おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

WWE2K15 頬に紅差す反体制

君、新たなるDLCの配信日が決定したぞ。
配信されるのは2K SHOWCASE : ONE MORE MATCH、配信予定日は2月3日。

配信自体は嬉しいものの、買ったところでオンラインにて使用できなければ意味はなし。
ただ、追加要素に関しては大いに興味があるので、配信後に情報収集だけはやりたいところである。


さて。


本日は、一作空白期間をおいての復刻となる稲妻戦士を紹介させていただこう。
美顔、美技、美声。
三拍子揃った最強の中堅レスラー……その出来映えや、如何に。



まずはベースモーフィング。
基本となるヘアスタイルには、毎度お馴染みのものを採用。
ちょうどよいボリュームのオールバックが他に無い為、仕方なくコレを使っているのだ




今回新たに試みたのは、ケンゴホッペ……ではなくリンゴホッペの再現。
まずは下地に京劇風のフェイスペイントを敷いてやり、色味と透明度を調節して肌に馴染ませていく




眉といった不要な部分は、肌の色に合わせたデザインで塗り潰してしまい、
その上からカスタムロゴ製の眉を貼り付け。
後はデザインを使用し、唇の色味からフェイスライン、
そしてほうれい線やミッドチークラインといった各種皺を追加した




瞼の色の境目が出すぎてしまっているのが気に食わぬものの、鼻の造形はまずまず満足。
この頬に紅差し手法は永源にも使えそうだ




少し引きで見れば頬の赤みがよく分かる。
その他ボディに施した処理は、ストロングなパンツの股上延長と、
若干ブラックライダーなキムケンニップルをカスタムロゴにて作成し、貼り付けた程度である




シューズ周り。
シューズはベースを白くし、靴底のカラーを再現。
靴紐とイナヅマ印はカスタムロゴ製だ




2着目は、伝説の反体制ユニット「平成維震軍」所属時のコスチュームを再現。
今回は藍色版も作成してみたぞ。

メキシコマットではパク・チューの名でトップルードに君臨した木村健悟
ヒールファイトはお手の物である




入場時は上胴着も着用。
今回はこれまで再現できていなかった半袖部分にも挑戦してみたが、どうか




朱の胴着版も勿論作成。
このコスチュームではヘアスタイルもタイニーポニーなものに変更してあるのだ




さらに時を遡り、最後の1着には反選手会同盟版キムケンを作成。
決意の表明として丸められた頭が、本ユニットの結束の強さを物語る




数多のイナヅマほとばしるキムケンタイツ。
若手時代に得意としていたスタンプホールドをパワーボムとして使いはじめたのは、たしかこの頃か




最後に、組み上げたムーヴセットの中から特筆すべき技をピックアップしてみよう。

・けん制用ボクシングジャブ(Boxing Left Jab)
 試合開始直後に使用。ボクシング経験者であることを最大限にアピールし、相手に恐怖を植え付ける

・ソバット(Back Spin Kick)
 ここ一番に繰り出す裏回し蹴り。ジェットセンター仕込みなのだ、その威力は推して知るべし

・アームホイップ(Arm Drag 2)
 序盤に使用。腕を捻り上げ、クイックに相手を巻き投げる

ダブルアームスープレックス(Butterfly Suplex 3) フロントネックチャンスリー(Hatch Suplex)
 ひそかに各種スープレックスの使い手でもある健悟。これはまず間違いなく猪木の影響であろう。
 余談であるが、最も猪木に近かったのは長州でも藤波でもなく健悟ではなかろうか

・相撲式ラリアット(Short-Arm Clothesline 2 (WCW Pack収録))
 ボクシング〜相撲〜歌手〜プロレスと渡り歩いた健悟の引き出しは実に多彩。
 滅多に出さない技だが、だからこそ印象深い

・ドリル・ア・ホール・パイルドライバー(Adjustment Piledriver)
 若手時代のフィニッシュ技。その強烈な落とし方により、怪我人が続出した技である。
 あまりに対戦相手を壊してしまう為、ついた異名はクラッシャー。そうである、初代破壊王はキムケンなのである

・右ストレート(Right Straight Punch)
 異種格闘技戦において、ケリー・ウィルソンをKOした一撃必殺のパンチ。
 対抗戦でもお見舞いしてやりたいところだ

・アトミック・ボムズ・アウェー(Diving Foot Stomp 2)
 トップロープからダイブし、片足で踏みつける荒技。
 解説の山本小鉄曰く、「木村は足首が強いからこの技が使える」。
 このコメントが、稲妻レッグラリアートの破壊力を暗に語っていると言えよう

・稲妻レッグラリアート(Single Leg High Knee
 説明不要、木村健悟の代名詞。
 この技もパイルドライバー同様怪我人だらけにしてしまった為、
 当てる箇所を喉元から胸に変更し、当て方もソフトに。
 それでも相手の鎖骨を折ってしまったので、サポーターを着用し威力を緩和したのである

・串刺し稲妻レッグラリアート(Corner Step-Up Enzuigiri 2)
 コーナーダウンの相手に、力の逃げ場の無い稲妻を叩き込む。ハッキリいってかなり危険である。
 この技はシグネチャー/フィニッシャーに装備することにより掴みモーションが省略されるので、
 より自然な形でそれっぽく繰り出すことができるぞ

・トライアングルスコーピオ
 さそり固めとリバースインディアンデスロックを組み合わせた、相手の足腰を破壊してしまう危険な関節技。
 がっちりと決まった後は両手が手持ち無沙汰になるので、仕方なくガッツポーズを取ったりすることが多い。
 余談であるが、この技の継承者は現時点では存在しない模様。やはり危険すぎたか


こんなレスラーも必要だからと、甘んじて中堅であり続けた木村健悟
一度でいいからIWGPのベルトを巻いた姿を拝みたかったなぁ……
そう呟きつつ、今日もキムケンでオンラインマッチに繰り出す、本ブログスタッフなのであった。


今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。