おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

ソウルキャリバーV 幼きダークサイド

活躍してきたレギュラーキャラクタ大幅削除、システムの大胆な改変、
魅力を感じられない新キャラクタ、極限まで削ぎ落とされてしまったオフライン要素。

「キャリバー休み」と称し、シリーズ通して有給を取ってまで発売日購入を続けてきた私であったが、
その私的無駄記録はついぞやVで潰えてしまったのであった。
そうである、私はソウルキャリバーVを盛大にスルーしてしまったのである。

さて先日のこと。
予約していたGTAVを買いに、最寄りの店舗へと足を運んだのであるが、
見るとはなく360の棚を見流していると、そこにはなんと1,000円と値札のついたソウルキャリバーVの姿が!

帰り道。

GTAVの放り込まれたナイロン袋の中には、もう1本のVが入っていた。
卑しくも、私の愛したシリーズのその変わり果てた姿を拝んでやろうと考えたのだ。

……と、閑話休題

今回は、そんなソウルキャリバーVのキャラクタークリエイションにて作成した
「幼きダークサイド」ジークフリート・シュタウフェンをご覧いただこう。

前作からどの辺りが進化したのか、簡単な解説を交えつつドンっ



シリーズ4作目にあたるソウルキャリバーIIIより実装されたキャラクタークリエイションは、IV・Vと順当に進化。
中でも大きい進化点のひとつは、身長を5段階から選択可能になったことだ。

手はじめに作成したのは、お馴染みソウルエッジジークフリート・シュタウフェン。
緑のインナーが眩しい、幼きダークサイドである。
ジークはソウルエッジ当時の身長が157cmのため、身長を2段階目に設定。
いい具合に小ささの際立つ仕上がりとなった。

ただ、アーマーの着膨れが気になるので、
あえてインナーのシャツを装備せず、下着に直接アーマーを装備するのもよさそうだ



こちらはソウルエッジジークフリート2Pカラー。
もうひとつフィットする兜がないのが残念だが、赤いフルアーマーならジークに見えるであろう。

なお、スタイルにはSoul of ジークフリートをチョイス。
エッジ時代のジークには似合わぬスタイリッシュすぎる動きが難であるが、
うまく技を制限して戦えばそれっぽく見えてくれる……筈



ソウルエッジ掴んじゃった版ジークフリート……通称イビルジーク。
ナイトメアへと変貌を遂げる過程にある、半熟状態のジークフリートだ。
掴んだ瞬間取り込まれたのは左腕で、
その影響かソウルキャリバー1作目のナイトメア設定画では左腕が異形化しているものが多い。

このモデルの兜・胸部・ガントレットは、「柄の変更」項目でテクスチャを変更したもの。
なんと、カテゴリ3「エスニック」に含まれる一部のテクスチャは、
ご覧のとおりバンプマッピングが施されているのだ!

スタイルには、気が早すぎる感があるがSoul of ナイトメアをチョイス。
このジークのように身長を小さくすると、リーチ自体が短くなり立ち回りが厳しくなるが、
そのデメリットをカバーすべく攻撃力が少しだけ上乗せされる仕組みとなっている。

だがしかし、距離をあけてのけん制攻撃が肝となるナイトメアでは、
リーチが短いというのはあまりにも大きなマイナス要素。
対人戦では身長4ないし5の設定じゃないと厳しい戦いを強いられそうだ



こちらは異形化を右腕に移し、ソウルキャリバーのナイトメアに近づけたもの。
この半熟が固まると共に徐々に蒼くなっていった……とでも、いうのだろうか。

なお、このクリエイトには、DLC「オールドシリーズのヘッドパーツセット第1弾(100円)」及び
「SCVキャラクターパーツセット第2弾(250円)」のパーツが含まれている。
namcoめ、阿漕よのう



異形と化した腕の再現には、3つまで装着できる「特殊なパーツ」を使用した。
これはレッスルキングダムにもあった、角度や大きさ、装着箇所を自由に設定できるパーツで、
カラー変更は勿論テクスチャ変更まで可能なパーツも用意されているのだ



おまけで作成したソウルエッジ1Pカラー版イビルジーク。
頭部自体は数種類から選択するのみで細かい設定はできないが、
フェイスペイント項目にこの顔のような様々なものが用意されている。

その他頭部で変更可能な点はヘアスタイル・眉毛・目の色くらいで、大して弄ることはできない



次回は、ソウルキャリバー以降のナイトメア及びジークフリートのクリエイトを紹介予定。
私の剣と魂の物語は、まだまだ続くのだ。


今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。