おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

WWE2K15 Oxidized Silver

2K15購入当初こそ欠点ばかりが目につき、完全に舌が喉奥に丸まり込んでいた本ブログスタッフであったが、
発売から10日ほど経過した今、私の中で妙な割り切りが完了した……とでも、いうのであろうか。
そうである、これはこれでいけるぞオイ!と十二分に満喫してしまっているのである。

CAFの削除もエントランスのモーション大幅削除も、割り切りと工夫次第でなんとかなる。
むしろこの制限の中でどう再現するのか、やり甲斐を見出してやればよいではないか。

ただひとつどうにもならぬのが、試合中のリプレイカメラの削除である。
これは、コマ送りしつつベストの角度を模索し、撮影する……という楽しみが根こそぎ奪われてしまった形であり、
本ブログにおいてはブログ用画像が従来のように撮れぬという、実に悲惨な影響を及ぼしやがってくれた。
結果、2K15におけるCAW記事ではまともな画像を用意できぬこととなってしまったが、
どうかそんな惨事は気にすることなく、斜めにでも記事に目を通していただければ幸いである。


さて、本日はまず2K14より面白味のある改善の施されたコミュニティ・クリエイションズについて書き流してみよう。

今回のコミュニティ・クリエイションズ(コミクリ、とでも略すべきか)は、基本的な仕様こそ2K14から変わらぬものの、
数シリーズ前に実装されていたクリエイターランクが復活している。
開始当初はブロンズランクであり、
アップロードしたCAWやムーヴセット等のDL数が増加するほどランクが上がっていくという、例のアレだ。

ただ、今回のランクシステムは以前のものとは一味違う。
というのも、なんとランクによりアップロード可能枠が制限されているのだ。
例えばブロンズランクならば、UPできるコンテンツ数は僅か5!
これはバックアップ目的でCAWをUPしていたプレイヤーにとっては辛い仕様かもしれぬが、
人気のCAWクリエイターのみ枠が増えていく……というのは理に適っているし、
クリエイトに対するモチベーションの上昇にも繋がる筈。
さらにはサーバーの負荷を合理的に減らすという、一石三鳥の画期的なシステムだと私は思うのだ。

ちなみに、コンテンツのDL数にも制限が設けられており、10DL毎に(恐らく)24hのクールダウンが必要となる。
これもサーバーへの負荷を減らす為の策なのであろうが、コミクリが快適になるのならば私は大いに歓迎しよう。

余談ながら、現在本ブログのUPしているCAWは

和田京平 (SPレフェリーマッチ用)
スティーブ・ウイリアムス
三沢光晴

の3体であるが、DL数がそうそう伸びるはずもなく、現在もランクはブロンズのまま。
こりゃランク上げの為にリバプールから風を呼び込むのも已む無しか……



さて本題、今回は2K15にてまたしても復刻された、いぶし銀で札幌なあのレスラーを紹介させていただこう。
2K14からデータを丸コピーすることなく、細部にさらにこだわった褐色ダンディの出来映えや、如何に。



まずはWWE2K14にて作成した2体の画像を、当時のいぶし銀記事から抜粋。
Ver.1.0から1.5で地味ながら大きく進化した姿を見せた木戸であったが、
今回はせっかくのリメイクの機会を活かすべく、さらなるキドっぽさを醸し出せる様意識しつつ作成に掛かった





そして、こちらがWWE2K15にて新生した"いぶし銀"木戸修の御尊顔である。
デザイン貼り付けによる皺はよりナチュラルに、ヘアスタイルのディテールもより豊かに。
まぶた周りも前モデルよりわざとらしさを抑えることに成功した





今回はディテールのみならず、どっしりとしたエラ部分の存在感を出すべく、
顎周りに色味と透明度を調整したデザインを貼り付け、焼き付けのシャドウを緩和。
上2枚の画像を比較すれば、その地味ぃな効果のほどが見えてくれるか





これまでモーフィングのみであったボディにも手を。
こんがりブラックなサイパンボディに映える、殊の外ブラックライダーニップルを再現すべく、
カスタムロゴにて描き胸部左右に貼り付け。
頭部のみならず、全身に容赦なく愛を注ぎ込むのだ





エントランスモーションは激減したが、それでも入場を見れぬほどではない……
というわけで、恒例の木戸法被もほぼ復刻ながら再現した。
なお、この"木戸修"の文字列は128×128サイズのカスタムロゴを文字それぞれに1枚、計3枚を使用している。
こうして分割することによりジャギーが軽減される他、貼り付けやすいという利点もあるのだ





木戸、リングイン
どんな相手であろうと、敬愛する師より受け継いだゴッチイズムを貫き通してやるのだ。

この2K15版木戸修、ムーヴセットに関してはほぼ2K14版と同じであるが、
2k15にて追加された新技の、太ももを蹴るコーナー打撃「Kick 2」と
スタングラップルの「Roundhouse Kick」を新たに組み込んであるのだ。
真・キド蹴りと言えるRoundhouse kickを画像で掲載できぬのがなんとも無念……




ツール自体は2K14と変わらぬものの、さらに作りこめる部分を探し煮詰めていく。
最高を求めて終わりのない旅をするのは、きっと僕らが生きている証拠だから……

む、まだ言うか。


今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。


#11.10 散らかった書き流し文を一部修正