おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

WWE2K14 ほんとにほんとにライオンだ

そろそろオリンピアの聞こえてきそうな時期となったが、君、変わりはないか。
私はといえば、先月患った風邪を長々と引き摺っており、夜半には未だ咳き込んでしまう始末。
いい加減医者に掛かればいいものを……と思うかもしれぬが、
ここまできたら自然治癒するまで意地を張ってやるのだ。


さて。


本日は、緑のマットの舵を取りつつも志半ばに倒れてしまった、箱舟の盟主を紹介させていただこう。
前作までとはひと味もふた味も違うリメイクされたエルボーの貴公子の姿、せっかくなので見ていっては如何か。




2K14版三沢光晴は、これまで培ってきた本ブログ式三沢作成術の集大成。
今回は特に印象的な皺のみを強調して再現し、意図的にアシンメトリになるよう作成した。
カスタムロゴは額からモミアゲ近くまでのフェイスラインの再現に1枚、眉に左右それぞれ1枚ずつ。

眉をあえてカスタムロゴにした理由は、
デフォルトの眉ではここまで目との距離を詰めることができなかったからだ。
賢明な君ならば既にお気づきであろう……
そうである、三沢っぽさを出す為の大事な要素のひとつは、この目と眉の近さにあったのである




入場衣装はレイヤー枚数を節約すべく、例のガウンをベースに三沢風のものに仕上げた。
このガウンは袖にも装飾が付いていることもあり、そう悪くない仕上がりとなったのではなかろうか




ひらひら背面はベースと同色にしてごまかし、「Misawa」の筆記体ロゴをカスタムロゴにて作成し貼り付け。
顔面にレイヤーを大量に割いた為、ガウンはこれで精一杯であった




直撮りの魅力、ピンボケ。
タイツのデザインはデフォルトのもののカラーが気に食わないので、
上からフラッグデザインを貼り付け新たに生成。
シルバーカラーに白い縁取りとなるよう色味を調節した




2着目は髭をシェイヴ済みのすっきりとした面持ち。
しかしそれだけでは飽き足らず、本ブログスタッフはまたしても暴走してしまう




ハッキリいって、ゴム死んでるよね。
あの川田戦での印象が海馬に焼きついたか、気づけば毎度作成してしまっている半ケツタイツなのであった




角度によっては非常にナチュラルな姿を見せる美尻。
タイツずり上げアピールが収録されていないのがつくづく悔やまれる




3着目は全日本時代を意識したコスチュームを作成。
ムーヴセット的にもなんとか問題なく戦えるので、今回は分けることなく同時収録とした。
ただ、細部にこだわるならば独立させたほうがいいのは明白だ。

このコスチュームでは、ベース三沢からヘアスタイル及び顔面の皺を変更し、
タイツとラインにはカラー調整を施した




4着目は本ブログ定番といえるリオンの再現に挑戦。
今回のリオンは、細部まで丁寧にリメイクすることを意識しての作成である




威圧感のある鬣にミスマッチな猫髭のかわいいマスクデザイン。
マスク左右端に微妙に余白ができてしまい寂しかったので、
その部分にカスタムロゴ製の付け足し鬣を貼り付けてみた。
結果、髭の立体感も際立ち一石二鳥である




マスクデザインはラインに微妙な照り返しを付けつつ、1枚で一息に再現。
マスクに貼り付けた後、微妙に歪んだラインや額の虎模様(虎?)等のエッジの足りない部分を
デフォルトのデザインで補い、粗を隠しつつメリハリをつけていくのだ




こちらはおまけ、ハヤブサに使用したカスタムロゴをまとめ保存しているものの一部。
この分割方法のおかげで、カスタムロゴ僅か3枚であのマスクを再現できたのである




ムーヴセット的にも体型的にも、そして心情的にも、どうしても別枠で作る必要のあった三沢光晴('09)。
皺をより深くし、ヘアスタイル変更後頭頂部付近に肌色にしたデザインを貼り付け、薄くなった頭髪を再現。
目元はアイメイクとフェイスペイントを用い、体調の悪そうな蒼褪めた表情となる様試行錯誤した。
このモデルは何れ独立記事として紹介したいところである




DLCで追加されたスピニングヒールキックは三沢にうってつけ。
チェーングラップルにも装備できるので、スタングラップル枠を消費せずに済むのもうれしいところだ




こちらもDLCムーヴであるリバウンドエルボーストライク。
喉元に背面エルボーを決めてくるりと一回転する素敵技なのだが、
アイリッシュウィップリバウンドにしか装備できないのが残念




ランニングセントーン1は酷いバグに見舞われている。
少しでもリングと平行でない状態で仕掛けると……


あらぬ方向に走り出し、見るものを不安に陥れる。
この時運悪くコーナー方向に走り出してしまうと、
なんとトップロープに勝手に登ってしまうという大惨事が発生する


無事ロープから帰ってくることができれば、身体を器用に90度回転させセントーンを見舞う。
なァにがやりたいんだコラァ!

この技に限らず、2K14はロープワーク一体型の技にバグが多いようだ




比較的容易に狙える、実用性の高い定番小ネタをひとつ紹介。
ダウン相手へのダイビングエルボードロップを、相手の起き上がりモーション中にうまく繰り出すと……


三沢風受身のダイビングエルボーアタックに化けるのだ!
これは他の技にも勿論応用可能で、例えば……


ダウン相手へのダイビングギロチンドロップも、
このようにスタンド相手の後頭部を押し潰す形でのダイビングギロチンとなるのだ。
デフォルト技でもコーナーグラップルに同様の後頭部ギロチンが収録されてはいるが、
コーナーグラップル枠を消費せずこの技を再現できるというのは大きいぞ




2K14で追加された新技ブルハンマーは、
相手のリストを取ったままテンプルに無慈悲なエルボーを打ち込む非常に痛そうな技だ。
相手は腰砕けになりぐにゃりとダウンする為、フィニッシュとしての説得力も十分であろう。

忘れてはならぬのが、この技にはキャッチフィニッシャー属性がついていること。
つまり、フィニッシャーに設定しておけば……








フィニッシャーアイコンのストックさえあれば、このようにダイビング攻撃をエルボーで撃墜できるのである!
この迎撃は場外へのダイブ攻撃やスワンダイブを食らった際にも発動可能なので、
試合の流れにそぐう場面で狙ってみるといいだろう。

ちなみにカタパルトフィニッシャーにも使用可能なのだが、
これは全く以って三沢らしくないので、永遠の封印技とするべし




三沢の新たなる代名詞となった必殺技、エメラルドフロウジョン。
これは、虎の幻影から解き放たれる為に必要な技だったのかもしれない




今回紹介した三沢は、'09モデルを除き既にコミュニティにUP済み。
4種の異なるモデルをじっくりと眺めていただければ幸いである。



今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。