断崖式レトロゲー談義 第九回 - 天使の舞うリング
気づけば第九回……すぐ飽きてやめるかと思っていた割には続いておるのう。
そうである、断崖式レトロゲー談義の時間である。
さて今回は、華やかかつ激しい闘いを楽しめる女子プロレスゲーについて語ってみよう。
格闘天使たち、ここに集結!
そっちかよオイっ!という声はさておき、今回は貴重なポリゴン女子プロゲー「全日本女子プロレス 女王伝説」をお届けしよう。
本作発売直前まで同じリングで戦っていた選手をかき集めて "夢の対抗戦" と銘打つとは、
皮肉というかなんというか
丸っきり内容を忘れている上にセーブデータも残っていない為、さながら新作気分でプレイ開始。
選択できるレスラーは総勢13人……君のお気に入りは収録されておるかのう
美神たちの宴を誰もが期待したが、本作におけるポリゴンモデルの精度はご覧のありさま。
見よ、三田の鬼気迫る表情!
渡辺だって負けちゃあいない。
いや、これはこれでかなり似ているような……
顔はさておき、本作における技のモーションは実に秀逸。
モーションキャプチャだぞ!と強調しているだけのことはあり、その再現度はかなりのものである。
ただ、モーションデータを加工せずそのまま使ってしまったのか否か、全体にスピード感が死んでいるのが玉に瑕だ
デスレイクドライブといった大技も完璧に再現。
ひょっとしてアクターによるモーションキャプチャではなく、全て本人実演なのであろうか
アジャのフィニッシャーのひとつ、裏拳。
選手によっては複数のフィニッシュ技が用意されているぞ
こちらもフィニッシャーの垂直落下式ブレーンバスター。
残念ながらon the アジャ缶とSSDは収録されていない
100kgオーバーの体を浴びせて押し潰す殺人技、雪崩式水車落とし。
威力もアピール度も満点の、まさに必殺技である。
コーナー技は全て通常技の為、当然この技も序盤から狙えるが、
相手が元気な内は前方回転エビ固めで返されてしまうことがほとんどなのであった
女子プロ界を象徴する大技、ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス。
ゲームならばコーナー始動でなくともアジャを投げることができる!
フィニッシャーはサイクロンではなく、ジャパニーズ・オーシャン・バックドロップ。
雪崩式にビクトリー・スタードロップを期待したが、どうやら収録されていないようだ
アジャのバックドロップが左抱え!こりゃスゴイ!
と思いきや、このバックドロップは数人に使い回されていたのであった。
しかしながら、このモーションがアジャのものであることは誰の目にも明らかであろう
前川渾身のリバーサル。
ちなみに、本作のリバーサルは投げられ中にR1を連打するだけという簡単仕様。
あとは内部の計算によりリバーサルが発動するか否かが決まるのだ
本作で楽しめるモードは僅か2つ。
ひとつは純粋に対戦や観戦を楽しめるチャレンジマッチ、
そしてもうひとつは勝利を重ねてチャンピオンを目指すWWWAランキングマッチだ
せっかくなのでシングルベルト戴冠履歴のない前川で挑戦してみることに。
いやしかしその……なんとも言い難きモデリング……。
む、そういえば本作は△ボタンで決定すれば別コスチュームで楽しめる仕様であった。
そちらはきっと素晴らしい筈!
さて、ここからは試合の様子を動画にてご覧いただこう。
まず1試合目はアジャ・コング vs. 堀田祐美子。
カードからしてハードな内容が想像できるが、その結末や如何に
2試合目は前川久美子 vs. 豊田真奈美。
本作の売りのひとつである、選手自らがスタジオ収録した叫びや悲鳴を堪能いただきたい。
試合さながらのテンションで叫ぶ豊田、台本棒読み感丸出しの前川……そのギャップもまた本作の魅力!
WWWAランキングマッチをクリアすればエンディング。
晴れてチャンピオンとなった前川だが、その目前に立ちはだかる伝説のレスラーが一人。
どうか、病に打ち勝って……!
一見出来の悪いプロレスゲーだが、光る部分も多数あり。
もし君が本作を未プレイならば、機会あらばプレイしてみることを推奨する。
ダッシュボタンひとつでぎえぇぇぇー!と叫ぶ豊田真奈美を楽しめるのは、本作だけだ。
そのプロ根性、お見事!
今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。
そうである、断崖式レトロゲー談義の時間である。
さて今回は、華やかかつ激しい闘いを楽しめる女子プロレスゲーについて語ってみよう。
格闘天使たち、ここに集結!
そっちかよオイっ!という声はさておき、今回は貴重なポリゴン女子プロゲー「全日本女子プロレス 女王伝説」をお届けしよう。
本作発売直前まで同じリングで戦っていた選手をかき集めて "夢の対抗戦" と銘打つとは、
皮肉というかなんというか
丸っきり内容を忘れている上にセーブデータも残っていない為、さながら新作気分でプレイ開始。
選択できるレスラーは総勢13人……君のお気に入りは収録されておるかのう
美神たちの宴を誰もが期待したが、本作におけるポリゴンモデルの精度はご覧のありさま。
見よ、三田の鬼気迫る表情!
渡辺だって負けちゃあいない。
いや、これはこれでかなり似ているような……
顔はさておき、本作における技のモーションは実に秀逸。
モーションキャプチャだぞ!と強調しているだけのことはあり、その再現度はかなりのものである。
ただ、モーションデータを加工せずそのまま使ってしまったのか否か、全体にスピード感が死んでいるのが玉に瑕だ
デスレイクドライブといった大技も完璧に再現。
ひょっとしてアクターによるモーションキャプチャではなく、全て本人実演なのであろうか
アジャのフィニッシャーのひとつ、裏拳。
選手によっては複数のフィニッシュ技が用意されているぞ
こちらもフィニッシャーの垂直落下式ブレーンバスター。
残念ながらon the アジャ缶とSSDは収録されていない
100kgオーバーの体を浴びせて押し潰す殺人技、雪崩式水車落とし。
威力もアピール度も満点の、まさに必殺技である。
コーナー技は全て通常技の為、当然この技も序盤から狙えるが、
相手が元気な内は前方回転エビ固めで返されてしまうことがほとんどなのであった
女子プロ界を象徴する大技、ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス。
ゲームならばコーナー始動でなくともアジャを投げることができる!
フィニッシャーはサイクロンではなく、ジャパニーズ・オーシャン・バックドロップ。
雪崩式にビクトリー・スタードロップを期待したが、どうやら収録されていないようだ
アジャのバックドロップが左抱え!こりゃスゴイ!
と思いきや、このバックドロップは数人に使い回されていたのであった。
しかしながら、このモーションがアジャのものであることは誰の目にも明らかであろう
前川渾身のリバーサル。
ちなみに、本作のリバーサルは投げられ中にR1を連打するだけという簡単仕様。
あとは内部の計算によりリバーサルが発動するか否かが決まるのだ
本作で楽しめるモードは僅か2つ。
ひとつは純粋に対戦や観戦を楽しめるチャレンジマッチ、
そしてもうひとつは勝利を重ねてチャンピオンを目指すWWWAランキングマッチだ
せっかくなのでシングルベルト戴冠履歴のない前川で挑戦してみることに。
いやしかしその……なんとも言い難きモデリング……。
む、そういえば本作は△ボタンで決定すれば別コスチュームで楽しめる仕様であった。
そちらはきっと素晴らしい筈!
さて、ここからは試合の様子を動画にてご覧いただこう。
まず1試合目はアジャ・コング vs. 堀田祐美子。
カードからしてハードな内容が想像できるが、その結末や如何に
2試合目は前川久美子 vs. 豊田真奈美。
本作の売りのひとつである、選手自らがスタジオ収録した叫びや悲鳴を堪能いただきたい。
試合さながらのテンションで叫ぶ豊田、台本棒読み感丸出しの前川……そのギャップもまた本作の魅力!
WWWAランキングマッチをクリアすればエンディング。
晴れてチャンピオンとなった前川だが、その目前に立ちはだかる伝説のレスラーが一人。
どうか、病に打ち勝って……!
一見出来の悪いプロレスゲーだが、光る部分も多数あり。
もし君が本作を未プレイならば、機会あらばプレイしてみることを推奨する。
ダッシュボタンひとつでぎえぇぇぇー!と叫ぶ豊田真奈美を楽しめるのは、本作だけだ。
そのプロ根性、お見事!
今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。