張することが可能だ。
身体に直接装備するアイテムは、攻撃力/防御力を上げる他各種属性攻撃/防御を上げるものもあり、
一概に攻撃/防御が高ければいいというものでもないのが面白い。
ちなみにこれら装備品は、同じ名称のものでもパラメータや属性、色が違うため、
好みのものがドロップするまで存分にこだわり続けることができるのだ。
このセーターには強力な毒耐性が備わっていた。
武器の場合、属性攻撃を付与するものから基本攻撃自体が変わるものまで、様々な特殊効果が用意されている。
なお、装備品はいずれも外見に反映されるので、見た目重視なコーディネートにこだわるのもいいだろう
「この服は能力はスゴイが見た目がキライなんだ」
そんなわがままに応えてくれるのが、このステータス入れ替えシステム!
ほかにも、衣服を好みの色に着色したり、ステータスはそのままに装備品を透明にする機能も完備
▼ボリュームはどうか
ゲーム全体のボリュームは、体感に個人差はあると思うが、私的には十分満足のいくものであった。
ステージ数は想定より多く、かつ、アイデアやレベルデザインの使い回しはほぼ見当たらず。
また、乗り物にのって敵を轢き殺すステージや、ほうきに跨って空を飛ぶシューティングステージ、
そしてバンドならではの音ゲー風ミニゲームなど、アクションステージだけではないという点も素晴らしい。
さらに、真のエンディングを拝むには各地に隠されたキーアイテムを収集する必要があったり、
クリア後には敵が超強化された2周目3周目が用意されていたりと、
飽きさえしなければレベルがカンストし満足のいくアイテムを入手するまで、思うさま遊ぶことができるであろう。
▼プレイアブルキャラクタは5人だけにあらず
Charlie Murderのメンバーは5人だが、
とある隠されたステージをクリアすることにより、裏の顔的なキャラクタが開放される。
これら裏キャラ(便宜的にこう呼ばせていただこう)はスキルこそオリジナルと(恐らく)同様であるが、
タトゥーを入れることにより習得できる必殺技「アナーキー」の構成が全く違うものになっているのだ。
アナーキーが違うということは、戦略もガラッと変わるということ。
いやはや、ただのスキン違いではなくここまで作り込んでいるとは、やるではないかSka Studios!
ちなみにこの裏キャラたちは、オリジナルとは別キャラ扱いとなっており、
レベルもアイテムも全て初期状態からのスタートとなる。
育て甲斐があると見るか面倒と見るかはプレイヤーによるだろうが、
長く遊ぶという観点から見れば歓迎すべき仕様と言えよう。
アンロックされたレスター/死神。
デフォルトのレスター/メイジとは違い、炎のリフではなく氷のリフで相手を凍てつかせるのだ。
余談であるが、画像上方にある救急車はただの背景ではなく、破壊すると回復アイテムがドロップする。
同様にパトカーを破壊すれば銃火器が手に入るぞ
ところで君、この裏キャラ的存在は各難易度毎に開放されるのを待っているらしいぞ。
つまり、最終的には各キャラクタ毎に4タイプ、全20キャラにまで増殖するというわけだ。
勿論、全キャラクタアナーキー構成は別……!
君は、育てきることができるか。
▼CO-OP
本作はオフライン/オンライン共に4プレイヤーCO-OPが可能となっている。
2人で放つ協力攻撃といったCO-OPならではの要素の他、
プレイヤー同士で戦うことのできるPVPアリーナまで完備。
ドロップアイテムの奪い合いでいざこざが起きたなら、PVPアリーナですっきりと決着だ。
……しかし、大きな問題が。
というのも、本作購入後何度かオンラインCO-OPに出向いたのであるが、
現時点で一度たりともまともにプレイできたことが無いのだ。
巻き戻りや同期ズレなどまだ優しい方で、酷い時はダッシュボードに強制送還なんて事態も。
国内プレイヤー同士のCO-OPならば或いはまともに機能するのかもしれぬが、
気軽に野良で参加できないのは残念の一言である。
今後改善パッチでもあれば有り難いが、さて……
▼オススメである
刺激的なゴア表現をはじめとする、美しく色鮮やかなアートデザイン、
パンクロックを中心とした素敵サウンドトラック、育成し甲斐のあるユニークなキャラクタたち、
そして着せ替えも楽しめる蒐集要素と、
この手のゲームにしては予想以上に奥深い仕上がりとなっているCharlie Murder。
オンライン周りで少々味噌がついてしまったものの、
シングルでも十分満足のいく内容なので、もし気になったならば体験版だけでもプレイしてみてほしい。
本ブログ的にはオススメの1本である。
オフィシャルローンチトレイラー。
膨大な要素を1分に凝縮した、少々駆け足なトレイラーとなっている
Pax East 2013でのデベロッパによるゲームプレイ。
23分オーバーのこの動画で、本作の魅力を確認せよ
Charlie Murderの前作にあたるThe Dishwasher: Vampire Smile。
システムはCharlie Murderより複雑なものの、テイストは紛れもなくSka Studiosのアレだ。
Charlie Murderが気に入ったならばこちらもチェックしてみるべし