おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

眼福地獄 #2

さて本日は、前回に引き続き地獄サバイバルホラーAgony記事第2弾をお届けしよう。
今回はクリア後のお楽しみについて紹介していくため、
真っ新な気持ちでプレイしたい君は続きを読んではならぬぞ。



クリア後に解禁される、新たなる旅路……




本編のエンディングに到達すれば、データを引き継いで遊べるニューゲーム+が追加される他、
Agonyの目玉のひとつであるサキュバスモードが解禁される。
このモードは、マップ自体は本編の使い回しだが、クリアまでの道程は異なるといった寸法だ




本編では苦戦した此奴らも、サキュバスならば爪の一撃で屠ることが可能。
転がる人間玉な悪魔は爪で一時的に動きを止めることはできるが、轢かれると死亡するので注意が必要だ




RTでいつでも取り出せる鮮度抜群な心臓。
取り出した状態でLBを押せば、指をぶすぶすと突き立てて楽しめるぞ




心臓は3つまでしかストックできないので、減ってきたら殉教者から補充だ。
専用に用意されているハートリップアニメーションに、殉教者も思わず満面のジャッキースマイル




本編ならば掴まった瞬間死亡確定であったオノケリスであるが、
サキュバスならば不意を突かれても取っ組み合いになるだけで済む。
LTRTで余裕を持って振り解き……






心臓ゲットである。
で以て、この心臓は何に使うのかというと……




あの強靭なチョルトを倒すのに必要となるのだ。
見よ、目前で心臓を突けば、呪いか否かチョルト悶絶。
このままLBを押下しておけば、最後に心臓を握り潰し、チョルトは絶命するのである




収集アイテムは本編と共通となっており、取りこぼしをサキュバスで集めることも可能。
ただし、知識の果物といった一部のアイテムはサキュバスでは拾えないぞ




見え辛いが、壁面に金色に輝いている骨はサキュバス専用の掴み場所。
この骨伝いに飛び移り、サキュバスなりの道を切り拓いていくのだ。
余談ながら、サキュバスはデスティニーラインを使用できないため、本編よりも迷いやすいのが玉に瑕




ひと目で判るサキュバス印、サキュバス専用ドア。
このドアを潜ることにより、本編では侵入できなかった領域に踏み込めるというわけだ




サキュバスドアの奥には、3Dモデルビューワー用のスキンが置かれていることが多い。
ハッキリいって3Dモデルは見応え十分なので、なんとか全て集めたいところである



ハイハイする老人の顔をした赤子を踏みにじり、謎の生物の餌として崖下に蹴落とすサキュバス
そうである、サキュバスモードには専用のカットシーンもいくつか追加されているのである




操作性が酷い?ステルス要素が稚拙?パズルが退屈?
君、ここは地獄なのだ……その程度のAgonyは当然であろう。
それよりも眼前に広がる絶景を、そして響く怨嗟の声を味わいたまえ。
それこそが、本作の正しい楽しみ方だ。


今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。