おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

剣戟格闘の新たなる形

CAW作成の手を妨げるゲームが数本。
1本1本それぞれに魅力があり、ついうっかりハマってしまうのである。

というわけで今回は、今月16日よりGwGにて配布されている剣戟格闘For Honor について、
適当に書き流してみるとしよう。



For Honorは、ナイト・ヴァイキング・侍の3勢力が争う物語。
マルチプレイが主軸ながら、シングルキャンペーンも高い質とそこそこのボリュームを誇る




グラフィックは非常に美しく、モーションも素晴らしい。
特にモーション面は、モーションマッチングという超力技な技術が功を奏しており、
いかなる場面でもぎこちなさを感じさせない流麗な動きを実現している




シングルキャンペーンはステージクリア型となっており、3勢力それぞれに物語が存在する。
ステージ内の敵種は、ロックオンなしに切り捨てられる雑魚、ガードを使用してくる中堅、
しっかりロックオンしつつの攻防を迫られるボス級と、プレイヤーを飽きさせない構成でプレイヤーに迫る




ステージのボスには特殊なタイプも存在する。
例えばナイトのストーリー終盤では、ヴァイキングの親玉格が手懐けた狼をけしかけてくるのだ




狼の攻撃を丁寧に弾いて処理しつつ、ボスにも攻撃を仕掛けていく。
ちょうどよい塩梅の忙しさでプレイヤーを楽しませてくれるぞ




ボスとのデュエルでは近接カメラに切り替わり、大迫力の剣戟を味わうことができる。
3種の構えとその攻防システムがうまく機能しており、高度な駆け引きを簡単操作で楽しめるのはお見事




ボス級の相手にとどめとして繰り出すことのできる、処刑ムーヴ。
これを行うことにより、視覚的な刺激は勿論体力も少々回復するため、積極的に狙っていきたいムーヴである。
しかしアレだ、このモーションで首が無事とは到底思えんのであるが……




不審に思い北米版にて試してみると、案の定であった。
血生臭さを取るか、丁寧に吹き替えまでされたローカライズ版か……うーむ、実に悩ましい




余談ながら、マイフェイバリットウェポンであり、
ソウルキャリバーに登場してほしい武器種No. 1(本ブログ調べ)であるフレイルが、本作には登場しているぞ!
ハッキリいってこれだけのためにプレイを開始したといっても過言ではない




だがしかし、フレイルのヘッドを叩きつける処刑ムーヴでも頭部は潰れることなく、謎の斬首状態なのであった。
これならばローカライズ版で十分であろう




想像していたよりも遥かに質が高く、ソロでもマルチでもたっぷり楽しめる本作。
キャンペーン、PvPそしてPvEと全てのモードでオンラインCO-OPを楽しめるので、
容量は44GBと大きめながら、ひとつ無料配布期間中にDLし遊んでみては如何か。


今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。