おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

WWE2K14 札幌男・新生

WWE2K14 CAW新生プロジェクト。
それは、WWE2K14初期に作成したCAWを同シリーズ中に手直ししてやろうという、
ちょっぴりポジティヴな企画である。

さて今回は、2K14初期の時点のノウハウで作成された"いぶし銀"木戸修を、
新たに培ったテクニックで再々構築してみるとしよう。

はたして木戸はどれほどの変貌を遂げたのか……
気になる君も気にならぬ君も、せっかくなのでひとつ見ていっては如何か。


まずは前モデルとの比較画像をご覧いただこう。

頭部モーフィングの見直し、ぱっちりしすぎていた二重を奥二重風に変更、
眉間の印象的な皺の追加にミッドチークラインをはじめとしたデザインの貼り直し……と、全面的に改良。
ただ、ヘアスタイル周りはモーフィング以外一切弄っていない為、ヴァージョンは1.5に留めた




フヒナミノーズをヒントにし、デザインにて鼻筋を通すという新たな手法を確立。
分かりやすく赤・青で着色したのが画像左である。
このように2枚使用することにより、グラデーションをつけ肌に馴染ませているのだ。
効果のほどは、1枚目の画像を見ていただければ一目瞭然であろう。

最高を求めて終わりのない旅をするのは、きっと僕らが生きている証拠だから……である




ボディスキンも変更し、体格においてもモーフィングをいちからやり直した。
Ver.1.0と比較すれば、Ver.1.5の視線はまるでレーザービーム……である




入場コスチュームは全く弄ることもなく、例の木戸修法被のまま。
現時点ではこの1着しか作成しておらず、2着目以降のコスチュームは未だ手付かず。
何か作ってやろうかと、音楽をかけて計画をねりねり……である




さて、ここからはリニューアルしたムーヴセットの解説を。

くるっと腕を取り、下から蹴り上げ脱出。
チェーンレスリングにて奪われかけた主導権を取り戻す、木戸の印象的な切り返しムーヴだ。
代用には、足を頭部にあてがう動作が余計ではあるがイートデフィートを採用。
まあアレだ、雰囲気的には十分であろう




展開を有利に進める潤滑油的ムーヴ、フライングメイヤーからのフェイスカット。
稀に2連続で繰り出すこともある、会場を大いに湧かせる素敵技だ。
残念なのは、数シリーズ前には収録されていた両足でのフェイスカットがないことであるが、
今はこれで我慢し、夕焼けみたいに沈む気持ちを胸に仕舞い込む……しかあるまい




相手の腕を取り、勢いよくアームドラッグ。
木戸の躍動タイムを告げるムーヴである。
なお、実際は自らが倒れこむことはなく、勢いのよいヒップトスといった形で相手を投げる




相手をアームドラッグで投げた後は、ハンマースローからのドロップキック!
モーション的にはストロングストライクのドロップキック9がベストであろう。
いつもと違う角度から見た木戸はなんだか素敵……である。
少し顔を近づけたりはせぬが




コーナーダウン状態の相手への打撃は太腿への蹴りが主流であるが、
WWE2K14にそのような都合のよい技は用意されていない。
そこで、絶妙の距離調整によりストライクアタックのローキック2を当ててやるのだ




木戸の真骨頂、サブミッション。
この逆片エビ固めは、中盤に相手を痛めつける為に使うのもいいが、
あの前田からギブアップを奪った実績を鑑みれば、フィニッシュとして使用するのもひとつの選択肢であろう




もうひとつ印象の薄かった木戸の存在感を一気に引き上げたのが、このアキレス腱固め。
ドラゴンスクリューからの連続技として使用するのも、らしい



新生木戸のフィニッシャーは、これまでずっと鎮座していた脇固めを思い切って外し、
CAFにて作成したスイングネックブリーカーを装備。

今回は以前のCAFネックブリーカーのような余計な情景構築は省き、即繰り出す形のシンプルなものを作成した。
相手のショルダースルー狙い体勢を、或いは相手の突進をキド蹴りで制し、
そのままネックブリーカーに切って落とすのだ




激高したか、意地の張り合いにテンションが上がってしまったか。
いつかの藤原喜明戦では、顎を蹴り上げる非常にデンジャラスな変形キド蹴りを繰り出し、
一気にダウンを奪う場面があった。

オンラインマッチにおいても、
ヒールにこっぴどくやられた際や蹴りの応酬になった際にでも、アクセントとして繰り出してみるとしよう




もうひとつのフィニッシャーは、キドクラッチ代用のローリングピン。
S.O.S.とどちらにするべきか迷ったが、するっと入るモーションと固めた形で、こちらに軍配が上がった




終盤ならば一瞬でタップを奪う力を持つ脇固めは、チェーン及びスタングラップルのBPサブミッションに装備。
あらゆる場面でいつでも狙える様、複数個所に仕込んでいるのだ。

今回フィニッシャーから外した理由は、フィニッシャーだと相手にリバーサルモーションが発生してくれない点と、
フィニッシャーに指定してもランニングのカウンターには使用できない点、この2点である。

しかしこの脇固め、入りのモーションは遅い上ロープエスケープも不可能と、どうにも木戸には不向きの感あり。
これならば、いっそクロスフェイスで代用したほうがそれっぽく見えるかも知れぬ




「木戸飛ぶのかーッ!」
計算する木戸修 期待してる昇り龍……である




今回の記事、如何だったであろうか。

解説文に歌詞のような文言混ぜてしまいやがって、なァにがやりたいんだコラァ!
君の憤り、ごもっともである。
つまるところ、一体何が言いたいのかというと、あ〜ちゃんさんお誕生日おめでとうございます。


ええ……はい。


今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。