おにてん工房

大本営霧散につき已む無く転進

唸る群衆エンジン

安価な定価を見るに、明らかに低予算。
だがしかし、私はどうしても群衆エンジンとやらをこの目で確認したくなってしまったのだ。

というわけで今回は、同タイトルの映画を題材とした新作ゾンビゲーの彼是を軽く書き流してみるとしよう。


日本ステージも収録されているWorld War Z
はたしてその日本っぷりや、如何に





本来はDLCの予定であったエピソード4: 東京は、2つのステージが用意されている。
他のエピソードは3ステージ構成なので、現時点ではやや物足りなさを感じるが、
更なる東京ステージを無料アップデートで追加予定とのこと




キャラクタはずらり16人。
とはいえ、エピソードにより固定されているため自由に選べるわけではない。
なお、日本人キャラクタが5人も収録されているものの、残念ながら日本語字幕はなし




エピソード2にて使用可能なタツミブンコ姉さん。
本作はキャラクタとクラスが完全に分離しているため、好みのキャラクタで遊んで問題なし。
なお、本ブログスタッフのお気に入りはマツモトタツ




ステージ序盤は、少数配置されているゾンビをサプレッサ装着の武器で倒していくのがセオリー。
発砲音の大きい武器を使用してしまうと、たちまちゾンビが集まってくるのだ




唸る群衆エンジン。
この画像では少々分かり辛いが、奥に見える黒い人影は全てゾンビ!
ダッシュで数百のゾンビが近づいてくる様は圧巻の一言




映画版よろしく、折り重なって壁を這い上がるゾンビも必見。
ここにグレネードを放り込む快感は本作ならでは




売りのひとつとして挙げられていたゴアシステムはなかなかのもの。
頭部手足の欠損はもちろん、モツの描写もご覧のとおりである。
このゴア表現が襲い来る全てのゾンビに適用されているのだから、お見事としか言い様がない。
いやはや、よく処理落ちしないモンだ




東京ステージは、海外産であることを鑑みればかなりの日本風味を醸すことに成功している。
これ見よがしの紅葉はさておき、狭い道幅に空を汚す電線と雰囲気は上々だ




うーむ、悪くないのう






一方貼り紙系は海外風味満点。
これもまた楽しみのひとつか




やはり存在した鳥居




クラスは6種用意されており、レベルはそれぞれ30まで。
スキルは縦列からひとつをチョイスしてビルド可能だ




武器は使い込むほどに上位のものがアンロックされる(ゲーム内通貨で購入の必要あり)。
特典である金武器は強力ながら、経験値がもらえないので注意するべし



購入直後の感想は「やっすい」であったが、
プレイを重ねるにつれよい面も見えてきて印象は良好。
操作性はいいし、マッチングも現時点では問題なく機能しており手軽に遊べるのがよい。

そしてなにより、本作最大の特徴である群衆エンジン!
正直思っていたほどではないものの、本作でしか味わえない迫力は一見の価値ありと言えよう。

まぁアレだ、$40でこれなら上出来だ、ウン。



今回はこれにておしまい。
次回更新にて、また会おう。