おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

WWE2K15 マスクを捨てて血を啜る

見知らぬガイジンから、CAWのリクエストをいただくことが度々ありましてね。
有り難い話ではあるんですが、
私、よーく見知ったレスラーしか作りたくないモンですから、その悉くを断っていたんだ。

そんなある日、またリクエストのメッセージが届いてまして。
でぇ、今度は誰かなーと読んでみますと、なんでも'00頃のギャングレルかエッジを作ってくれ!だとか。
あー、今回も断るパターンだなあ……と、そう思ってたんですが、ふと気づいてしまった。

私、ギャングレルのこと、よーく知ってるじゃないか。



直撮りしたまま放置されていた一枚。
これはモーフィングのみのすっぴん状態だが、
ガイジンフェイスはモーフィングで9割完成するといっても過言ではない




険しい眉間の皺とほうれい線をデザインにて加えただけだが、すっかり完成した感のある吸血鬼。
ポイントは、なんだか満足気な雰囲気の口元




専用とも思える歯が用意されてはいるものの、エディタ内ですら今ひとつ確認できんではないか。
もっとこう、牙を目立たせてくれりゃいいものを




明らかに彼用なトップスも用意されてはいるが、胸元がはだけていないのが玉に瑕。
こういう場合はカスタムロゴに頼るしかあるまい




胸元の開いたシャツにカスタムロゴ製の襟を貼り付け、あのシャツを再現。
ロゴは襟のみを描くのではなく、影も描き込んでやることで立体感を出した




鮮血滴るブラディ版。
この血の表現にはカスタムロゴは使用せず、デフォルトのデザインを組み合わせて仕上げている




だがしかし、私や君のような全日者ならば、どうしてもこちらを想起してしまうであろう。
そうである、とんだいっぱい食わせ者として記憶に残る、ザ・ブラックハーツの片割れデストラクションである




背中に線がありますねぇ!入れ替わってますよ!




ひそかに実力派タッグであったザ・ブラックハーツ。
だがしかし、我々の脳裏には不沈艦の椅子フルスイングによりマスク内部で大量出血……という惨劇と、
「イーッ!」と叫ぶ奇怪な姿のみが焼きついてしまっているのであった




いざリクエストに応え作成してみると、これが中々に楽しいもので、
あれよあれよと言う間に完成を迎えたギャングレル。
今やオンラインではメインCAWの一人として楽しむほどにお気に入りとなっており、
素顔でもマスクマンとしても大活躍しているのであった。

こんなこともあるんですねぇ……えぇ……はい。



今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。