おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

WWE '13 紅き大和の 声ぞ聞く

オレンジ小橋、志賀全日仕様、そしてハヤブサ
これだけ揃っておきながら、一人足りない。

勘のよい君ならすぐに気づくであろう。
峠に霞て 無常の墨絵。
そうである、「念仏大師」新崎人生である!

というわけで、今回は初挑戦となったCAW新崎人生を紹介。
特徴的な風貌をどの程度再現できたのか、
おなじみ噴飯画質画像にてさっそくご覧いただこうではないか。







側転で攻撃をかわし、隙のできた相手の顎先に強烈なトラースキック。
すかさずニンジャポーズを決めれば、会場は一気に大熱狂!
新崎人生の序盤における定番ムーヴである





ゴングが鳴り、対峙した直後に地獄突きでいきなりダウンを奪うことも。
ボディへソバットを叩き込んでからの地獄突き、という流れも好んで使用する。

余談であるが、今回のCAWに使用したカスタムロゴは全6種7枚(エントランスコスチューム除く)。
内訳は、右脚のキャカラバアに1枚、左脚の南無大師遍照金剛を分割して2枚、
垂れ下がった帯に1枚、中央に寄り気味の特徴的なニップルに2枚、
そしてこれまた特徴的な後頭部の再現に1枚。
後頭部については、後ほど入場動画にてご覧いただこう







一試合に一度は拝むことのできる、人生の代名詞ともいえる技「拝み渡り」。
試合の流れでそのまま繰り出すこともあるが、
このようにエプロンにて相手の技を返し、拝み渡りへと移行することが多い







比較的軽量の相手ならばコーナーへ二度三度と強振し、純粋な力の差を思い知らせる。
最後はコーナーでぐったりした相手をポスト付近に寝かせ、リバーススプラッシュでしめ。

相手が強敵の場合や腹部集中攻撃の流れを作った場合、また修正の必要なヒールの場合は、
このリバーススプラッシュの体勢からフットスタンプを繰り出すことも





リング中央まで優に届く、人生のダイビングショルダー。
ヒットさせた後は場外に転げ落ちるほどの勢いで受身をとるのが特徴だ。
技をヒットさせた後はシングルならば高確率でカバー、
タッグならばそのままダイビングヘッドバットへと繋ぐことが多い





CAWでこのダイビングショルダーを再現するにあたり、
用意されているダイビングショルダーは受身の観点から断念。
最終的に採用したのはダイビングクローズライン1であった。
見よ、このヒット後の転がり様!

ヒットさせる側が左右逆なことを気にするなんて、らしくもないぜ





劣勢な流れを一撃で断ち切るオーバーヘッドキック「輪廻」。
稀に連続で繰り出すこともある。

いつかの全日世界タッグ参戦時には、この輪廻がクリーンヒットてしまい、
秋山が半失神状態となってしまうアクシデントも





三沢とのシングルマッチで事前予告し、見事初公開に成功した「無間」。
腕を閂にとり頭部を相手の腹部にあてがい、
そのまま持ち上げて反り投げ、突き刺し、固めるという恐ろしい技だ。

だがしかし見た目が地味すぎたせいか、初公開時に観客にそのキツさは伝わらず、
三沢は食らい損といった結果になってしまった。
私的には好きな技なのだが、以降あまり使われていないのが残念である。

なお、CAWではダブルリストスープレックスで代用してみたが、
説明しなければ伝わらぬレベルでこれまた残念





誰もが目を疑った、コーナーからコーナーへと直接ミサイルキックを叩き込むウルトラC「大金剛輪陀羅尼」。
そうそう繰り出す技ではないが、ゲームならば思うさま叩き込むことができるのだ。
ただし、プロレスシムとしてプレイするならば、技セットから外してしまってもいいかもしれぬ





念仏を唱え、相手を成仏させる必殺技「念仏パワーボム」。
これで決まらなければ、
ハイジャックバックブリーカーの体勢から真っ逆さまに落とす「高野落とし」でフィニッシュだ





大き目のサイズから作れば、人生の身長でもヘビー級に設定可能。
ヘビーではコーナーに飛び乗ることができないのが残念ではあるものの、
うつぶせダウン相手へのダイビング攻撃がダイビングヘッドバットになるという大きなメリットがあるのだ。
ちなみに、ライトヘビーだとダイビングエルボーになってしまうのであった





その他CAWに設定したい主な技は、流れを変えるドロップキック、中盤に使用するショルダークロー、
ダイビングニードロップにフランケンシュタイナーヘッドバットに喉輪落とし……といったところか。
極々稀に繰り出すツームストンパイルドライバーも入れてもいいかもしれないが、これは使いどころが難しそうだ。

再現不可能なのは曼荼羅捻りと極楽固め。
曼荼羅捻りはドラゴンスクリューでお茶を濁せそうだが、
極楽固めをキャメルクラッチは無理がありすぎて辛い……。

個人的に入れたいのはネックアンドアームブリッジ(収録されていないので三角絞めで代用か)であるが、
装備箇所がショルダークローと被るため、シグネチャーかフィニッシャー枠を費やしてしまうのが厳しいところだ



最後に、新崎人生入場の様子を動画にてご覧いたただこう。


少々やっつけ気味な再現の入場コスチュームには、カスタムロゴを追加で2枚使用。
冒頭で触れた後頭部は、動画序盤タイタントロン大写しの場面で是非に確認してほしい。
新機軸、後頭部再現カスタムロゴである!

なお、このカスタムアリーナはシンプルに突貫作成したもの。
気が向けば「徳島ラーメン人生」のデザインがエプロンに入ったみちのくリングを作ってみたいところだ




今回の記事、如何だったであろうか。

元はギミックであったお遍路さんスタイルも、
今や本物の僧の如きオーラを放ち、大物レスラーすらリスペクトするまでに大きい存在となった新崎人生

そんな人生の凄みを如何にゲームで表現するか……
それを課題にしつつ、今日も一人禅問答状態の本ブログスタッフなのであった。




今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。